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H24年4月18日鈴鹿/三国〜烏帽子岳周遊

カタクリ
 今年はまだ誰も歩いていないようで人の痕跡は有りません。二次林は広々として日差し明るく広葉の木々の芽が出始めている。色々な鳥が鳴きかわしている。何時も咲いてる場所に来るとイワウチワがチラホラと咲き出してる。咲いたばかりでピンクの色がしっかりしてる。ここの花は良いです心が落ち着きます
大好きな時宮前の桜と烏帽子岳遠望。
スミレ 瓢箪池
 天候:晴れ、風柔らか也。
 メンバー:単独。
 駐車場〜池:牧田川沿いの駐車スペースへ駐車する。一台岡山ナンバーが停まってる。他には5〜6台は駐車可能。
登山道を外して尾根の急坂・林業用の作業道をゆっくりマイペースで登る。桧の林なのか花粉症がひどくなり鼻水をかんでばかりです。樹で薄暗い道を30分もジグザグの踏み跡を登り切るとその先は急に明るくなりますが、道は不明瞭になります。山慣れた人なら判るかも知れません薄い踏み跡です。今年はまだ誰も歩いていないようで人の痕跡は有りません。広葉樹の始まりまで来ると額が汗でべっとりしてきた、今日はとてもあたたかい。
 二次林の尾根は広々として日差し明るく広葉の木々の芽が出始めている。鳥の声が鳴きかわしてる、花はスミレしか見当たりません。
 以前は多すぎる程に目印が有ったのだが、誰か外したか朽ちて倒れたかして余り見えない。自然に上方目指して登って行くと尾根の中心へ登り付く。尾根の上はなんとなく人が歩いた踏み跡らしきが有りまれに古びた目印も有ります、但し新しい目印は旧来ルートと少し違う所へも付けて有るような感じです。あくまで尾根の中心を高い所へ目指して歩いて行き、なだらかな丘を超えると池が有りました・瓢箪池也。左方は水が多く反対側はぬた場になってる、獣が泥浴びをした痕跡が見える。樹の芽がまだ余り出ていません。鳥の声しか聞こえません。 
ダイラの頭 昼食・稲荷寿司、やきとりの缶詰と・・・。
 池〜ダイラの頭:そのまま尾根の線上を踏んで行く。白いコブシの木が2本ほど見える。この時期ならもっと咲いていてよさそうだが、見かけないそれほどに気温は低かったようだ。花もまだ見ません。どんどん登って少し下り3つほどコブを超える。先へ進むと樹木に芽は出たばかり新緑とまで行かない。ダイラの頭へはコルから100mくらいの急な登りです、苔むした岩が浮いた所を注意して登る。花は出ていません、急斜面を過ぎるとなだらかになりダイラの頭へ到着。花はまだ咲いていなくて葉先が双葉でています、イワウチワはまだ茶色の冬葉です、花は来週くらいからでしょう。
 ダイラの頭で大分早い昼食を始める。斜めになった木の幹に腰掛けて「やきとり」の缶詰を温めて〜旨いし一人でも楽しいです。
三国〜烏帽子間に有るブナ将軍。 三国の三角点。
三角点の岩より北方を望むと「伊吹山」。
今年1番目のカタクリ
 ダイラの頭〜三角点〜烏帽子分岐:下りも急斜面を降りて行く。道は存外はっきりしてくる。杉が間伐されていてルート上に転がっていまうす。直に阿蘇谷登山道へ出会う。登山道を幾分戻るとピンクの花が見えた。ザックを下して斜面を下り近くまで行くとカタクリでした。少し道草して付近をうろつく。再度登山道に戻り右杉の植林、左自然林だが急斜面を南下していく。尾根の横腹をトラバース気味の登って行くと鉄塔、次のコブが三角点のピ−ク、登山道を行き過ぎて左杉植林、右が崖の良く踏まれている尾根通しの道を戻るように北へ登って行くと三等三角点816.0mが有りました。隣の岩に上がると伊吹山と霊仙山が良く見通せる。
 三角点から登山道に戻ると前から2名の登山者が降りてくる、挨拶してすれ違う。前方にも2名の人影が見える。急斜面をよじ登るとまもなくテープを何本か巻いた木が有りますここが烏帽子岳分岐です。
クロモジ アセビ
 烏帽子分岐〜鉄塔:分岐から先の三国岳はまだ先月来たばかりなのでそのまま左へ登山道を降りて行く。木の枝に掴まるような急斜面を降り切ると平坦な道になります。カタクリの葉が出てるが花芽はまだです。ここは風の通りみちなのか何時も風が吹いているが今日は寒くない。
 道なりにあるいていく、登山道は狭いけどしっかり歩かれていますので明瞭です。下ったり登り返ししてブナの所へでる。ここはミツバツツジが咲くけど今日はまだ芽が堅いです。カタクリは葉先だけ出てる、花芽は付けてるのは数が少ないです。
 二つほどコブを超えると鉄塔がまじかに、鉄塔の下の坂を上がり小休止する。結構汗をかいていた。
 鉄塔〜時山:鉄塔から御池・藤原方面を眺めるとまだ御池には残雪多く見られる。ご遭難の方の捜索はまだ続けられています早く見つかると良いのですが。登山道を忠実に辿り、めぼしい花も咲いていなくて唯歩くだけです、前回よりも疲れがきてます。時々は休んで水分を補給してるのだけどね。前回烏帽子山頂へ行ってるのでパスして、分岐で左の時山への道を下山、「おっととっと」云うくらいの急坂の下りです。時々木の幹に手で留りブレーキをかけながら下山する。
 何時も咲いてる場所に来るとイワウチワがチラホラと咲き出してる。咲いたばかりでピンクの色がしっかりしてる。ここの花は良いです心が落ち着きます。

 後は転ばんようにやや遅いペースで下山する。体中が暑くてほってて来ました。
烏帽子岳のイワウチワ
 一部分一般登山道と違うコースを歩いております当HPを参考にした事故等には一切責任を負うものでは有りません。とは言ってもねー今年2月の御池岳の遭難は人ごとでは有りません。皆さまの安全な登山を祈ります。くれぐれも迷い事故等には注意をして下さい。
コースタイム:時山8:30〜池9:30〜10:40ダイラの頭11:20〜12:00三角点12:05〜烏帽子岳分岐12:20〜12:47ブナ12:55〜13:15鉄塔13:20〜分岐13:35〜時山14:40    歩行数:15451歩

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