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H26年4月1日鈴鹿/三国岳三角点

時宮前の桜まだ咲いてないよ二分咲き程。
 今年も特に花が咲くのは遅い、地元の五条川の桜が満開なので時宮の桜の五分咲きかと想像して時山へやって来た。
 烏帽子岳への周遊は時山からの登山道が工事中とかで行けないと判断阿蘇谷を下る。
時山文化伝承館開館日は水・土・日曜日と案内有り。 ひょうたん池片方がヌタ場に。
クロモジ? イワウチワの蕾、明日か明後日に咲きだしそうです。
 時宮前の桜は開花したばかりなり、何輪かは咲いてる、周りの若い木の方がピンク色強いまだ平地より1周間は遅い。時から時山までに一部道路工事中片側通行。道路脇山側にキブシの花咲いてる。

 天候:晴れ、視界は白山が靄んで見えるその西に能郷白山が白く見える。
 関ヶ原インターの桜もまだ蕾なので少し西へ来ただけなのに温度差が有るようだ。

 登山口〜ダイラの頭:昨年教えて頂いた時山伝承資料館の駐車場へ車を止める、橋の幅は渡るのがギリギリですマイカーは軽並なので渡れる。休館日なので無人で車も無い。靴を履いてると登山者1人来て「川が深くて渡れないと云う」「以前橋が流されたよ・靴脱いで渡渉する手も」と自分云ったら。「烏帽子へ登ってみます」と去って行かれた。橋無くても渡った記憶が有るが渡れると思う(帰路確認する)。
 歩きだして道幅が広い登山道より右手の尾根ね取り着く、急な杣道を辿りドンドン登って行く。始め杉の植林上は檜の植林帯。暗い地面の植林地帯を抜けると明るい二次林へ出る、もう少し足場の確かななるべくは平らな所へ行って小休止。
 汗ばむ位の気温で本日はとても暖かい。水分補給とアンパンをかじる。付近の木々の芽が出始めてますクロモジの様子ですがはっきりとは。

 尾根の中心線をへ出ると古いテープが有るソコを目指して登って行く、以前はもっと尾根の左下にもマークが沢山付けてあったが消えたな。枯れたミズナラの大木の脇を通ると池まではもう少し。池へ出ると水の中でゲッコ・ゲエッコと大きな蛙が蠢いてます。人のガサガサ枯葉を踏む足音が聞こえたか、以後は用心深い様子のダンマリになる。静かで柔らかな風の音だけする暖かい紅茶を飲む。
 
 カタクリはまだ片葉がぼちぼち地面に顔を出し花はまだのです。幾つかコブを越えて進むと大きな兜みたいな山塊が正面に見える。ここから足場の悪い岩ガラガラした所で、平年この時期にはイワウチワが咲いてるが葉は有れど花はまだの様です。やっと蕾を3つ程見つける。最後緩やかになり雑木のなだらかな尾根の頭へ出る。誰が刻んだかブナの木にダイラノカシラと書かれてる。ちょとひどいかな。
 もう正午を廻ったからここで昼食にする、倒木を引きずってきて簡易なベンチを設置。
ダイラノカシラ ベンチで座る寒いと思いネックウォーマを被ると流石に今日は暑い。
 ダイラの頭〜三国岳三角点:急坂を下って行く、道は消えかかり今年は余り通行していないようだ。右側が杉で阿蘇谷からの登山道へ出ると道はしっかりして肩幅程の道へ。鉄塔の手前辺り左方が谷底へ切れ落ち崖状になり掴まる木も無く危険な所です。道はぐんと薄く道幅は片足分なので一歩をキックしてしっかりと歩く下を見れば怖い。危険地帯を抜けると又片側植林帯緩やかになり小広場へ出る。南へ歩いていたのを今度は北側へ戻る、カタカナの「レ」の字を逆にしたようにコース取りして一段上の尾根へ上がる。狭い岩尾根上を進むと三等三角点815.0m到着。三角点北の大岩に上がると北と東が展望が開けて良い展望です。
 西と南は樹木で視界は無い。
猩々袴・ショウジョウバカマ@ 三等三角点
 阿蘇谷下降:再度踏み跡が薄い登山道を下りダイラの頭の分岐から阿蘇谷登山道を緩やかに下って行く。谷の上に出る手前は急坂でガラガラ岩場。沢へ出ると右手にテープが幾つも付いてる大木が有る。前は木に後の崖と言うか岩場を登って来たはずだが今は、道が消えかかり滑りそうな気分なので沢通しに下り登山道に出る。道がはっきり有ったはずがほとんど消えています。台風の大雨でルートがあらかた消えてる。歩ける所を選んで歩いて行く。
 沢は大岩小岩がガラガラしてて先行者のトレースも無い、右へ渡ったり左へへつりして歩ける所を下る。後で思い出しても何処を歩いたかはっきりしない程必死な気分で歩いてる。  
丸木橋も落ちてこちら側に上がるのも崖登り。 登山道が切れ下ちてる。
以前は橋が掛けて有った。 流された鉄板道。
 見覚えの有る大岩上の青テープ岩の上からはルート無くて、ここは沢の右岸へ渡る所ですが右岸に道が無い。以前は対岸に砂地の歩くスペース有ったけど水が流れてる、岩から岩へ飛んで歩く。又道が一部残ってたり消えたり、この根っこ下に土とか有ったのに根っこだけ浮いてる、根っこを踏んで土の道へ・・。
 監視路の橋を渡ると反対側はがけ崩れ滑らないように斜面をへつる。炭焼き小屋跡手前に丸木橋が有ったのにそれも流されて無い、岩を渡って対岸へ道へ上がるのに2mの崖登り。
 炭焼き小屋からはズーット広いハイキング道で歩き易い道だったけど、荒れはてて所何処ろで道は沢へ切れ落ち崖を降りたり登ったりする所も。
 思ったより時間が掛る杉林の中も歩き難い。対岸とこちら側に赤テープ、あらっ又橋が流されて無い、岩と岩を渡って対岸まで行く。道がしっかりの頃は良いルートだったけど何処もガラガラして歩き難い、登山道だった鉄板は流され、最後の橋も転がってる(以前に流されてた)。

 ここが渡れないのか(下の写真)?岩が流されて踏み跡が無い、対岸手前の岩まで遠いので途中へ中位の岩を3つ放り投げる。でもまだ水の中です。片足踝まで浸かって次の岩へ飛ぶ、滑ったらドブンだけど、今日は水量多い。
 残りは歩き易い道をゆっくり歩くと駐車場着。スパッツを外すと靴紐の下にヒル1っ匹ウエッと驚く何処で付いたんだろ。
 誰も居ない駐車場でシャツを脱ぎパンツになって体を点検。背中は車のウィンドウへ写しパンツの中も見たけど大丈夫。
 もう蛭居るんだ今日は暖かだった。 
橋が落ちて渡れないけど。
猩々袴A 北陸猫目・ホクリクネコノメ
コースタイム:時山9:55〜10:20二次林10:30〜10:50池11:00〜12:07ダイラの頭12:45〜13:21三角点13:25〜時山15:27    歩行数:14573歩

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