エヴェレスト展望 ネパールの山 16年の山 17年の山 18年の山 19年の山 20年の山 21年の山 22年の山 23年の山 24年の山

H24年6月27日滋賀県/伊吹山②・花

アヤメ(今年は少ない・高屋の方も廻ったけどあまり咲いて無い)
 6月27日梅雨の中休み、晴れ間を狙って又伊吹山へ行く。単独。
 上野道:①三合目のユウスゲは姿が見えず、花芽が立ち上がっていない。②登山道の下草刈りで登山道脇の花が多くは消えたのか見当たらない個体数が少ない、でも結構多くの花の写真を撮りました少し満足です。
三合目花園の現在の様子・アミのフェンスが作られた。
上野区長さんのお願い、つい募金したが後で・・・。
 上野道:天候は曇り時々晴れ。観光案内所前からタクシーで三合目まで向かう。タクシー会社0120-373-385、約2000円也10分程で来る。駐車場のおかあさんは「歩けば良いがね」と言われます。「イヤ、三合目でゆっくり写真を撮りたいから」と云って出発。タクシーを降りてから花を探すが、花が見当たりません。どうしたの?
 三合目からの登山道は広くて下草刈りされて広々としています、道は迷うような個所は無くて登山者も多く歩いている。
 四合目を過ぎ五合目へ着く、最近は開いて無い五合目小屋が有る、自販機が有り、麓で150円のアクエリアスが250円。以前持っていた水が無くなり五合目で買って飲んだ。高くてもどうしても飲みたいと買います。一応あるので安心、冬季は積雪の下でしたけど。カッコウ・ホトトギスが良く鳴いている。
 六合目には綺麗な避難小屋が有る。雷雨時等は逃げ込むのに丁度良い。登山道はカール状の斜面をジグザグに登っていく。五合目を過ぎると樹木も無く地形もだだっ広くいので、登山時に急に雷が来たら逃げる個所が他には無い。六合目付近で先を歩いてた山ガールを追い越す。
 八合目にベンチと祠、八合目を過ぎると直に九合目です。上から降りてきたご婦人が、こんな所有ったかなと言うので、「何処から来たの?」と聞く。「駐車場には行けんよ」と言ううと慌てて登り返し始めた。どうも間違えた下って来たようです。八合目からは下草刈りはしてない、九合目を過ぎるとグンナイフウロが多くなる多くは種を付けてます。風が吹くとはなびらが飛んで種になる。今年は山頂園地もまだ花が少ない。伊吹山寺へ参拝して三角点へ行く、避難小屋として今年の2月に世話になりました。
 下り始めて八合目手前で登りで会った山ガールさん、挨拶序に「三角点は行かれたの?」と聞く。「何処ですか、行って無い」そうなんあだ。ふつう何回も登ると行かんけど。
 下り始めて六合目付近で軽装カットビの兄さんが走り登って来た。この人には三合目と二合目の途中で追い越される。ど早いー。
ササユリ(拡大出来ます)
ミヤマコアザミ タツナミソウ
 ①三合目のユウスゲは姿が見えず、花芽が立ち上がっていない。今年は春も来たけど花はズーット遅いです。
 タクシーを呼んで三合目まで直行。降りてから花を探すが、花が見当たません。どうしたの?お目当てのユウスゲは初春の寒さが今でも影響してて、花芽が出ていない。それに花園をネットで囲んで有ります。なんじゃこりゃーと思う、鹿避けなんだろう。
 トイレ脇まで行くと上野区の看板が立っています。「素晴らしい自然を後世に・・・」うん良いことだと読んで一応賛同できるので200円を入れます。
 少し歩きだしてササユリなんかを撮る。でも前に出てた所は刈り込まれて見えないな。歩きだして登って行くと余計に下草刈りされた跡が目立つ。
 ②登山道が下草刈りで登山道脇の花が多くは消えたのか有っても個体数が少ない、最近は下草刈りが毎年になったのだ。最近はさっぱり見かけない。唯まだ今年は花が遅いだけなの?
 7月の三合目登山道脇にはイブキフウロ・ハクサンフウロが出てるはずが花が少ないです。かわいいカワナナデシコの有った土手も綺麗になってて葉も花芽も見え無いなー。四合目~五合目の森の樹下に踊り子草が有ったけど刈られてる。以前七合目付近に有ったキツリフネ・クガイソウの咲いてた所も綺麗に下草刈りされています。平成17・18年にはクガイソウが登山道脇に咲いていました、ヤマホタルブクロも大丈夫かな?上野区民の方がされたと思うけどありがたいやら、悔しいやら・チョトネー。
 募金した事にチョッピリ後悔する、こんなことににお金使っては・・・。自然を保全する立派な考えを云ってみえるけど、やられることは貴重な植物を刈り取って淘汰してる、行われる作業は大雑把です。こんな方法だと可憐な小さい植物は消えて行きますね。
 素人がどう考えても、芽が出て花が咲いて種を落とし翌年も花が咲く、次世代に繋いでいく花が来年は咲かないよね。
 自動草刈機で花を避けて刈ることなんか出来ない。鶴嘴・スコップでもってススキやヨモギを抜いた方が良いけど・・・やるのは難しいだろう。いくら百名山で有名になったと登山道を広く・整備しよう、なんて思わなくては良いと思う。もちろんおじさんのひとりごとです。
 花・植物に癒されてるから暑い最中に登山しに来る、だから段々花が少なくなれば、次からは伊吹登山の回数も減る。 
クサボケ(刈られず残ってます) ミヤママルハナバチとカノコソウ
オドリコソウ トラノオ
ヒメフウロ クサタチバナ
郡内風露
イブキフウロ(三合目で多く見られたが今年は少ない)
帰路五合目より上を見る。
 駐車場まで帰ってきて、そこのおかあさんと話をする、「早かったねー花は咲いとったかね?」。自分「今年はユウスゲもまだ咲いとらん・下草刈りされて登山道脇の花も咲いて無い」、おかあさんが「ユウスゲ咲いとらんかねー、今年は花は遅いからねー、何時もなら咲いとる」、「上野区の家1軒毎に一人出て、先週下草刈りしてたよ有償ボランティアで」。「昨年来た人も前週、咲きかけてたから今週又見に来たら下草刈りされて見えんかったと言ってたよ、イカンネー」。「何も知らん人がやっとるで花も刈る、花は種落ちんと次咲かんよね」と言われました。良いと思ってしてる事が逆に作用する人の世は難しい。
 「そうだそうだ・募金せんほうがよかったか?」と話して帰路に付く。
 一登山者として、登山道端の花も大切にして下さい。
コースタイム:三合目8:40~五合目8:40~六合目避難小屋9:05~9:40八合目9:50~10:15山頂部(宮崎屋)~三角点~東遊歩道~山頂部11:40~12:10五合目12:20~高屋入口12:35~三合目12:50~13:25一合目13:35~登山口13:45    歩数14513歩

ホームへ戻る     ネパールの山