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H25年4月20日鈴鹿/三国岳・三角点

カタクリ①咲いたばかりで色鮮やか。
 阿蘇谷からの登山道が稜線へ出る手前の斜面や崖の縁にカタクリが咲いてます。カタクリを久しぶりに沢山目にしました。
 阿蘇谷も歩き易い幅1間の登山道が炭焼き小屋まで続いていたが、昨年の台風で荒れ放題、木和田尾の谷と同じかそれ以上に沢沿いの道は長い距離が荒れた。
カタクリ② いわうちわ
 天候:曇り時々晴れ、陽が差すと温かく少し汗ばむ。

 時山~ダイラの頭:牧田川の河床掘り下げ工事も大分進み、道路側の河岸に土石がかき集められてます。その後に道路からユンボでダンプへ積むだけになってる。朝はまだ工事が始まっていませんでしたが帰りは沢は泥水が流れてた、上流で工事が行われてる。
 
 植林帯の急坂を上がる、息が切れないようにペースは遅めです。杉林の中は薄暗くて早く抜けたいのですが、もどかしくても一歩一歩・歩くしか高度が上がらない。上が明るく開けてやっと広葉樹の森に出る。
 斜面が急なので気持ちなだらかな所まで行って休みます。寒いって予報ですがここまでで少し汗ばむ。周りを見ますと緑の新芽が出て森が若緑の色に染まってる。
 今頃の季節なら体中がボーッと温まり何処とはなしに気持ちの良い心になるのですが。今年は特に今日は冷気が入り汗ばんだ体も直に冷えて来た。少し歩くと池、25000図の597mの標高点の有る地点です。コブを幾つか越えて次第にダイラの頭へ近ずく。ダイラの頭への最後の手前のコルはヤマザクラとコブシが咲いてる。ヤマザクラは見事に美しい、コルの右手がビシャモン谷、谷からは稀に登る人も居る。左手はダイラへ下りる道、今は踏み跡は薄い。
 ダイラの頭で少し休んで水分補給とドーナツ・チョコレート。
カタクリ③
カタクリ④ クロモジ
 ダイラの頭~三角点:ダイラの頭は803mの標高点で気持ちの良い疎林に囲まれてる、そこから一気に急斜面を駆け下る。ホントは慎重に足を横歩きに下りる。直ぐに時山~阿蘇谷からの登山道に出合う。付近は良く見るとカタクリが咲いてる。少し雲で陽差しが足りない分うつむいて花を閉じぎみ。たまに日当たりの良い崖の上辺りはしっかり反って咲いてる。
 右手は植林の杉林で左手崖の間に広い登山道が付いてる。暫くしてから登りに掛る、左が切れ落ちた崖の上を足幅だけの道を慎重に移動していく。立ち止まって振りかえると山笑うと云う形容の森が緑でない萌え出す色合いです。
 広場の手前で急な崖を2段程登り狭い尾根道を引き返す感じで北へ向かう。訪れる人が多いので踏み跡はしっかり付いてる。程なく815mの三等三角点。そこの岩に飛び乗ると北への視界が広がる、先日歩いた霊仙の西南尾根が大きいです。 
エンレイソウ。 ミチバツツジ
 三角点~時山:三角点から登山道へ戻ると今度は右側が崖になり下山時は余計怖い、慎重に一歩足を出す。鉄塔下を通り左手が植林帯の道へ出ると安心できる。なだらかな登山道は「時山~三国岳」の標識から右下がりの道へ下山する、道幅は肩幅程です付近にカタクリが多い。阿蘇谷へ下りる手前は急坂です。少し上部の崖の上に山桜が今を盛りとあでやかに咲いてる、花見をする地面のスペースが無いので眺めて通る。 
 阿蘇谷からの道が稜線へ出る手前の斜面や崖のへりにカタクリが咲いてます。カタクリを久しぶりに沢山目にしました。少し残念なことに、稜線の登山道に有った花が盗られたかして花の株が減ったのです、崖の縁は流石危ないので取れれず咲いてます。
 
 沢沿いに下山して行くと、現在は橋が2つ3つ流されました、沢を石伝いに渡ります。岸に有ったはずの登山道も水でえぐられて、崖下を横バイに歩いたり・谷へ下りた方が歩き易い所も出てくる。斜面が崩れて杉林が倒壊してる所も、もう自然のすざましさに目を剝く。炭焼き小屋跡へ出たがその先も荒れている。

 阿蘇谷も歩き易い幅1間の登山道が時山から炭焼き小屋まで続いていたが、昨年の台風で荒れ放題、木和田尾の谷と同じかそれ以上に長い距離が荒れた。前は2時間強で山頂へ立てたが荒れた谷歩きが追加されたので時間はそれ以上掛るだろう。
 雨の日や大雨の後は増水して渡渉に苦労・危険度は増す。
流された鉄の橋。 山中より三国岳。
シキミ。 山笑う。
 
三等三角点・815m 三角点から霊仙。
コースタイム:別の日のを参考願います。「H24年三国~烏帽子」

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