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H24年4月12日伊吹山・花の散策

スハマソウ①
 天候:晴れ。単独。
 朝から好天なので少し出遅れたが、前から気になっていた伊吹山三合目辺りを徘徊する。何時もは山頂をただ唯目指す上方志向ですが偶には気に行った場所でゆっくりしたい年になったようです。 
三合目より山頂。
 何時もの駐車場へ停めさせて頂く、おばちゃんも元気そうです。裏の家が屋根をふき替え中でした。「あ屋根工事してるね」と云うと、「昨日の雨で仮シートでは大雨が漏ったげな、布団や畳が濡れてまった」、「わたしゃ弁償してまっやあーと言った」。とのこと、三の宮神社前の大木の枯葉で屋根が痛んだそうです。
 準備をして歩き始める、杉の植林帯を歩いて行く、道は河原のように小石と土が洗われてツルツルに。まだ水っけが有ります。途中でスハマソウみたいな白い蕾が出てる。木陰なのでまだ日が指さず咲いていない、帰りに寄ってみようと思う。近くの岩に目印として小石を三個積んでおく。
 若い登山者が速足で追い付いてくる。直に一合目です、一合目手前に桜の樹が有りますがまだ蕾で咲いてません。桜で思いだしましたが関ヶ原インターの桜は五分咲き名神道脇の山桜は満開か八分咲き養老インターの桜は満開に見えました。
日本武尊の祠 三合目付近、笹等が刈り込まれてすっきりしてる。
 一合目でスパッツを付けて再び歩きだし、二合目へ向かう草原は結構な急坂で、土道は歩き辛くつい登山道脇の草の上を歩いて行く。二合目付近ではオオイヌノフグリが咲いてる。木の下にはトウが立った蕗のとうが出てる。花は見当たりません。ごろごろ岩の所を登り切るとまた林道状の平坦な道を歩くと徳蔵山の案内標識が有ります。
 旧ホテル前へ上がり、百名山伊吹山三合目の標柱から山頂を眺める。ここから見ると姿が美しい。三合目付近のお花畑一帯は笹等が刈り込まれたすっきりしてます。三合目のトイレはまだ冬季閉鎖中です。
 普段はわざわざ歩かない日本武尊の祠へ向かう、小さい森が広がる。付近のくぼ地には薄く雪が残りまだ花は早いかもと思い歩いて行く。
 付近はくぼ地に捨てられたゴンドラ二機転がってるし、スキー場だった頃のリフトの基礎とか倒壊した何かの建物跡、その他いろんなゴミも散乱してる。景色的・環境的には好ましくないけど。花が咲いてればいいかと思う。
 白い花が一杯咲いてるがまだ蕾の状態が多い、花の開くまで少し時間を稼ぐ積りで食事をする事に。温かそうな枯葉の上で朝昼兼用の稲荷を食べる。湯を沸かしインスタント味噌汁を飲む。のんびりしてると、小鳥が近くに来て鳴きます。大きめの鳥が集まってる樹も有り、後で良く眺めると瑠璃色の羽が見えてカケスと判る。
 白い花はスハマソウのようです。葉がまだ出ていまいものばかりで直ぐに特定できません、花の下の枯葉をどけて葉を調べる。
スハマソウ②葉先が丸いのだ。
霊仙山
竹生島と残雪比良の山々。
登山道脇のアマナ
スハマソウ③
 余話:4月上旬は天候不順でした、山の花は咲いてもまた雪の下です。上旬はどうしても朝の出足が鈍り出かける積りが家でだらだらと過ごす日々が多い。悪天後の土日に好天は絶好のお出かけ日和ですが、毎日が日曜日の身には出かける気が起きません。土日の方が嫁の用事が多いという事も有ります、駐車場が混むとか、山中で人に多く出会うと云う事が自分の中でマイナス要因です。
 雨の翌日は好天になった思いついてぶらりと山へ出かけます。それももう沢山歩く気が失せて少しだけ登りに行きました。

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