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H26年5月16日鈴鹿/鎌ケ岳

ハルリンドウA
 ネットで花の便り、シロヤシオが載ってましたからシロヤシオを見に行こうと鎌ケ岳へ向かう。尾根周りで登ってみた。おまけで石楠花が花開いていました。帰路・中道登山道口(旧料金所跡)の駐車場は満車状態で2〜3台は空いてそうだけど今日は平日ですよ。
石楠花@ シロヤシオと御在所。
三ツ口尾根入り口 イワカガミ@
 帰路:中道登山道口(旧料金所跡)の駐車場は帰る時満車状態2〜3台は空いそうだけど今日は平日だよ。
 天候:晴れ時々曇り、強風吹きすさぶ。尾根・縦走路を歩いてると帽子を2度飛ばされた。
 昨年は5月2日に電車バスで来た時よりも2週間は遅いので、アカヤシオは無理だとあきらめてシロヤシオを見に行きます。
 シロヤシオは中腹では咲いてて縦走路や山頂廻りではまだ蕾です。アカヤシオも3本まだ咲き残り、盛りを過ぎて半ば散って花の数が少ない。1っ本山頂真下の崖に大木がピンク色してる、遠くからでも確認出来る。そこへ行こうと登山道から笹の海を渡って行くが傾斜がきつそうで途中で戻る。おまけで石楠花が花開いていましたラッキー!。 
イワカガミA 花崗岩の崖、手前から上がって来た。
シロヤシオ@ シロヤシオA
シロヤシオB シロヤシオC
 堰堤〜県境尾根:道路から谷へ降りてきて御在所から出てる小沢を渡る。渡る前に沢の右山中に道標が見える。
 道標へ取り付き注意事項を読んでから登り始める。ズッート急坂足元にはシロヤシオの花びら落ちてる、見上げる何処だ?登山道は肩幅から足幅程で狭い割と歩かれてる様子です。木のねっこ、幹枝に掴まって体を持ち上げる。木の根っこの横にはイワカガミが咲いてます。綺麗なピンク色の花です一息休んで写真を撮る。
 道は概ね急坂、山の会で行ったおたけり坂が狭く長く続く感じ、岩の変わりに木の根っこをばかり根に掴まり登る。2度程緩やかにトラバースするも又急坂が続く。尾根に登り切ったようで緩くなった所で小休止する。
 再度急坂を歩きだすと岩場が出てくる。岩を掴んで乗り越えると又岩で下って又岩を登るここは両側切り立ってる。岩場からは馬の背尾根に似た感じで気持ち良い尾根を登って行く。
 友人Kさんが好きそうな白い木肌の木、幾本か有るも皆背が高い7〜8mも有って枝には手が届かない。
 幾らか広い感じの尾根白いざら場も有ってシロヤシオが多く咲いてる、ピンクのが咲いててこれもシロヤシオ見たいだ。
 新緑が気持ちいいから森を眺めてまた小休止、風音を聞く・ザーザーと枝葉が擦れて何時までも止まない。直ぐに冷えて来て寒いので上に一枚薄手のジャッケトを羽おる。首には歩き始めからガムチャの大判手拭を巻いてます、暑くなったら外す積りが今日はいつまでも外せない。
 歩きだして両側が笹の急斜面になったので50mも登ると縦走路、出た所に武平峠への道標が有りそれと知れる。
鎌遠望 ピンクのシロヤシオ?
名残りのアカヤシオ ハルリンドウ
 縦走路〜鎌ケ岳:県境尾根に上がると最前より物凄い強風で「ザーザー・ゴーゴーゴー」と吹きつのる。岩場を廻りこんで歩き易い縦走路を暫く行くと三ツ口谷出合、そこから急なガレ場が始まる。岩ザレの登山道を歩くと良く踏まれている、上から登山者降りてきた挨拶「風が強いですね」相手「上はもっと強いです、春だと云うのに」と言われる。春だと云うのにやけに寒い。
 道標が有って左急勾配を選んだから急な岩場を上がる、鎖有り古いロープ有り攀じ上る感じになる。最後の鎖場急坂のツルツルを上がると山頂です。昨年は有った鎌ケ岳山頂の標識が消えてなくなってる・・・何故?その辺りに落ちてないし盗られた?へんなの。
 一人の登山者が笹の根元へ座り込んで昼食中です、座ると風が幾分か当たらない。
 自分は山を眺めて山頂から長石尾根方面へ下る、急傾斜笹の中のU字に抉れた登山道を下る。笹藪の向こう左方に大きなアカヤシオが真っ赤だ行ってみようと思うが・・・。
 自分のお気に入りの場所まで下って昼食にする昼にはまだ早い時間です。そこは風は来なくて日差しが暑い、ガクチャの大判手拭を外しキラキラ光る陽差しを避けて頭の上からスッポリと被る。手拭の中からは四日市方面の景色が見える。
鎌山頂部 山頂の祠新しくなってるのだ。
鎌尾根 雲母峰とそこへ続く尾根
 鎌〜三ツ口谷出合:山頂から一段下った辺りの石楠花が咲いてます。シロヤシオは蕾の状態です。雨でえぐれて酷く土石が流されU字にえぐれた急坂を降りる。ロープが有りそれに掴まり斜面・岩場等を下る。登るのには段差が有り過ぎる道です、大股開いても上がれないのじゃ?、何時もは下りに使ってるので文句も言えない。
 先程、気になっていたアカヤシオまで行って見ることに。そこへ行こうと登山道から笹の海を渡って行くが傾斜がきつそうで途中で戻ります笹で靴が滑るのです。
 戻ってからは登山道を普通に歩く以後ザレ場の道を注意して歩いて行く、谷の降り口に近くなると段差が大きい場所へ、ストックを付いて一飛び。下まで降りると道標が有ります。
 沢へ降りずにそのまま尾根道を辿る。道は良く踏まれて歩き易い、少々まれに段差有るが針葉樹広葉樹が交り下草は笹だが痩せて小さい。概ね緩やかで危険な個所はなくて、道は曲がってるが尾根通しで歩く。一度踏み跡らしきが分岐してるも太い方の登山道を辿って行く。下って行くとイワカガミ・シロヤシオも咲きだしてくる。途中女性登山者にすれ違う。そこから弥一ヶ岳の登りになる手前から沢へ降りる。ほんの5分ほど歩いて三ツ口谷に出合。
 あれこんなとこにヤシオ尾根って書いて有る、去年も有ったか記憶が無いです。それからは沢沿いに歩き、段差も有るが歩き易い登山道を歩いて堰堤までいく。
石楠花A 石楠花B
昼食。ガムチャの大判手拭を日除けに。 打越陰尾根(三ツ口尾根)と御在所。
イワカガミ
コースタイム:三ツ口谷出合8:18〜打越陰尾根(三ツ口尾根)入口8:24〜岩場9:00〜9:20休憩9:30〜県境尾根出合10:00〜10:30鎌ヶ岳10:35〜10:45長石尾根降り口11:15〜三ツ口谷出会12:25〜駐車場12:44

少し気になる尾根の名前

 去年歩いた時も有ったかどうか記憶が無いけど。何これ三ツ口谷道へ降りてきて新しい分岐道がある、急坂にカマへ→・赤テープとヤシオ尾根の表示、何時切り開かれてどなたが命名したの?知らぬ間に〜。翌年下ったことが有るが急坂の下りでした大変。
 ヤシオ尾根って名は別の所に有る。裏道藤内小屋からきのこ岩へ上がる尾根がヤシオ尾根って呼ばれてるけど。ネーミング、ダブルからまずくない。上の打越陰尾根(三ツ口尾根)までの間を云うのかな。
 詳しくない方は道迷いされるおそれは・遭難を誘発しないか?自分は他の所にヤシオ尾根が有るのを知ってるから良いけど、裏道の方と勘違いはしないよね。
 だからか三重県遭難対策・・・・の張り紙が有るのでしょうか!?山は自己責任と云うけど皆さま行動には地図を持参して現在地を確認・安全な登山を願います。
三ツ口谷道に新しい分岐道?急坂に表示、エッ「ヤシオ尾根」?
三ツ口尾根分岐の道標と注意書
 打越陰尾根(三ツ口尾根)の道標。遭難事故発生等の下に注意書が張って有ります、「知事の許可・地権者の同意・遭難防止対策の許可外の安易な切り分け、伐採・立木への表示・道標設置は控えて下さい」。登る時なんだこれって。写り良くないけど大きくして載せておきます参考までに。
遭難等の未整備登山道の注意喚起。

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