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H24年3月3日鈴鹿・藤原岳/袴腰1009.5m

節分草三姉妹。
 標高300m付近で・勿論自分の時計でですけど。今年初めての節分草を見つける、団子三兄弟では有りませんが節分草の蕾が三つ並んでます。この時期は平坦でどこでも歩けます、唯踏み跡がないので、つぼ足では膝まで潜ります。笹と雪が有るので出来るだけ雪の歩き易い所を選んで下って行く。
咲いたばかりの節分草@(拡大出来ます) 節分草。
  朝の大貝戸口駐車場は、2月12日・御池岳の遭難者捜索・山岳会関係者の車でごった返してます。同乗しあって人波も減ると駐車スペースも空く空いた所へ移動して停める。
 休憩所は捜索本部が置かれています、3月3日の捜索範囲と書いた2万五千図と、捜索済みのコースが青線で書かれた図が壁に張り出してありました。出来るだけ早く見つかりりますように。
 天候:晴・風有り。メンバーは友人Yさんと管理人です。 
 大貝戸登山口〜五合目:大貝戸道を歩いている人は少ない前に2名程歩いてます。標高300m付近で・勿論自分の時計でですけど。今年初めての節分草を見つける、団子三兄弟では有りませんが節分草の蕾が三つ並んでます、桃の節句なので節分草三姉妹の方がいいかな。他にもちらほら咲いてる、帰路再度立ち寄る積りです。
 四合目で少し休む。風が有りますがもう冬の風では無く穏やかに感じます、体が温ったまっているので快くさえ感じる。「後をゆっくり来て下さい」という登山者の後を付いて歩く。「あれがカンアオイの葉」と言われるので膝まずいてカンアオイの葉っぱの下の落ち葉を避ける、見たけど花は無かったです。五合目付近でマンサクの木ですと言われるので見上げる。まだ花は付いてない、おっ良く見ると一番先っぽに黄色の花が2つ咲いてるけど写真は無理。今年は特に花が遅いようです。小鳥の鳴き声がしきりにする。帰路コゲラ・紫っぽいルリビタキを見かける。
福寿草の蕾。 九合目の福寿草@。
 五合目〜八合目:花に詳しい方です、ご自分から登山道周り捜索しながら九合目まで行く、普段は伊吹山で植物のガイドをしてると言われる。
 自分が「伊吹なら若〇さんをご存知ですか?」と問うと「知ってる同じ会だったが止めて違う会に」と。そうなんだ世の中狭い・こんな所で若○さんの知人に会うなんて。「若○さんに会ったら、杉○に会ったと云って下さい」とおっしゃる。
 六合目途中から杉○さんの先へ出て七合目へ、ここから先が泥と雪が解けた氷が道に出て来ます。下りは慎重に歩くように思う。
 土で黒い残雪を踏み八合目で小休止、休んでる方がアイゼンを装着してる。
山荘前の残雪が多いです。
 八合目〜藤原山荘:八合目からは雪の上を歩いて行くが、良く踏まれており雪も堅くない。所何所木陰は雪が凍って堅い所も有ります。確実にキックステップをしていく。なだらかに登って行く先が九合目で、良く見ると岩の下に福寿草の蕾が有ります。まだ咲きかけで他の咲く場所は雪の下です。下山者バラバラの4名程すれ違う、いつもシンドイ雪の急斜面を抜けると道はは緩やかになる、残雪が多いです。トレースを外さないように歩くと山荘前。後ろの登山者を先へ行ってもらうと、ザックの背に山ねずみのワッペンが付いてます、「山ねずみさんこんにちわ」と声をかける「プレート良く見ますよ」と自分。「掲示版でたたかれたので止めました」とお答え。なるほど。
展望台へ登る手前の谷から御池岳展望。
袴腰へ向かう友人。展望丘と違いトレースは無い。こんな所で吹雪かれたら怖い。
 藤原山荘〜袴腰:まだ11時なのでそのまま袴腰へ向かう、登山道のトレースをそのまま進み、藤原展望丘の登り口の谷で左折する。谷と云ってもくぼんでる所ですけど。
 この残雪期は平坦でどこでも歩けます、唯踏み跡がないのとつぼ足では膝まで潜ります。谷から友人はスノーシュウー自分はわかんを付ける。雪と笹が有るので出来るだけ雪の歩き易い所を選んで下って行く。その分帰路は登り返しになります。高度的には100mも下るし距離も1キロ程はあろうか。 
 袴腰:藤原岳から東に流れるテーブルランド東端に有って峰ではない。東端にポツンとコブのように残り1009mで「袴腰」の点標名を持ち三等三角点である。採石場の運搬道路に取り巻かれていて、西側からは立入禁止の立て看板が有ります。鎖の横を通り採石場の真上にでると、伊勢湾と四日市辺りはモヤに煙り判然としない。コブのがら場に取り付き三角点へ、三角点の石は30センチ程有る雪の下で見えません。藪の中に三角点を記す標柱が有るのでそれと知れる。
 ガス及び吹雪時に行動される方は十二分に注意して下さい。概ね地形は平坦で目印当は稀です、悪天時に視界が悪いと帰れなくなります。御池岳遭難の例も有りますので当記事を参考にした山登りには責任を追うものでは有りません。安全な登山を望むものです。
 もしやもうえず吹雪とか悪天時に行動されれるなら、冬山で赤旗を20〜30本立てる気持ちがいるような地形です。未確認事項として無雪期は薄いトレースがあるとのこと。
袴腰へ向かう途中で見かけた福寿草。 三角点の有るコブに上がると雪で三角点は触れません。
 再びわかんとスノシュウを付け来たコースの更になだらかな雪の斜面を戻る、尾根と尾根の間で昼食。ここは風が来ないし温かい。そしてなりよりも空は青いです。
参考コースタイム:大貝戸登山口8:26〜9:05四合目9:15〜10:05八合目10:15〜藤原山荘前11:00〜谷11:15〜11:50袴腰12:00〜12:25昼食12:50〜山荘前13:20〜13:35八合目13:45〜登山口14:52     歩行数:18239歩

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