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H25年3月5日鈴鹿/藤原岳

藤原岳の樹氷晴れ間が覗く。
 八合目を過ぎるとサラサラ細かい雪が落ちてくる、風は左程無い。又雪かいなあって感じです。3月になっても山はまだ降雪が有り今年は10日から2週間は花の咲くのが遅いようだ。足慣らしなので踏み跡が皆無の山よりはと藤原岳に向かう。
四合目から上が雪模様、そのまま通過。 五合目は陽差しで雪は直ぐに消える。
 2月中は膝の故障で山歩きはお休みしました。今日は休み明けの足慣らしです。
 御心配をお掛けしました。そうした友人方への返信より抜粋:
 「おはようございます。ご心配おかけします。膝の腫れは引きました、痛みも無くなり、散歩もしています。まだまれにピリっと来ますが大丈夫かどうか判りません。 もう少しと、自重してます。3月になったら山へご一緒しましょう。 」
 「御心配をおかけします。先日20日に木和田尾を坂本谷分岐まで登る。その後真白い谷を100mも下りましたが、見渡す限り雪ばかり、とても花が咲いてそう気配が無いから戻ったのですが登るのが大変でした。登りがえらくてもう花どころの気持ちでなくなりそのまま下山した。その時は膝はまあまあ大丈夫みたい、でも平地で犬の散歩してるとまだ違和感がまれにします。年なので加齢の為かなー仕方ないと思います。」
馬酔木(アセビ)の木に雪が乗ってる。
六合目薄く新雪が積もってる。 八合目、まだ結構多い。
 天候は:曇り後小雪後曇間に晴れ間覗く・下山してくると晴れ。
 今朝は朝焼けで太陽が真っ赤で大きかった。向かう西方は黒い雲に覆われています、関ヶ原辺りから小雨模様、国道365号右手前方の山波は雲の境目に有ります。山は雪の為に白く見える。木和田尾や三国岳は踏み跡が皆無か少ない山よりはと藤原岳に向かう。
 
 登山口〜八合目:大貝戸登山口の駐車場には9台程車が留ってます。平日で天気も今一なのですが皆さん出足が良いのです。準備して出発、兎に角久しぶりなので慎重にゆっくりマイペースで歩くことにします。二合目付近の花も何も出ていません、歩いてると寒くないから気温は1月よりは高い。来る時黄金大橋の温度計は3度を差していた、山はもう少し低い。
 三合目も通過して四合目に来ると薄く雪が付いてる、その先は広葉樹の混合林で雪の上を歩いていく。尾根をつきあたる感じで進むと左手の方へ道なりになり日差しの当たる五合目へ着いた。小休止・水を飲む。歩き出すと電光型に登山道は付けられていて、杉の植林の中を歩く。杉の上から滴が落ちて来ます、降った雪が解けて落ちるのだ。
 六合目の有る方のいくらか平坦な登山道を登る、凍り付いた雪の上に新雪が乗ってる。幾つか付いてる先行者のトレースは坪足です。
 七合目から1つ軽アイゼンのトレースが見える。まだアイゼンを履く程の雪では有りません。風が鳴いてすぐに止む。何時も風の強い八合目ですが、幾らか吹いてるけど着込む程ではないので先へ進む。他の人はここでほとんどアイゼンを付けた様子だ。
雲の下藤原山荘
 八合目〜藤原山荘:雪が多くなったがトレースが有るのでたいしたことはない。それと左程も潜りません多くて足首まで。そのまま夏道を進む、聖宝寺道分岐辺りは凍っていて積雪は風で少ない。トレースは八合目で二つに分かれて冬道も2人か3人踏んでる。お花畑付近から急に積雪が増えて先に登る人も見える。前に4人居ます。一人は直ぐに追いつき追い越す。ずーと前に2名少し遅れて1名。どんどん直登して行きます。
 夏道を無視して上まで上がる積りみたい。こりゃ大変だ。
 で自分は或る所まで登ったら左方を眺めると夏道のペンキが樹木に点々と見える。踏み跡無いけどそちらへコースを振る。凍った雪も有って慎重に1歩1歩キックスッテップしながら九合目を目指す。九合目手前の平な所がツルツルに凍ってる。やばいと思いながら氷の上を渡る。九合目で小休止して軽アイゼンを付ける、寒くなったのでジャンパーの下にフリースを着る。
 軽アイゼン付けたけど雪が団子になってどうにもならん!先行者は皆アイゼンなのでキックがしてなくて歩き難い。すぐ団子になるのでキックしながら登る。
 下山者が一人来る、この方も10本アイゼン付けてるけど団子になってるので、落とし落とし下って行かれた。
 上に出るとやっと景色も見える、雲が低くて暗い。南の丘は樹氷が付いている。展望台も見えると間もなく藤原山荘着。
 山荘内へ入ると4名の登山者。2名の方は入れ替わりに荷物を置いて展望台へ出かけて行く。
樹氷(拡大)
山荘の北から展望台。 山荘と樹氷の丘。
 昼食後山荘北の丘を登り樹氷を撮影・コンデジですけど。まれに陽が差して陽が当たった所はえも言われぬ美しさです。
下山:踏み跡の無い急斜面を雪を蹴飛ばして下る、上部は表層雪崩ぽっく雪が流れ危険(ヤバイ)かも、まあ真下に向かい歩く。時々シリセード。 シリセード用にわざわざピッケルを持参してるのでスピード出たら「エイッー!」て停める。気持ち良い、早く八合目まで下る。
 五合目まで下って来ると体温が上がっており暑い着込んだフリースを脱ぐ、帽子も脱ぐ。下りの方がショックがまともに膝に来るので気持ちゆっくりと歩きます。
 余分なことだけどシリセードは自己責任でお願いします。昔藤原岳では雪崩れた事が有ったそうです、その為に冬季用登山道が有る。
日差しが急に出て樹氷が美しい。
山の縁まで来ると下界が見える、下は晴れ。
 麓の節分草を咲いてるかを見に行く。
 大貝戸登山口・洗い場で同じように靴とスパッツを洗っていた方と話すと「駅の近く民家のは先週は1輪2輪咲きかけてました。今週はどうでしょうか?」、「今から見に行きます」。
 カメラを覗いてみると花が物凄く拡大されて見える、まるで自分が虫になったような感じがします。残念ながらHPへアップするには縮小してからと云う事になります。
セツブンソウ@(拡大)
コースタイム:大貝戸登山口8:43〜三合目9:12〜四合目9:25〜9:34五合目9:40〜六合目9:52〜八合目10:15〜11:10藤原山荘11:40〜周辺散策〜山荘12:00〜12:10八合目12:15〜12:35五合目12:40〜駐車場13:07
セツブンソウA

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