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H24年2月17日鈴鹿・霊仙山・藪スキー

拡大出来ます。下山時雪も止み、五合目見晴台より長浜方面を望む。
 前回1月に霊仙へ登りに来ましたが、積雪多くトレース無。汗ふき峠で12時近くになったのでとても山頂までは無理なので引き返しました。今回先日雨も降って林道の雪が減ったかと思い再度出かけてきた。
 山頂は視界は無く風雪、風に向かい目も開けられない。冷たい・痛い・寒い。少しの間居ただけで石くれと雪の斜面を歩いて少し下る。雪が多くなった辺りで風下を向いてスキーのシールを外す。
榑ヶ畑林道の様子。 かなやの自動販売機、発泡酒が見えない、持参してないから飲みたいが帰りも有るので買わない。
 前回1月に霊仙へ登りに来ましたが、積雪多くトレース無。汗ふき峠で12時近くになったのでとても山頂までは無理なので引き返した。心残りなので今回雨も降って林道も少しは雪が減ったかと思い再度出かけてきた。
 天候曇り雪、風有り。朝の出発時には濃尾平野は燦々と太陽が出ていましたが、関ヶ原へ近ずくと降雪。強烈な寒波が来ていてここ滋賀県米原市醒ヶ井付近は雪です。
 国道21号線と醒ヶ井駅から左折して養鱒場へ向かう道は、アスファルトも出てて雪で路面は濡れてるが普通に通行出来ます。養鱒場奥の榑ヶ畑林道へ轍が残っていたので突っ込んで行く。しかし100mも進むと轍は消えていてやはり車が進まない。積雪量は前回と同じ状態です車で先へは進めん。仕方なく戻り食堂の広い駐車場へ駐車しておばちゃんに400m円を支払う。「気お付けて行ってきてね」と言われる。「ありがとう」。
 準備して歩きだす。
 養鱒場~かなや:
 前回より積雪は減っていてアスファルトの出てる所もある。雪に上にトレースが残っています、道が半ば出てるとこは道の上を歩き後は雪の林道を主に歩く。雨で解けた雪が凍ってその上に新雪が乗ってる。氷のとこも有るので滑りやすい。トレースを辿ると歩き易くつぼ足で順調に歩ける。所々左手の山側から獣の足跡が降りてきて、トレースを横断又トレースを歩いて谷側へ下りていく。積雪は歩き始めは5センチ~多い所は20センチほど潜る。
 落石帯は大丈夫そうです、低く黒雲が南へ流れます。暫くそのまま歩き続けると登山口。アスファルトが2か所出てるので、テント設営でブロックを積んだのだろうか?道標は上のほうだけ出てる。
 榑ヶ畑廃村跡の植林帯もトレース沿いに歩く。積雪量は1月の時より10センチ程減っている、雨が少ないので日陰は解けてません。
 かなや着、小休止紅茶とコンブゼリー・飴。無人販売所のビールは有るが発泡酒は見当たらない、持参してないので飲みたい気もするが帰りも有るので買わない。
汗ふき峠から上がった所の気持ちの良い尾根。
 かなや~五合目~お猿岩:
 やはり先行者が有るようで、堅く締まった雪に薄くブムラム底の跡が付いてます。小雪が舞い始めたのでその跡にも積り始めてる。直に汗ふき峠、前回はかなやから25分掛るが今日は12分。ホントに人さまのトレースが残っているのは楽ですね。
 歩き始めると道ははっきりしてるが、板と兼用靴が重くて林道の用にペースが上がらない、しんどいけどゆっくり歩く。四合目を過ぎて五合目へ向かうが積雪量が多そう、ここら辺りまで滑れそう。五合目が近ずくが先行者のトレースは雪で消えて前日位のワカンの跡を辿って行く。
 五合目で小休止、雪が本降りとなり、琵琶湖も辺りもすっかり隠してしまう。ワカンの跡を見失わないようにお猿岩へ向かうが森の切れ目に2名の登山者が御夫婦みたいだ。「池はどこですか?」と聞かれます。雪とガスで道が判らなくて戻ってきたそうでで自分の後を付いてくるとのこと「どうぞ」と先を歩く。
 二人の先へ出ると雪と風でトレースが消されてトレースは無いかはっきりしない。まっすぐ斜面の上を目指す、キックスッテプしながら一歩を確実に直登する。もう少しでお猿岩、雪が解けて氷の部分も有り慎重に上がるとお猿岩。風雪が強く当たるので風下へ出て小休止、途端に雪が深くなります。
 靴を履き替えスキー板を付ける。同行の2名の方には持ってみえるならワカンを付けるように言う。
ガスと雪で視界は悪い。 山頂にて、霊仙山風が出てきた。
 お猿岩~山頂:
 寒風のお猿岩から谷沿いに歩いて行く、どこかのグループがテント設営した後の雪のブロックが崩れかけてる。その脇を通りまっすぐに進む。何時も右側の斜面を上方へ登るが、今日は雪面が氷付いてシールがずり落ちる。雪が飛んでしまい雪面と氷がミックスになってます。ご二人に聞くとワカンも潜らないそうです。途中で板を外してつぼ足で斜面を登ることにする。アイゼンを付けてみえる様子で「右上が山頂デスヨ」と言って二人とは離れる。
 暫らくして凍った雪面を過ぎると森が出てきた、雪がふかふかでつぼ足で潜るようになるので再度板を付けて歩きだす。樹氷は先日の雨で落ちて周りは黒々としているが吹雪で梢に雪が又付き始めています。シールで快調に歩くと、岩屑の雪面になる。雪が解けて凍った氷の部分と雪の部分とが有り、なるべく雪の斜面を歩いて山頂へ。雪の帳の向こうに山頂の標柱が見えた。
谷沿いのルート。夏道ではないです。
お猿岩付近よりの琵琶湖方面・長浜か?
山頂~五合目:
 山頂は視界は無く風雪、風に向かうと目も開けられない。冷たい・痛い・寒い。写真だけ撮るが上手く撮れたか不明。少し居ただけで石くれと雪の斜面を歩いて少し下り雪が多い辺りで風下を向いてスキーのシールを外す。途中まで一緒だった2人連れはまだ姿が見えない。冷えるので余り待てないし、視界が30m~50mなので見ても何処に居るのか判らない。
 思い切り良くスキーで滑る出す。雪が凍った上に新雪が5センチ程積もって滑りやすいゲレンデの雪見たいです。斜面は堅くて締まった部分と凍ってガリガリの所があるが気持ちよく滑れる。白い森の中へ滑り込む。木の枝の下を潜り4回~5回と回転すると下の谷沿いのコースになる。谷の雪は下へ下りてしまうと吹きだまりで柔らかい、滑りが悪くなる。下に降り過ぎたみたいで滑らないので漕いで進む。すぐにお猿岩、雪に先程の2人のトレースが有るので安心する。もう戻ってきてる。
 お猿岩の脇を滑って直下を大回転、板が良くまわります。五合目上の森へ突っ込んで行きしゃがんだりして大周りでトレースを外して木々や枝をかわす。あっという間に五合目へ着く。

 五合目でお二人が食事中でシチュウーを進められて頂きます、温かいシチュウーがおいしいです。下の写真がテールシチュウーとお稲荷さん。
 「ご馳走様です。」雪も止んで程良い良い寒さです。上と比べるとうんと温かく感じます。
 シチュウーの御夫婦雰囲気が良かったので一枚、お話して掲載の許可を得てませんので
顔は隠しました。
 もしご覧いただいたら御連絡下さい。シチュウーのお礼にお写真を送りたいです。
 五合目~醒ヶ井養鱒場: 
 お二人先に出発される、長浜方面を眺めて板を付けて再度滑り出す。少し雪が緩んできましたがなんとか滑れる。木々の間を木にぶつからないように開いた空間を探して滑る。あっという間に尾根が狭くなる、まだ滑れそうだが斜面が急に、段差が大きい・・・止めるか。
 四合目の10m程上まで滑り板を外してザックに付ける。兼用靴なので登山靴より歩き難いですなんとなくトントンと歩いて行く。途中で二人を追い抜いて先へ行く。
 かなやを素通りして登山口へ、小休止して紅茶を飲む、再度板を付けて林道を滑って行く、滑るより手で漕ぐ所も多々あります。
 林道は3ヶ所ばかり雪が切れて地道が出てる。2か所は板のまま渡り、最後の1個所は10mも開いてるので板を外し又滑る。
コースタイム:醒ヶ井養鱒場8:46~1登山口9:48~10:03かなや10:15~汗ふき峠10:27~11:10五合目11:20~お猿岩12:03~
12:43山頂12:48~谷筋13:03~13:10五合目13:30~かなや14:00~14:12登山口114:20~スキー~駐車場14:55

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