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H26年5月10日白山山系・銚子ヶ峰1810.4m

樹齢1800年石徹白大杉癒しの空間。
 月一の山例会・銚子ヶ峰です、山の花はどこか上は雪山登山の様相でした。雪に関しては奥三界岳へ行ってから2週間程は経ってるけど幾らかは残ってる予測と云うかぼんやりと思っていた。つい深呼吸して癒されながら森の中を通る。清々しい若葉の出すフィトンチッド・枝葉のざわめき・柔らかな若緑色の風景・さわやかな高原の風・若葉の香り等が心理的にリラックスさせくれる。
 稜線尾根に上がると右手前方に別山が積雪を頂き美しい。
登山口は春の装い足元にはツクシが出てる。
ミヤマカタバミ・陽差しを受けて開きだす。 バイカオウレン
 天候:晴れ、少し風は出ており山頂は涼しい。
 メンバーは女子13名男子6名の合計19名ですこれは山中では大パーテェー。
 一宮駅西ガード下を6時5分で発~白鳥インターで高速を降りて国道156号を北上。北濃駅を過ぎて橋の手前を左折して石徹白を目指す。石徹白上在所中居神社鳥居から左折狭い林道へ入る。中居神社中の神域に白い花水芭蕉らしきが見える。「白山古道の上る」の杭があり舗装されている道を上がる、あくまで林道です。車幅が狭くマイクロバスではギリギリです、時々拳大の石が道に落ちているのを避けながら進む。ガードレールが設置されてないからヒヤヒヤですね。
 やっと大杉ふれあい広場駐車場に到着、運転手さんお疲れ様です。先着の車が4台停まってます。

 石徹白大杉~おたけり坂:急な石段を繋がってゾロゾロと登り大杉の脇へ到着皆撮影に余念が無い。以前は登山口に熊注意の看板が出てましたから先頭の会長さん他誰かが「チリン・チリン」と鈴を付けてます。
 19年に別山へ登った時三ノ峰避難小屋泊でしたが、石徹白大杉からやって来た3名の登山者さんは途中登山道にて熊と至近距離で遭遇した話を山小屋で聞きました。「物凄く怖かった・怖かった」と言っておられた。時々はこの辺りは熊出るんです個々にご注意願います。
 
 新緑が萌え出でる木々の中を先頭に付いて登って行く。つい深呼吸して癒されながら森の中を通る登山道を汗かき歩いて行く訳ですね。清々しい若葉の出すフィトンチッド・枝葉のざわめき・柔らかな光若緑色の風景・若葉の香り等が心理的にリラックスさせくれる。
 道幅は半間も有り始め両側笹の登り坂で後に割となだらかになる、尾根へ上がり切ると周りはブナの自然林、下草は笹にシダ類。道の両側では鶯がしきりに鳴いている、高度を上げるに連れて段々と若葉が芽吹きに変わる。1キロポストを過ぎて2キロポスト手前の緩い斜面で小休止、冷たいパイナップルを頂く。
 歩き出して直ぐにオタケリ坂下到着、この坂は急坂なので又一息入れる。ここでK嬢さんの食糧を持たして頂くズシリと重いタッパーの中を覗くとポテトサラダがぎっしり。
 昼食に沢山頂く。
よも太郎 願教寺山
雪を踏んで歩く。 サルナシ
 おたけり坂~神鳩ノ宮避難小屋:岩の積み重なりの登山道、手を使って登る様な急坂を上がると、一面の雪の斜面になる。緩やかな登りの雪道を先行者のトレースに付いて歩く。笹や倒木が雪に倒された上を渡るように歩く、出来るだけ大周りだが雪の上を歩くが効率良い。
 南側に雪庇の名残が張り出した所も残る、又夏道へ戻る。雪の広くて緩い斜面を登るとまもなく平らになり、木々の先に赤屋根が見えた。避難小屋に到着小休止。小屋内にはザックが数個、先行者の物が有る。トイレは今年は使用禁止、トイレテントが設置されており簡易トイレを持参して用を済ます・簡易トイレは持ち帰り。今年中に改修頂けると良いですね。
猩々袴ショウジョウバカマ 登山道から銚子ヶ峰
  休憩中に小屋内のザックの若い登山者数名降りて来た、皆アイゼン着用してます。朝は早いの凍っていたそうです。
 我々は持参してないけど大丈夫雪が緩んでるから行けると思う。 
残雪・ストックがスッポリと、1,2mは有ります。 雪庇の名残。
神鳩ノ宮避難小屋で休む皆さん。 清潔な小屋内・ザックがデポしてある。大きさから泊ったのか?
 避難小屋~山頂~避難小屋:歩き出すと夏道の右側の雪尾根を登って行く。尾根に上がると右手前方に別山が積雪を頂き美しい。最初緩やか上部で少し急、雪質はグサグサでキックステップが利く。会の初心者さんやはり遅れ始める。側に付いて話を聞くと雪の上は初めてだそうで、つま先を蹴りこむように歩くのだよと話す。雪が始めての方のスリップに備えて背後に付く「大丈夫大丈夫~」。
 母御石が直ぐ上に見え所の雪の斜面急なので慎重に上がる。右に別山が近く見えてくる。母御石で小休止西の薙刀・野伏が高くなる。再度小上がりに雪の斜面を上がると笹原だった所で平原状に雪が付いてる。山頂に先行した登山者が見えます。間もなく緩い最後の斜面を上がると山頂です。雪ばかりでいつもの花はまだ先ですね~。
 風と雪が有るので男子飲むと下りが怖いとかで小屋まで戻り昼食となる。
 幾分緩んだ雪面を踵を蹴りこんで下って行く、初心者Yさんもなんとか下りました。
小屋から直ぐに夏道の東斜面を歩く。 残雪の上を歩くメンバー
 銚子ヶ峰山頂:山の展望は良い、西の1615mのピークと願教寺山・よも太郎・薙刀山・三角形の野伏ヶ岳と続くずっと奥の三角の残雪の山は荒島岳かな?北は手前から尾根と一ノ峰直ぐに二ノ峰、右に真白い別山。ズットー南東に白い山、尾根の張り具合から乗鞍岳、小屋南の丸山(1786m)の肩にあれは御嶽山。美しい自然と旨い空気を吸って節々が伸び伸び何時登っても良い山です。
先行者が登って行く。 銚子ヶ峰山頂。
夏道を下降中のYさん他。 おたけり坂の急斜面。
コースタイム: 石徹白大杉駐車場8:33~大杉8:45~9:42二キロの標柱手前9:48~9:55おたけり坂下10:00~10:36神鳩ノ宮避難小屋10:54~11:25母御石11:30~11:55銚子ヶ峰12:10~12:30避難小屋14:00~~大杉15:30~駐車場15:41   
 歩行数18319歩いた今日は疲れました。
銚子ヶ峰からの一ノ峰二ノ峰と別山。左手に一ノ峰方面へ向かう登山者。

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