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H24年11月2日鈴鹿/竜~静ヶ岳

竜ヶ岳山頂を下り始めると霧が吹き飛ばされる。
  自分は毎日が日曜日なので良い日を選んでる積りが、行ってみると雲・雲です。
 今日は晴れ間も有るかと・・・・甘い期待、実際山は冷たい雨と強風でした。竜ヶ岳山頂部は風雨が吹き付け・・・。持ってる装備は一応冬の帽子と手袋は毛の軽い冬物。ゴアの雨具だけで冬山用のヤッケなんかはまだです。
 石榑峠へ着いた時は雲が西から東へ流れてますが雨はまだ大丈夫、東の伊勢湾が見えていました。
 しぶしぶでも雨と霧の中を歩くなんてほんと久しぶりです。
石榑峠上の岩場より伊勢湾。
 天候:山は雨・霧・強風、単独。
 
  自分は毎日が日曜日なので良い日を選んでる積りが、行ってみると雲雲です。
 今日は晴れ間も有るかと・・・・甘い期待、実際山は冷たい雨と強風でした。竜ヶ岳山頂部は風雨が吹き付け・・・。持ってる装備は一応冬の帽子と手袋は毛の軽い冬物。ゴアの雨具だけで冬山用のヤッケなんかはまだです。
 天気の格言を言うなら朝日が出てて空は真っ赤な朝焼けなのです、これからは下り坂なんです。
 予報は麓の石榑南・菰野町は晴れのマークでした。しかし念の為確認した滋賀県長浜市は雨の予報だったのです。冬になると鈴鹿の山中は長浜の予報がぴったりと当てはまる。
 石榑峠へ着いた時は雲が西から東へ流れてますが雨はまだ大丈夫、東の伊勢湾が見えていました。
 
 実際歩いていくと冷たい雨と強風でした。竜ヶ岳山頂は風雨が吹き付け、中腹でザックに仕舞い込んだカメラを出す余裕が有りません。
 雨と霧の中を歩くなんてほんと久しぶりです、少し前の南アルプスやずっーと若い頃の白山・北ア・南アの時は縦走なので雨を歩いた日が有りました。ぼっーとした霧の中はなんか懐かしい雰囲気です。マイナスイオンで安らぐのか、周りがぼんやりしてるので母の胎内に居るような感じなのですかね。
U字に抉れた登山道。 重岩と山頂部
 三重県側から石榑トンネルを抜けて滋賀県側へトンネルを出た直ぐに右折、石榑峠への林道へ進む、峠まで5キロ。途中山面崩落した跡の一時的補修された所を通る。折れ曲がった舗装道路に砂が流れた跡、この葉が流れて溜まってる。

 石榑峠~重岩:登りだしから急坂です、U字状に登山道がえぐれてます。脇には新しく踏まれた踏み跡が縄の目のように上へ続く。間もなく鎖とロープの掛る小岩場が有ります。そこを越えてU字道は表土が流され白砂・花崗岩が出てる。次に平坦な白砂の所を越えると、急坂延々と続く。
 急坂を上がっていますと曇りだった空から雨が落ち始める、もう少しもう少しと濡れたまま歩く。重岩横の水平道で小休止、雨具を着る。肩に掛けてたカメラを急ぎザックへしまう。
 そこから直ぐに重岩でした。
カエデの紅葉。
 重岩~竜ヶ岳~治田峠分岐:岩からは急坂が続く、道は石ころごろごろで歩き難い。道の両側のシロヤシオの木が赤く紅葉してます。右手下の斜面にシロヤシオの形良い大きな木が有りますが帰り雨が上がってたら写す予定で通る。雨がビシバシと雨具に当たる。上へ登るにつれて風も強く感じます。
 急坂をヨロヨロ登ると両側が笹道になる。ここからは風も雨も強まり、霧で視界が50m程で山頂は見えない余程に遠く思える。左腕辺りに雨が当たり冷たく感じます、手先も冷たいです。
 
 山頂が見えると2名の登山者が立ち止まってる。山頂へ着いてもザックに仕舞い込んだカメラを出す余裕が有りません。挨拶だけして行こうとすると「何処から来て何処まで行くのですか?」と聞かれます。石榑峠から静ヶ岳まで行きますと返事する。ご主人の方が自分も行くと言われる、奥さんの方は下られるそうです。
 山頂は水びたしで三角点の横の方向標示岩の下は水溜まりになってる、水を避けてほたが谷の道標の有る登山道を下り始める、直ぐ治田峠の道標も有る。
 笹原の間に登山道が伸びて行く。

 下り始めると一瞬の間ガスが吹き飛ばされて笹原と紅葉が見える。ザックからカメラを出すが直ぐに又霧の中に戻る。雨も小降りなの、濡れて冷たい手袋を毛の物に替える。平坦な登山道を行くと道は水溜まりだらけで、歩くと靴が泥どろになる。雨なのでしょうがないです。
 治田峠とほたか谷分岐へ着くと先程の登山者さんが休んで見える。「お先へ」と言って先へ進む。カメラを出してる間に追い越されたのです。
縦走路と静ヶ岳の分岐点。 山頂・肉眼では霧は気にならなかったのに。
オオイタヤメイゲツ?の紅葉、一番下の画像と葉は同じようなんです。
 治田峠とほたか谷分岐~静ヶ岳:縦走路へ入ると途端に道幅が人の足幅程に狭くなる、道には落ち葉は溜まり道は隠されています。道は狭いながらも笹や草の中へ続いて下って行く。直ぐ尾根状になり右手にヌタ場有る地形になります。ヌタ場の先に綺麗に紅葉したモミジが有りますが、雨模様なので先へ進む。周りは紅葉した斜面が見て取れるがまだ緑葉も有る。下りきると道はタワ状のくぼ地で下草はシダが茂ってる所は泥道です。そこからは少し登り坂になり紅葉した森の下をのんびり歩いてく感じです。
 足元は落ち葉で覆われていて道らしい所を登って行く。色付いた木々が多くなると紅葉も黄葉と言った感じです。葉が少し茶色になってるので風で擦れたか枯れた葉も交り真っ黄色の森とまで行きませんが美しいです。近くで鹿の鳴き声がする、暫く尾根道を歩いて行くと左から右へと鹿が二頭50m先を通り抜ける。
 分岐点で小雨なのでカメラを出して紅葉を撮影する。その後尾根状の道を歩いて山頂へ着く、と静ヶ岳と縦走路の分岐で先行されていた先程の登山者さんと出合う。HPの話をしました。

 帰路は来た道を黙々と帰り、竜でも風雨の為素どうりして車へ戻り昼食を取りました。
縦走路脇の池、池に雨の落ちる波紋。
咲いてたアザミ

紅葉のオオイタヤメイゲツ
コースタイム:石榑峠9:20~10:00重岩側水平道10:10~10:40竜ヶ岳~分岐~11:53静ヶ岳11:55~竜ヶ岳12:50~石榑峠13:37

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