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H24年1月7日鈴鹿・霊仙/汗ふき峠

榑ヶ畑・山小屋かなや前にて。
 新春を迎えて皆さまのご健康とご多幸をお祈りいたします。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

 初春を迎えて山へと思っていましたが、雲多く悪天の日が続きます。北ア等で遭難が有りました。山は悪天続きのようです。
 私が初登りに選んだ霊仙山でも遭難騒ぎがあったそうです。駐車場の兄さんの話を聞きましたヘリコプターが出動したそうな。
車の轍はすぐ無くなる。 獣のトレースのみの夏期登山口。
  私が初登りに選んだ霊仙山でも遭難騒ぎがあったそうです。帰ってから調べると有りました、遭難記事です

 関ヶ原から国道21号を醒ヶ井へ進む、国道も醒ヶ井養鱒場までも道には雪が無。道路脇には残っている。8時10分程に養鱒場南口の榑ケ畑林道入口に到着した。轍が有るのでそのまま雪道へ侵入するが10mも行くと車の腹が擦って前進できない。轍は軽四トラックの物だ。進めないのでアスファルトまで戻ってチェーンを取り着けようとする。自分の横を駐車場へどんどん車が入ってくる。見ると釣り竿を持参。道路では危なくてチェーンがはめられない。
 あきらめた時、四駆の人が「私小屋の者ですが山へ登られるのですか?」と聞かれる。「えーそうだけど」。「遭難騒ぎが有ったばかりなので気を付けて下さい、雪が深いので戻ります」と四駆の人は帰って行く。
 とうとうチェーンはあきらめてここから歩くつもりで駐車場へ車を止めることに。駐車場の兄さんが来たので駐車料400円を支払います。
 兄さんに「泊りかですか」と聞かれる。「自分日帰りです。」そのあと「遭難騒ぎが有りましたズッート車が停めたままなので、警察へ連絡したら遭難ということで警察からヘリコプターが出て救助されましたよ、今人が入っていないので気を付けて下さい。」とここでも注意とアドバイスを受ける。
 感謝です。
登山口の登山ポスト。 榑ケ畑廃村跡の石垣と雪に埋もれる水路。
 H18年の時も雪が多かったけど18年までは多くない、18年の時はトレースがしっかり付いていて3時間半程で山頂に立てた。
今回も麓からの歩きだしです。雪が多いけど歩きだすと100mも行くと軽四の轍が引き返してる。
 雪の林道歩きです、板をザックに付けてるから少し重い。つぼ足で歩いて20分も行くと足首上まで潜るのでスキー板ははく。
 林道のスキー歩行です板の裏にはシールを付けてかかとが上がります。雪の上に杉の落ち葉が落ちて、時々水の湧く所は雪が解けてる。空は雲が出てて時たま小雪が舞う。
 段々と積雪も深くなる、ストックを逆に刺すと25センチは刺さり下のアスファルトへあたる。雲が切れて青空が見え出す。着込んでるので汗をしっかりとかく。
汗ふき峠下。 汗ふき峠
 2時間弱も時間がかかり登山口へ着く、辺りは一面白くて結構ここまでシンドイ。東屋で休んでかなやへ向かう。雪が深そうなので板をはいたままで進む。かなやの手前で水路が有る為板を外す。つぼ足だと雪が深いのが身にしみて判る、足が深く潜る。
 かなやで小休止してから汗ふき峠まで登る、林道を歩いてる時は展望台までは行けそうに思ったが、単独の為とても時間が掛る、この雪の様子だと午後2時を回ると思い汗ふき峠までとする。やはり年からくる体力の衰えを感じます。しゃにむにという心が無くなりました。
 
 つぼ足ラッセルしながら峠に出て見ると風が強く吹き付ける。寒いのですぐ峠で折り返し、かなやの前で昼食とした。食後シール歩行で登山口まで出てから林道はスキーで下る。
 板が滑る植林帯の所と日差しが辺る所は雪が腐って前に進まない、手でこいで進んでいく。
 気持ち良く滑れなかったが初滑りも出来て満足。山頂から滑るのはまたの機会にしました。
コースタイム:醒ヶ井養鱒場8:40~9:00シール歩行9:10~10:30登山口10:40~11:05榑ケ畑・かなや11:15~汗ふき峠11:45~11:55かなや12:20~12:40登山口12:45~スキー~駐車場13:36

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