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H25年9月20日鈴鹿/愛知川と御金明神

ヤマジノホトトギス
  以前から夏の愛知川(神埼川)と御金明神へ行きたいと考えており、今回ヘルメットが新品になったのを機会に沢歩きと+α。メンバーはそんなことはご存知ないFさんと自分。
 ヒロ谷出合い付近で愛知川本流を渡る。釣り竿もった方3名他の登山者数名対岸を歩いて行く。昨今愛知川はズーット来てない、前はと云うと35年〜40年前にもなってしまう渓流釣りにS水氏と良く歩いた沢登り。残りの人生は後悔の少ない生き方が出来たら良いかな。
朝明渓谷駐車場。 羽鳥峰
 ふとしたことから、以前から使ってる自転車用のヘルメット・もちろん沢登りでも使ってましたが、内側を見たら製造年月がH06年でした。
もう購入してから17〜18年程は経ってるわけで、今回新しいヘルメットを購入今のヘルメットは無茶軽いです。

 駐車場へ到着すると集金のおじさんが来る500円払います。少し来ない内にトイレが新設されてました、水洗トイレです綺麗になった。「500円のおかげだ」とおじさんは言います納得する。
 
 幼稚園児が沢山居て愛知川でキャンプだそうです。見送りのお母さん達に手を振り軽四トラックで出発して行く、携帯も届かないまるっきりの山中ですけど大丈夫かいな。
 天候:晴れ・時々雲有り。
 朝明渓谷〜羽鳥峰峠〜ヒロ沢出合:橋を渡りつま先上がりの林道を歩いて行く右手の山側から湧き水が流れてる、何時もと違い水気が多い道路上を流れてる。台風18号の雨がまだ影響残ってるのかな。林道も幾分水でえぐれて段差が増えた。
 猫谷の登り口から羽鳥峰峠を目頭す。結構急坂で一部道は岩ごろですが一つ目の堰堤を越えてから石積みのしっかりした道になる、ロープを張った急斜面も登る。途中から対岸の林道の壁が見えてる。もう少し登ると羽鳥峰へ飛び出す。
 ヒロ沢道へ進む、左方から水が湧いてる、水流の中にカエル?イヤ違う尻尾は長い何匹も居ます。よく見るとサンショウウオの様です?(翌週又良く見たら腹が赤い・アカハライモリかも。
 水が澄んで綺麗な場所しか住めない、後から歩く人は自然を壊さない。ゴミを出さない。宜しくお願いします、自然を子子孫孫に残せると良いですね。歩き易い道を下って行く、土の上に枯葉が集まる、土が流れてツッルとした登山道。ひろ沢大滝に出ます、上から覗いてるとビビット怖い所です。10分程で愛知川へ出合う、ヒロ沢出合。ヒロ谷出合い付近で愛知川本流を渡る。釣り竿もった方3名他の登山者数名対岸を歩いて行く。
サンショウウオ?腹が赤いのですアカハライモリの様です。 愛知川本流/まだ少し濁って水量多い。
 ヒロ沢出合〜御金明神〜ヒロ沢出合:出合の小屋跡広場で渓流足袋に履き替えました。本流の渡渉はヒロ沢出合付近、最初だけ水に足を入れるとやはり冷たい。少し秋の気配が水に現れてる。
 昔昔の脳に残ってる記憶でアドレアンリンが出たようで、沢歩きしたらテンションが高くなった。早く左岸(杉峠道)へ上がらなあかんのにどんどん沢沿に遡行してしまい、水に入ったり出たり岩を飛んだりと。楽しいんだわ。
 水に浸かった岩へ飛ぶ時は水量多く流れも速く油断すると足を持って行かれそうでした。
 
 再度膝下まで浸かる渡渉なので・・・、同行のFさんは途中で断念自分だけ単独で進む。Fさんには戻ってヒロ谷出合広場で待って貰います。
 本流をそのまま進むとやはり廊下が現れて行き詰まる、水量が少なければなんという事ない所だが。膝上まで水に入ると大分冷たいそのまま進むと腰上まで来そうで止めた。膝を冷やすと痛みというか膝に違和感が出て来ます。
 廊下の手前から少し戻って右手の崖(急斜面)に攀じ上ると赤テープが2つ巻いてある。一応ルートが有る様子。
 進むと直ぐ登山道へ出て、兎に角上流という頭が有るので左手の登山道へ入る。行けども行けども御金明神の分岐が無い。???と中峠への道標が有るんで歩き過ぎたしまったけど遅い、沢歩きでやはり進み過ぎでした。
 
第1回目・本流を渡渉するFさん。
 一休みして20分戻ると御金明神の案内が有りました。登山道に枯葉が積り栗のイガが落ちてる薄いトレース・結構赤テープが有るので何とか歩けます。急斜面を登ると杉の中に高い岩が見える。急斜面を登るのにフェルト底の渓流足袋ではあんまし(名古屋弁・あまり)踏ん張れん。
 奥村さん地図ではここら辺りが御金明神ですが、岩は有るけど祠らしきは何処だ?樹木の中ひっそり奇岩が有ります、まず岩の下部で一応参拝しておく。
 その後友人から参照:お金明神は、奇石があるだけで、周りに鳥居も祠もない、イースター島のモアイ像のような、天狗のような・・・。
樹木のなかに埋もれてる、ひっそりと。
御金明神への分岐点 御金明神下・樹木の中ひっそりしてる。
   ここまで休まず登ってきたので案内板の横で一休み。暫し地図と見比べる始めて来たので、ここが御金明神とはっきり判定出来ず。天狗岩をカメラに収め来た道を戻る。後で友人に確認したら天狗見たいな岩が有る・祠も鳥居も無くて奇岩の有る辺りを言うそうです。(ネットで見たが年末ジャンボを買ってから参拝に来られた登山者が居た様な気がします、宝くじ当たったんでしょうか?)
 分岐まで戻り今度はヒロ沢方面へ急ぐ、途中単独登山者に出合う。分岐から20分も歩いたら釜跡が有り、すぐ側に本流が見えたので適当な所で対岸へ渡る。渡るの少し早すぎたようで川原を歩き・また水に浸かりながら岩を渡って行く。途中から尾根側へ上がり道なき道を出合いの小屋跡へ。
 小屋跡でFさんと出合う。やっとほっとして遅い遅い昼食を取る。ウインナー海苔巻き。
天狗岩
 ヒロ沢出合〜羽鳥峰〜林道〜駐車場:帰路ヒロ沢道をゆっくりゆっくり登る、欲を言うと白滝道を帰りたかったけど体力が切れそうなのと、大分時間オーバーしてるので愛知川遡行遊び復帰1回目はこんなもんかな。自分でも良く歩きました29600歩。
 40年も経つともう道なんかさっぱり憶えていないのだ沢の岩を飛んで渡った記憶は有る。
 久しぶりにハイテンション本当に楽しかったですよ。
神域で有るという案内板
  槍ヶ岳登山後記:前日穂先へ登った時豊田のおばさんから聞いた話で、昨日女の子が落石を受け口を切る怪我をした。我々の会は誰も怪我も無くて良かったが、穂先から下りは時間が思ったより掛り、上に人がぎょうさん居ったのでその時は落石が有るかもと非常に緊張した、

 今年槍へ皆で行ったがヘルメットを被ってる登山者さん多い、どうしてかな?って帰ってから調べたら「県山岳遭難防止対策協ヘルメット着用、県内5山域奨励」指定、登山時はヘルメットを着用するという危機管理意識を持ってほしいと話した。25年7月30日毎日新聞ニュースより。  北アルプス南部では槍・穂高連峰のうち、北穂高岳から溜沢岳・屏風岩、前穂高岳(北尾根から吊尾根)一帯、西穂高岳から奥穂高岳、北穂高岳から南岳(大キレツト)、北鎌尾根・東鎌尾根の区域。
 
 平成24 年の夏山シーズンでは、遭難者の4 人に1 人は頭部を負傷してしているが、一方、滑落した登山者がへルメットを着用していたため、命を取り留めた事例もある。ただし、他の山域においてヘルメットが不要という主旨ではない。
 
 該当山域山小屋ではレンタルヘルメットが設置された、モンベルさんが200個寄付されたよし。1回1000円也。槍ヶ岳HPなんかは穂先へ登る方へ持ってる方はヘルメットを着用して下さい。
 
 知らぬことはいえ恐ろしい、東鎌尾根も通ったんだよ。岩場では落石の危険は常に有ると思って行動したい。
コースタイム:朝明渓谷駐車場9:30〜10:45羽鳥峰峠〜11:35ヒロ沢出合11:45〜12:35沢から上がる〜12:55中峠分岐13:00〜戻る〜御金明神分岐13:15〜13:36御金明神13:40〜14:15ヒロ沢出合14:40〜15:30羽鳥峰峠15:40〜登山口16:45

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