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H23年7月2日 中国/大姑娘山5038m・登山3日目

メコノプシス・ホリデュラ もう少し蒼い様な気がしました・
 登山3日目:朝から小雨が降る、馬に預ける荷物、サポータさんへ預ける分、自分のザックと分けてBCから出発する。BCからは初め急な登り、テント場から戻る感じで老牛園子へ広い幅の登山道を歩いているが、馬道から外れてお花畑の中を歩いて行きます。見たことのない花が咲いてます、小休止。
 雨と霧で視界は余り有りません、柊がまばらに生えてて空いた所は草原です・お花畑を直線的に歩いく。緩い尾根状の踏み跡は薄い有るか無いかの道を、お花畑を突っ切るようにガイドが歩いて行く。少し見通しが良くなるとカール状の底を歩いていて草原尾根に登る。
 日本人の感覚は、おいこんな登山ルートを外れて大丈夫か?花を踏んで歩いていけなような気がしますが。お構い無く草原の歩きやすい斜面を登っていく。しっかりした広い道は馬道と考えた方が良いようだ。
 日本語ガイドの陳さん言うには馬が先かヤクが踏むか人が先に踏むのかだそうです。雨が止んで霧も上がってきた天気が良くなりそうです、登山道でもない所で休むメンバー。低い灌木はツツジです、薄紫色の小振りな花を付けてますこの辺りから一杯群生地になっています。撮っても絵になりにくい。
 段々と高度が上がって来たのが判ります空気が薄くなってきた。右手の岩山に沿って上がっていくような塩梅です。
 ヤクが10頭単位であちらこちらに放牧されていて、C1テント場より高い尾根に居たりします。あんな急斜面何処から上がったの?。
 少し急な斜面で休んでそこを登ると広い登山道が通ってた。なだらかな尾根を登っていくと右に涸れ沢が有ります、道は沢沿いになり、サポータの楊おじさんが沢の中を歩いて行き手招きします。ブルーポピーが咲いてました。念願の花を見られて喜ぶ。
 沢で写真タイムを兼ね昼食になる。高度は4100m付近です。
 食後ブルーポピーを探しながら、エーデルワイスや紫のケシ、キバナノアマナの仲間等花を楽しみながらなだらかな道をC1へ。
 平らな草原状の山道を歩いて行く、両側はお花畑でプリムラの花が多く咲くエーデルスも咲いてる。C1の手前では管理局建物を工事中です。アーミーが駐屯してるの?兵隊さん見たいで迷彩服を着てたりします。
 ガスが上がり大姑娘山がはっきりと岩山の全貌を現しました。近く感じますがまだC1が4300mですから標高差が700mもあるのです。左手の低い所がコルになってます。
 高度4300mのC1に着いたが自分は高山病の影響はあまり受けてない。体調は普通ですが食べ物が余り進まない。オカユだと1椀おかずも少し辛いしザーサイも苦手です。メンバーの女性1名が少し影響が出ていて食事が食べられない。他のおじさん連中は皆さん元気です。
花のスライドショー
 夕食前の散策をふらふらと歩く、崖に近い方の斜面には背が高く30センチ程の黄色のメコノプシス・インテグリフォリアが沢山咲いてるそしてベンケイソウ岩屑の中に咲いてる。風当りが強いのか草原には紫のメコノプシス・ヘンリキが背が低くちじこまる様に咲いてる。お花の撮影とスッケチをしてた又歩き始めたら大きな動物がサッーと逃げて行きます猫?。後で聞くと1m位は有るヒマラヤ・マーモットです。
 陳さんに写真を見てもらい判りました。後で穴を幾つか見ましたが結構な大きさでハンドボールより多きいくらいの巣穴です。
 花の名前は素人の管理人が付けました、自分で調べた範囲ですが、もし間違いにお気付きの節はご指摘下さい。花が多くて花名も判らないものが多いです。
コースタイム:BC8:55~10:20標高4000m10:30~11:25涸れ沢12:20~キャンプ1着13:50   歩行数 6557歩  思いも掛けず歩数が少ない?

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