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H25年5月26日岐阜県/奥三界岳1810m

水芭蕉
 現地へ着いて車の多さに驚くのと自分たちがいかに出発が遅かったという事に気付く。周りを良く見ると少ないけど白い水芭蕉が咲いてる。
登山口満車です。 吊橋
 天気:晴れ午後雲多し暑い。メンバーKさんと自分、何時ものFさんは腰痛とのこと。年を重ねるほどに体調を維持するのが難しい。
 一宮集合7時、つい何時もの山の積りの集合時間。現地へ着いて車の多さに驚くのと自分たちがいかに出発が遅かったという事に気付く。今日は帰りは5時過ぎるかと覚悟する。一昨年の6時に出発じゃないといかんかった。夕森公園キャンプ場最奥駐車場にはすでに9台の車と関東のマイクロバス、関東ナンバーの車2台も居ます。満車状態なので道路脇に1台、無理やりに狭い崖際のスペースへマイカーを停める。
 関東の方は三百名山目当てなのでしょう、多人数の方と桧原生林下部の笹原ですれ違った。ようこんな遠くまで感心感心。
田立夕森林道歩きだし。 広葉樹林帯を過ぎると落石地帯。
木橋 笹原の登山道
 登山口~田立夕森林道:林道ゲート横を通り舗装道路を進む直ぐにワイヤークレーンの工事場所が有ります。本日は日曜日なので休業中、工事中は停止するまで通行止めの案内有り。滝の脇の東屋を見て先へ進むと林道左方に奥三界岳の標識、標識に従い行くと階段状の道を下る。直ぐにつり橋を渡る、広さ肩幅の本格的山道になり最初は木の段々結構な急坂で有る。ここはゆっくり行こうと思うが先頭のKさんに離される。
 森の中は自然林で桧の大木が何本も有る。国有林なのだろう木立が立ち込めて少しうす陽が差す。登山道は電光型に高度を上げて行く。
 一昨年より歩くのがえらい(尾張弁:しんどい・つらい・疲れた)のだ。
 林道へ上がる手前だが風が吹いてきて涼しいが休まずそのまま林道へ出るまで進む。やっと林道へ出る、汗が吹きだしてきた水分補給する。
 林道~林道終点:歩き始めは広葉樹林の森の中に林道が伸びて行く。木立の中から崩落の斜面へ出ると陽差しがキツイ、首に巻いた保冷タオルが涼しい。話ながらなだらかだが次第に登ってる林道を行くと以前より落石が増えたような気がする。登山者2名下山してくる、早いイヤ我々が遅過ぎるようです。
 橋の上から綺麗な沢を望める所を過ぎると先の木橋が段々と近くなってくる。木橋手前で急角度で左折すると道は落石多くて林道の体をなしてない。我がもの顔で岩ゴロゴロしてて歩き難い上から岩が落ちて来る気がしてゆっくり歩けん。岩の上をガタゴトせっせと歩くのだ。
 危険地帯がずっと続き休まず通過して林道終点まで歩き通す、ここまで来るとほっとします。隣に戸が無い作業小屋が有る。木陰で3名の登山者休憩中です、替わって頂き木陰で小休止。もう正午近いからジャムパンを口にする。 
水芭蕉① 小沢を上がる。
 終点~山頂:両側笹の木の梯子状の登山道から始まる、道はしっかり踏まれており急坂だがゆっくりと歩く。ばてるので今度は自分が先を歩くことにした。ツクバネソウが咲いてる個所はまだ茎が出てるだけで花はまだです。両側笹で低い桧やコメツガの木が植わってる道を登ってると、上から大人数の登山者降りてくる。マイクロバスの方だそうです。
 立木も無くなり暫く笹の中の道を歩く、下草刈りされて道幅は広く感じる。桧の森の端をかすめて登ると小沢に出る。少ない水流が有る。岩の上を辿り沢沿いに登って行く。風が吹くと涼しいが陽差しが特に暑い。今日もウグイスが鳴いている。
 沢を抜けて登り着くとやっと檜の原生林、森の中は涼しくていい生き返る、猩々袴・バイカオウレンが道脇に咲いてる。山頂まであとわずかだ最後の緩めの坂が今日はなんとえらいのだ体力落ちたと思う。鏡池の所で3名の人とすれ違う。ぬかるみ帯見ると水芭蕉があちこちに咲いてます。
 周りを良く見ると少ないけど結構白い水芭蕉が咲いてる、まだ葉は左程大きくなってない。自然の変動に負けずに今年も咲いてるから感動するなぜか嬉しいですね。ここで水芭蕉が見られるなんて。

 写真を撮ろうと丸太の上で方向を変えようとしてバランスを崩し泥に靴を取られる。一度先へ出てザックを下ろし身軽になって撮影タイム。
 その後山頂へ辿り着く、一人の登山者が見える。
 展望台へ上がり昼食稲荷すしビール。陽差しが強いけど風吹いてすこぶる気持ち良い。御嶽山から継母岳が白い残雪を残してる、剣ヶ峰は雲の下で檜の梢が伸びて確認出来ず。
檜の原生林・森の中は涼しい。
猩々袴
山頂にて 三百名山の標識。
 シャクナゲの蕾が赤くなったものを見つけるまだまだ他の蕾は堅い。
 今年は長い距離時間を歩いていません、春の野伏ヶ岳も膝の故障で登っていない。会の山行の2時間の登り下りが1時間。
 今日は登り4時間下り3時間半、林道歩きは長くて登りも下りも1時間強掛る休憩も入れると8時間はたっぷり歩く。午後の林道歩きは遅い分陽差しが山際に遮られ日陰を歩く風が吹いて涼しかった。林道から登山口までの森林帯はどっと体温が上がる。
 名前の通り奥が深い山です奥三界岳。
バイカオウレン 水芭蕉②
シャクナゲ蕾 落石帯の登山道を帰る
ベニドウタンツツジ
御嶽山~継母岳雲が立ち上る
 尾張弁「えらい」:標準語だと「しんどい+つらい」ということだが「えりゃあ」という言いまわしで標準語とは語感が微妙に合ってないちょいと違う気がする。
 友人Kさんも普通に使ってるので「えりゃあなあ」で通じるので仲間はええなあ。
参考タイム*登山口9:12~つり橋~10:25上の林道10:35~11:45林道終点12:00~檜の原生林12:43~13:15奥三界岳山頂13:50~15:00林道終点15:05~16:05林道下降点16:10~登山口17:10  歩行数33624歩

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