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H26年1月1日鈴鹿/藤原岳・天狗岩

天狗岩から展望丘、覆いかぶさるように雲。
 新年の初登り、予報では曇り晴れなので御来光を見に藤原岳へ行く、でも曇りで御日様は見られませんでした。
 小屋で朝ご飯を食べてから天狗岩へ向かう、今日元日は誰も歩いてない様子です独り歩いてると地吹雪状態。
七合目半時間は7時なので南東を望むも雲雲。 八合目
 天候:曇り時々小雪・俄雨。気温は高目、風は山荘まで無し9時頃から山頂部烈風。麓は明るく晴れてる様子。夜中の出発なので単独也。初日の出はどの道見られなかったかも、兎に角今日一日変な天気でした。

 大貝戸口〜八合目:駐車場にはこんな日なので結構車は一杯止まってる。2台程ランプが灯って登山準備中。
 歩きだすと足元は凍ってる所と水たまりが有ります。暖かいのだろう指先が痛い程の冷え込みが無い、しっかり着込んでるので凄く暑い、上高地へ行った装備と同じ格好ですから。どうも気分がすぐれない、体調不良気持ち悪いお腹が減ってるのだろうか?それと歩けない。
 三合目で小休止行動食を取り紅茶を飲む。暗いのと足元が悪いから時間が掛り過ぎてる、普段は四合目か五合目まで歩くのに。休んでると同じような中高年が2名一人は疲れた休むと言って近くに腰を下ろす。一人は先へ行きますと進んで行く。
 隣の人はもう初日の出無理だなとおっしゃる同感。上に来てたウィンドブレーカーを脱ぐオーバーズボンの横のチャックも左右開けて風を入れる。山中は前後にヘッドライトを灯した中高年が歩いてます。
 
 休憩後少し歩けるようになり七合目まで目指す、四合目から地面が白くなり踏んだ雪の上を歩いて行く。途中で周りが明るくなって来たのでライトを消す夜は明けた。初日の出の時間だが上空は雲が有って何処も赤くならない。氷雪の上を登って行くとまもなく八合目です。
八合目粉雪降るので少し木陰に入り小休止。 太陽は何処?九合目よりセメント工場の煙が上がってる。
藤原岳展望丘へ登る登山者。
 八合目〜藤原山荘:踏み跡の上に薄く新雪が乗ってる普段とても寒い八合目は左程風もなく小雪が真上から落ちてくる。森陰に避けて小休止。八合目からも踏み固めた雪なのでキックステップを混ぜて登る。九合目で東藤原のセメント工場から煙りが上がってるが視界は良くない。九合目からはジグザクに登る道と真っすぐ下ってる道が交差してる。傾斜の緩い道を選んで歩いて行く。上から黄色い声、若い女性3名交る6名の登山者下ってくる、ピッケル・アイゼン装備です鈴鹿の山だけんど!?ね〜なんだろう。映画「岳」の影響ですかね着てる衣装もカラフル。登りの人に道を避けてはくれんかったけどマナーはご存じない。
 ゆっくり歩いて山荘到着、数人の方が2組単独2名食事中でした。中は暖かいので空いたベンチに座り自分も朝食にする。隣の方が日本酒を「1杯どうですか?」とすすめて下さるが「酒だと残るのでチョット」と断るが本音は飲んで見たい気も有りました。朝食は鳥塩缶にネギと水を入れ持ってきた焼きもちも入れる、一応雑煮にして食べる。 
藤原山荘。 小屋内隣の方に酒を薦められるが・・・
昔のストーブ「オプチマス」・結構古いですねと声がかかかる。 雪の森樹氷はあまり出来てない。
 山荘〜天狗岩:朝食を取っていたら窓の外でいきなり「ゴーオー・ゴーオー・バタン」って風が強くなった。小屋で朝食を済ませ外へ出る、出る前に帽子を耳まで下げ、ネックウォーマーを鼻まで上げて目だけ出してウィンドブレーカーのフードを被って外へ出た。外は指先が痛く感じる結構寒いのです、薄くトレースが続いてる。
 歩きだしから前日のトレースが残っててしっかり雪は締まり歩き易い。今日元日は誰も歩いてない様子です独り歩いてると地吹雪状態。冬何時もここは風が強い所靴跡の上に雪が乗っかってても道は判る。良く見るとトーン(白の色調)が違うので雪が踏まれてるかを判断。ほぼ夏道通りに歩いていくトレースは左折の所で少し迷ってるふうで、大周りにトレースは付いてるがそのまま歩くのです。
 登りで自分がラッセルしていくのを思うと非常に楽ちん。段々と雪深くなるがトレースを辿るので歩くのは容易い。
 天狗岩で撮影雲が低くなって展望丘を覆いかぶさるように流れてる。
天狗岩
天狗岩から「あけましておめでとうございます」寒いので強張ってます。 白瀬峠分岐、峠方面はトレース無。
9時頃少し日差しが。
 下山:天狗岩は風が強く吹き付け早々に下る、折角持ってきたスノーシューを下りで使う。登ってくる時は前日のトレース(踏み跡)を忠実に辿った。トレースは迷ったり少し迂回してたりするので出来るだけ直線的に新雪の上をボッコボコと歩いていきます新雪の上は楽しい。少し潜る位が丁度良く小屋北側のテーブルランド(平らな尾根)へ上がる。山荘付近でスノシュウーを外し後は登って来た道を下山。
 六合目から雪解け泥雪になり四合目からは泥泥の道、水溜まりを避けて歩くが限界が有り泥がピチャと跳ねる。
 登ってくる方6名程に単独者2名2人連れ2組。下山してきて神社横で地元の家族ずれ6名の方の「あけましておめでとうございます」と挨拶を受けたので同じく「あー明けましておめでとうございます」と答えて靴洗い場へ。
 車に乗ったら俄雨がザーッと来る。
雲の中視界は悪くなる下界は明るく晴れてる様子。
コースタイム:大貝戸登山口5:15〜5:45三合目5:55〜五合目6:27〜七合目〜7:18八合目7:25〜8:22藤原山荘9:05〜
9:40天狗岩9:55〜山荘横10:22〜10:50八合目11:00〜登山口11:55

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