とらさんの山と花H25年7月31日鈴鹿/鎌ケ岳

H25年7月31日鈴鹿/鎌ケ岳　

　鎌ヶ岳に星の花を探しに行く。この山には毎年何度か登ってる、７月の頃は多分登ってるのですが、ここで始めて蛭の洗礼を受けた。
　山頂は曇りで霧が流れてくる、風が「ヒュウヒュウ」気持ちよ過ぎてやがて寒くなる。気温何時もの夏山と比べると低い。山頂に蜻蛉少ない1匹飛んでる他のは何処へ行ったのか？

　天候：曇りで湿気多い、山頂は雲低く視界無風に当たると寒くなる。
　駐車場～ナメ滝：駐車場は工事が終わり広く舗装されていた、旧料金所跡には40台以上、温泉からの最奥駐車場も整備されて10台程置ける様子です。自分が着いた時には10台程の車が駐車されてる、1人又1人と登山者が御在所方面へ向かっていく。

　駐車場から温泉は下る道を下りて行き長石谷入り口へ着く、登山ポストが有る。直に沢を渡る、砂の上に足跡が一つ、先行者が有るようです。
　堰堤を越えるように急坂を登る辺りは杉の植林で根を掴むような急な登りです。少し平らな道を進み2つ目の堰堤手前の右手側の急なガレを上がる、古くなったロープが一本ある。急斜面を越えると砂でしっかり埋まった堰堤の上へでる。丸い石ゴロゴロしてるけど歩き易い部分を通り、前方に滝が見えると登山道は右手へ上がって行く。今日は蒸し暑くてやけに汗をかく。
　沢の上の方を登山道が付いていて忠実に辿る。道は雨が降ったばかりの様子で岩も土も湿ってる。月曜日の雨が上がっても乾かないのかな。
　沢へ下りるようにちょいと下ると沢を渡る手前に人が居る。釣りざお持った川漁師だ、この沢で釣り師を見たのは始めてです。
　昔は自分もここを釣り上がった事が有るけど妻の妊娠から殺生は止めてる。挨拶して先へ進む。まもなく2m滝である、大昔はバス停から2m滝まで1時間だった記憶がある。ここで休まず先へと進む。
　静かに淵を見ると魚影有り、まだ棲んでるのでね。ナメ滝の上へ出てから小休止。休むとやっと涼しさを感じる、近くでコマドリが「ヒヒーン・カラカラ」と鳴いてる。

　　ナメ滝～岳峠：水分補給してからまた歩き出す、沢沿いを歩いたり高巻いたりするけど、出来るだけ沢沿いに歩いて行く、水に近いので暑さも和らいで少し涼しい。沢を大岩を飛んで跨いで滑って転ばぬ様に歩いて行く。
　谷がせまくなると崖に星型の花が咲いてる。ピンクというより少し紫がかってると思う。曇り空で暗いから上手く撮れたか心もとない。時々は風も有って心地よく歩ける。余り他の花が見つからず黙々と歩く。約1時間歩いたので小休止、場所は最初の水が消える所です。谷の幅もまだ広くて広葉樹の森がうっそうとしてる。最前からアブが周りを飛び回り五月蠅い。
　休憩後の道は大岩がごろごろ寝たり立ってる所を抜けて急な砂の斜面を上がって行く。谷幅はぐっと狭い個所を通り抜けると笹の茂る急斜面となる。踏み跡は幾つもあるが赤ペンキのマークの有る左手の旧道を登って行く。岩ごろの道だが良く踏まれてる。出来るだけ左を通るのは右手急斜面が以前の大雨で岩崩れして、登山道近くまで落石が新たに増えてる。最後につま先上がりの急坂両側低灌木帯を抜けると岳峠へ出た。
　峠でもアブが寄ってくる。気が付けば汗だくでしたから虫も寄ってきてる。
　この山には毎年何度か登ってる、７月の頃は多分登ってるのですが、ここで始めて蛭の洗礼を受ける。
　峠で休んだ時首の違和感を感じて手で触ると虫が取れて来た、エッ蛭じゃん。首なので出血有るのかまるで見えない。

　岳峠～山頂：水分補給して歩き出す、笹の間の道それと大岩の急坂を上がると本当に直ぐに山頂でした。山頂には誰も居ず風だけがビュウービュウー吹いてる。今頃は何時も居る蜻蛉が1匹しか飛んでない。他は何処に行ったのか？風が強いからかな。
　木陰に入ってシャツを脱ぎ被害を調べる、シャツの襟が真っ赤、下着のＴシャツおへその上辺と脇の下が赤くにじんでる、脱いでみるとまだ1匹脇腹にくっついてる。血で満腹膨れてて指ではじくと飛んでった。
　山頂は曇りで霧が流れてくる、風が「ヒュウヒュウ」気持ちよ過ぎてやがて寒くなる。良い風だけど何時もの夏山と比べると気温低い。参考に調べると御在所岳の気温9時20度・15時の23度、天候霧と曇り。下ってくる時には陽も差してた。

下山：長石尾根から三ツ口谷を下山する。尾根から左へ下って沢沿いの道に出ると熱気が押し寄せる、下界並の暑さが戻って来た。

コースタイム：駐車場7：30～長石谷入り口7：42～2m滝8：27～8：41ナメ滝8：55～犬星大滝9：16～9：45源流部10：00～10：40岳峠10：45～11：00山頂12：15～13：00白ザレ13：10～沢出合い13：30～駐車場14：15

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