エヴェレスト ネパールへ 16年の山 17年の山 18年の山 19年の山 20年の山 21年の山 22年の山 23年の山 24年の山 25年の山

H25年4月4日鈴鹿/三国〜烏帽子周遊

時宮前の桜五分咲き・地面が舗装なので勢が弱い。
 今年は山の花の咲くのが遅くて季節通りに咲いて呉れない。頭の中のピースが一つ抜けているようでなにか落ち着きません。
 例年なら烏帽子岳のイワウチワから花の探索山行が始まるのですがズーット咲いて無い。アセビ・マンサク・クロモジが出てる。 烏帽子の下りでやっとイワウチワが咲いてて感動しました。 もう少し下がった所でミツバツツジの紫が新鮮です。
 写真は時宮前の桜です、地面が舗装されていて老桜には勢が有りませんが毎年咲いて呉れる、後は烏帽子岳。
ダイラノカシラ マンサク
 天候:晴れ、視界は水蒸気か黄砂か靄が有るので少し落ちる。
 関ヶ原インターを出て左折北上すると伊吹方面へ行くが北へ向かう車列が渋滞してる。平日は何時もだが・気が変わり信号で右折、時山へ向かう。 三国〜烏帽子の花探し。三国〜烏帽子間は花はまだです。アセビ・マンサク・クロモジが出てる。 烏帽子の下りでやっとイワウチワが咲いてて感動しました。 もう少し下がった所でミツバツツジの紫が新鮮です。紫と一言でくくれない自然の色ですね。

 登山口〜ダイラの頭:何時もの牧田川脇のスペースへ車を止めようとするが、ユンボが2台と軽四輪2台停まってる、工事!?隅へ停めて準備。向こうから工事の方が歩いてくる。「ここへ停めても大丈夫ですか?」と尋ねると、「良いと思うけどここは地元の方のなので、そこに資料館の駐車場が有るのでそちらの方がいいよ」と仰る。「ありがとう」と礼を言って車を移動。
 白い橋を渡るのだが橋が無茶狭い、マイカー・コンパクトカーですがぎりぎりでした。4WDはどうなんだろうミラーをたたむと入れる?自分は帰りの時後右タイヤがこすった。
 資料館は正式には時山文化伝承館と言う、誰も人は居らず玄関を見ると開館日は水曜・土曜・日曜日と書いて有りました。駐車場は車は5〜6台は停めれるが開館日は館の方に聞く必要が有りだよ。
 
 やっと出発する、登り口の墓守桜はやっと芽が膨らむ。始め植林帯で急坂を登り続ける。マイナーなコースなので、踏み跡は薄いが林業の作業道が付いてるのでそれを登り、道がかすれるようになるとやっ光が当たる自然林になります。以前より登るのがエライと云う気持ち、体中の筋肉が動いてる感じはする。特にふくらはぎに負荷が掛かる、体温がほどほど上がり汗も少しかく。
 小休止して水分補給。先程から小鳥達の声が賑やかです。判るのはシジュウカラ、赤い腹してるジョウビタキかな。羽虫が飛んできてる。

 広葉樹の森に新芽がやっと出始めで黄色の花を付けてる木も見えるマンサクかサンシュか?遠いので判らない。尾根は枯葉が積って道は消えてます、まれにテープが付いてる。何時も同じコースを登らないようだ、スミレが一輪咲いてる、以前休んだ所から木にスズメバチの巣が見えたけど何処だったか?尾根の中心線を歩くように登って行く。最近虫枯れになったコナラの大木の脇を通る、生きてる時は柔らかい緑の芽を付けるのでこの木の下で休んだもんだ。
 
 尾根通りに歩くと水溜まり・池である。クロモジも芽がやっと出始めた所。池の向こうに烏帽子岳が遠い。池のそばの597mの標高点からは足幅程の踏み跡が伸びて行く。尾根を登ったり降りたり左崖の痩せ尾根だったり広い斜面だったりするが高い所を目指して登って行く。
 カタクリの葉が片葉が出てるので花はまだまだの様子です。尾根は時期には白いコブシが綺麗な所ですが裸の木ばかりで芽はまだ出てない。
 岩がゴロゴロ、イワウチワの葉の茂る急坂を上がり暫く歩くと「ダイラノカシラ」とブナの木に掘って有る。ここが尾根で一番高いダイラの頭也。
鉄塔とダイラの頭と牛の背の状の霊仙山1083.5m。 三国岳、風の来ない向こう側へ降りて昼食。
 ダイラの頭〜三国岳:急坂を下って行く、道は割とはっきりしており、肩幅位は有り道が分れては合する。南斜面なので気温がぐっと上がる、歩き易い所を下ると杉林、直ぐに阿蘇谷からの登山道に出合う。右側杉の植林帯で陰になった尾根の登山道を歩いて行く。
 登った先で左手側が崖になってる所は慎重に足を移動、崖上をトラバースして行く。道は急に狭くなり少し斜めで足幅分しかなくて下を見ると怖い。そこを抜けるとまた右側植林の登山道になり道なりに歩くと西風が出てくる。次第に急坂になって烏帽子の分岐点を過ぎると緩やかになり間もなく三国岳着。風避けに東側の緩やかな斜面ザックを下ろし昼食にする。
尾根のブナ。 鉄塔から後方御池岳
 三国岳〜烏帽子下〜バンガロー村:急坂を下り烏帽子と三国の縦走路尾根を歩く、急に風が強くなったような気がします。登ったり下ったりして前進して行く。今日はまったく人には会いません。登り下りの繰り返しは結構膝にきますね。遠くに見えてた高圧の鉄塔が隠れたり頭だけ見辺りする。ブナの木を過ぎると又登る、少し下って鉄塔の真下に来る、10mも登れば鉄塔でそこの下まで登って小休止、風が有るので写真を撮ったらボサとアセビの花の中へ座り込む。通ってきた尾根と遠く御池岳・左に藤原の鉄塔も見える。

 再度登りが有って狭い登山道を岩に掴まり越える、と又下り又登って降りる。上の道は烏帽子へ向かう道なので、左へ鉄塔監視路をトラバース気味に歩く。まったく踏まれてなくて滑り易い。難なく烏帽子〜バンガロー村の標識へ出た。ここらで花が咲いてるといいけど咲いて無い。
 肩幅の登山道を下った所でイワウチワが咲いてる。木の影なので花が開き切っていない。また下って行くと花が開いたのが有るのでザックを下ろし撮影する。

 その後は急な下山路を一歩一歩下山した。 
イワウチワ@
咲き始めてるイワウチワA イワウチワB(拡大できます)
 今年は花の咲くのが遅くて季節通りに咲いて呉れない。頭の中のピースが一つ抜けているようでなにか落ち着きません。
 例年なら2月下旬で烏帽子のイワウチワから始まって節文草、3月に福寿草、3月下旬でアマナ・スハマソウ、4月ハルリンドウ、4月下旬〜5月上旬アカヤシオ・イワザクラ。その後はシロヤシオとシャクナゲって具合です。
 今年初めてやっとイワウチワの花を見つけて満足です、ホントに下界にない鮮やかな色をしてます。写真でも色を表現しきれてない。
 花を愛でて癒されてるから他の事を考えなければ、幸せと言えばそうかも。
ミツバツツジとダイラの頭。
カタバミ
コースタイム:時山8:40〜9:07自然林9:15〜池9:38〜10:49ダイラの頭10:55〜阿蘇谷分岐道11:05〜11:42三国岳12:20〜ブナ12:50〜13:15鉄塔13:25〜時山14:45    歩行数:35436歩

ホームへ戻る  ネパールへ