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H25年5月2日鈴鹿/鎌ケ岳

ハルリンドウ
 風は酷く冷たい、歩きだしから上に一枚羽おり歩きだす。御在所のアカヤシをネットで咲いてるのを確認してから出かけたが、今年の寒さで例年より遅いようだ。三ツ口谷上部鎌の直ぐ下辺りのアカヤシオはまだ五分咲きです。尾根が結構ピンクに染まる所はまだ裸木が多い。
イワカガミ・凍えて縮んで見える。 鎌の斜面のアカヤシオ
 御在所のアカヤシをネットで咲いてるのを確認してから出かけたが、今年の寒さで例年より遅いようだ。
 湯の山温泉駅を出てバス乗り場へ、アレッと思う、なに平日は9時台しかバスの便が無い。3台停まってるタクシーはどうも団体さんの予約である。1時間も待つのは駄目なで携帯でタクシーを呼んだ。待ってる間も風が冷たく電車で脱いだ薄いジャンパーを着る。12〜13分でタクシー到着。 旅館街最奥の旅館蔵之助まで行って貰う、料金は1350円也。1月平日に来た時・歩いている方が居たがバスの便が無いので歩いてたのか、と納得する。昔バスが無いからと駅から雲母峰に登り鎌ケ岳まで歩いて行った記憶が残ってる。今は少し贅沢になった。
 前は電車を下りると直ぐバスが待っていた、そしてバス停から歩くのが当りりまえで車道の右側の階段をおっちら登った。旅館街も寂れて潰れて廃墟のようになった建物も散見する。現在やってる旅館・ホテルさんは駐車場は満車で連休中は満室なんだそうです。
 
 蔵之助でタクシーを下り蔵之助横のトイレを使わせて頂き、道で準備する。参考に蔵之助の駐車場は600円と書いて有りました。
 靴紐を締めてると横を登山者が続々と2名1名2名と登って行く。風は酷く冷たく3月下旬から4月上旬の気候だそうだ。歩きだしから上に一枚羽おったまま歩きだす。谷を見ると若葉の緑がザワザワして光が跳ね返る、なんんとなく気持ち良く癒される。
新緑の谷のプロムナード。 一枚岩のルート、昔は杖も持たずスイスイ・今は腰が引ける。
 谷から尾根:登って行く途中の道路脇に「旧スカイライン料金所横の駐車場は駐車場改良工事をしており駐車できません」と看板が立っている。道理で道の路肩に車が一杯停めて有る。車道から脇道へ入り谷へ下りる。直ぐ小沢を渡り。良く踏まれた登山道を登って行く。道は肩幅ほども有り、赤ペンキの矢印、目標がかなりしつっこく付けられてます。遭難者が偶に出るんでそうなるのかな。
 堰堤を巻いて段々と上へ登って行く、直ぐに河原を100mも歩き又登山道へ戻る。河原の出口にも目印が有ります。一枚岩の割れ目の上を渡って歩く所は以前は杖は持たずスイスイ、今はストック持っててもついへっぴり腰になります。
 沢を跨いだり山側に登山道が付いたりと目印を目当てに歩く。つい目印無視で直進して濡れた滝の脇をへつると1度ずるっと滑る。水に落ちはしませんがバランスが悪くなった。谷が狭くなり谷沿いに歩くと岩の上は苔や水で濡れてる。
 後から来た若いにいちゃん3名に抜かれ、同年台のおじさんにも抜かれたでもマイペースで歩く。コマドリが「ヒヒーンカラカラ」と近くで鳴くも姿は捉えられず。風が相変わらず吹いて涼しすぎる。滝まで来てから左折尾根を目指す。滝から尾根への道は踏み跡は薄い。
シロハゲとアカヤシオ 宮妻への分岐点
雲母峰(キララ) 岳峠
 尾根から鎌ケ岳:尾根上に上がると物凄い強風で「ゴーゴーゴーゴー」と吹く。一度尾根の風下へ下りて小休止、耐寒用にタオルで頭をほっかむりすると寒さを抑えることが出来る。この尾根も登山者2名が先を登って行く。雲母峰分岐へ出ると前から登山者2名又2名・1名とすれ違う。平日だが連休の合間と云う事で人は多い。アカヤシオ咲いてるが花が少し茶色にくすんでる、霜が当たったのかも。足元ばかり見て歩くとシロハゲへ着く、急な岩場をロープを掴んで攀じ登ると、その後は割と平坦な尾根であるが雲が出て太陽を隠す。例年だとここらはハルリンドウ・イワウチワが咲いてるがまだ出てない。
 宮妻への道を分けて又登り、分岐からは道幅が幾分広くなる。急坂を越えて今度は急な下り笹の中を下りて行くと岳峠。峠からはさらにゆっくりと登ると山頂へ到着。神社の前にも人びっしり多くの登山者が笹の根元へ座り込んで昼食中。座ると風が幾分か当たらないのだろう。
 横目で眺めて山頂の標識へ、御在所はガスの向こうで視界が無い。即座に三ツ口方面は下る。
 何時ものお気に入りの、友人の〇の所で昼食にする。
 正面は雲母峰先に四日市伊勢湾中部国際空港知多半島その向こうに渥美半島。左菰野その上は多度山遠く御嶽山は雲の下に白い。
 春だと云うのに視界は抜群です。山頂からの人声が時々流れて来ます。
鎌山頂。 入道ケ岳
 鎌〜バス停:食後ブナ林などの自然林を急下降する、ロープが2か所張って有る。以前より登山道が雨水でえぐれて道は2つ出来てる。歩き易い方を取って砂礫で滑らないように下山。左を見るとアカヤシオが咲いてる、三ツ口谷上部鎌の直ぐ下辺りのアカヤシオはまだ五分咲きです。尾根が結構ピンクに染まる個所はまだ裸木が多い。
 慎重に急な所を下りて途中から広い尾根を割となだらかな道が続く。杉有り広葉樹有りで変化に富んでいます。アカヤシオも有る、少し下ったので良い咲き具合だ、但し風が吹きつけて花びらは揺れている。良く歩いた道でどんどんと下ると谷への道が有り三ツ口谷へ出る。
 そのまま谷を巻くような登山道を下る、一つ有る大堰堤の脇が急坂でそこを通ると間もなく武平道へ出た。よく踏まれた道を歩いて途中近鉄山の家の手前でスカイラインへ出る。そのまま旧料金所跡の駐車場へ行くと工事中、重機が2台作業をしている。
 温泉街へ向かう舗装道路を歩いて行く、目の前を瑠璃色の鳥飛んできて木に止まる、どうやらオオルリらしい。
 前を一人登山者が歩いてるがゆっくり膝に負担が来ないように歩いて行くと間もなくバス停着。
イワウチワ ショウジョウバカマ
風に揺れるアカヤシオ バイカオウレン
アカヤシオ イワザクラ@
イワザクラA
コースタイム:蔵之助8:42〜谷入口9:00〜9:55休憩10:00〜大滝10:15〜尾根〜雲母峰分岐10:45〜白ハゲ10:52〜岳峠11:30〜11:38鎌ヶ岳11:42〜長石尾根〜三ツ口谷との出会13:10〜武平道出合い13:25〜湯の山温泉バス停14:00

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