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26年1月22日霊仙山七合目と藪スキー

この先トレースが消えて無い。
 五合目から直ぐに雪深くなる、前日のトレースがやがて消えてしまう。歩いてると登りの途中でビブラムソールが剥がれるアクシデント。
 平らな七合目辺りへ出たけど道標が見当たらない。霧で見えない?平らな斜面の高目を探すと道標の四角い木のテッペンだけ見つける。
榑ヶ畑登山口、右手崖の工事がされて道路が延びるのか? 登山ポスト
昔住宅が有った石垣、40年前はまだ家々が残ってた廃村でした。 かなや・雪が降ってる。
 積雪:先週の霊仙のルポで登山口までは車が入りそうだし、伊吹山の登山口に雪が無いのもネットで確認してる。
 里は雪が少ないけど山の上はたっぷり積ってます、昨年の釈迦と同じようです。
 天候:雪・霧、少しだけ陽が差すも又雪。風が上では強い。単独。
 高速を降りて関ヶ原を抜けると滋賀県、急に雪国へ来てしまったという感じ。国道21号も見る見る真っ白に。トラックもスモールランプ灯してゆっくり走ってる。醒ヶ井駅前で左折益々雪が多いって言う感じになる、行けるかな?
 養鱒場南から先榑畑林道です。轍が2台分付いてる行けそうです、積雪は路面に薄く3センチ程乗ってる。上がッて行くにつれて深くなるがなんとか愛車で辿り着く。登山口に車は1台も無くて自分だけみたい。

 今のスキー兼用靴だと歩く時間が長いと足が痛くなるので古い革の重登山靴を履いてきた。下駄箱の奥に有ってたまに使ってるのでまだ大丈夫だと思ったが登りの途中でビブラムソールが剥がれるアクシデント困ったな。笹子トンネルの例も有るから接着剤が剥がれてもあたり前か30年も使ったと思う。この先これを張替に出してもこの靴で冬季・高くて寒い山へはもう行けないし行く気も勇気も無い、だから気分として張り替え出来ない。他の軽登山靴ではスキー履けないしね。
汗拭峠 陽差し・おおー晴れるか?
五合目ここから天気の良い日は長浜が見えるのだが今日は駄目だ。 五合目上部微かなトレース。
 登山口〜五合目:以前は水路を歩いてかなやまで向かったけど今は水路の左手斜面にトレースが続いてる。一番最初にS水氏とここへ来た時はまだ杉は植林されてなくて、朽ちかける一歩前の無人の家々の集落が幾つも続いていてとっても不気味な感じでした。まだ家の形がしっかり残り廃村まもないのだろう。
 かなやの前を通りそのまま汗拭峠まで歩く、電光型に付いた雪道を登ると体が温まり峠で一休み。ボツボツとマイペースで歩むと鹿が右手斜面を通って行く。少し日差しが出て晴れるかと思うけど、四合目付近は又雪降り出す。
 帰路何処ら辺りまで滑れるか考えながら歩き、坂からもう一段上がると五合目。
六合目左折して間もなく、薄いトレース有り、
 五合目〜七合目:五合目から直ぐに雪深くなる、前日のトレースはスノーシュウの下りと直線的に下ってるルートが判る。夏道通りのトレースの上に5センチほど新雪。ツボアシなので足首まで潜る。やや急斜面でキックステップしたら右登山靴のビブラムソール先が剥がれた。やっぱり駄目か?ザックを下ろし細引きを探して靴を縛る。「もう帰れって言う事かなー」と思う、もう山頂は諦めて登る気が無くなります、けどもう少し先の七合目お猿岩までは行こうと思う。
 六合目で左折右上方面へ登って行くがトレースまったく無くなる。何時もそうだったと思いながら登るが、相当悪天が続いたのだろう氷の部分と潜る個所が交互に出てくる。靴が今一なので氷の上は怖いから慎重にキックステップする。

 辺りは段々ガスが濃くなってきて周りの樹氷も結構大きくなってる。平らな七合目辺りへ出たけど道標が見当たらない霧で見えない?平らな斜面の高目を探すと道標の四角い木のテッペンだけ見つける。あー多分これ道標だ。ザックを下ろし、手袋で周囲を20センチ掘ってみると道標だと確認できた。今年は雪がたっぷり積ってるんだ。

 帰宅後昨年度の写真と比べると違いが良く判る左側に昨年の写真です。ここまでなのと次来る方に判るように赤旗を立てておこう。
昨年の七合目・お猿岩です。 七合目お猿岩の道標、落合・榑ヶ畑の榑の字が見える。
 背を風に向けてスキー板の準備をして板を履く。足首だけ兼用靴をカットした部品でスパッツの上から締める。
 藪スキーで七合目から四合目下まで滑る勿論転倒は何回もしてます。山スキー滑るの好きだけど上手じゃないので転んでばかりです、斜滑降に横滑りで止まる時はお尻から。樹木と樹木の空いた所を滑るのです、とても木が多くてぶつかりそうで真っすぐは滑れない。赤旗を数本ザックに付けてる旗の笹竹が枝の下を通る時折れたり、転んだ時に下が折れ曲がる。ほんと藪スキーです。
 五合目付近で登山者に出合う同じ中高年。四合目を過ぎ登山道から離れた森をソロソロ降りる。最後になだらかな登山道の曲がり角で止まろうとすると、ガリッと岩の上でこけてそこでお仕舞にします。
 板を外しザックからツエルトを取り出し木の幹に細引で留めて、中へザックを放り込み自分も中へ。風がバタバタ巻き上げる裾を靴で踏ずけて湯を沸かしインスタント味噌汁とコンブのおにぎり。ガスコンロを止めると「サラサラ」と雪が生地に当たる音が聞こえますまだ降ってるのだ。
 食後ツエルトを仕舞ってパッキングしてると五合目で会った方が降りて見える。「六合目から先はトレース無いので降りて来ました」と。えっ「七合目まで自分行ってるのだが消えちゃったのか?」。
 
 後100m程で車だけど今度は左もビブラムソールが剥がれる。ゆっくり歩いて車へ。
樹氷。 ツエルトで昼食。
コースタイム榑ヶ畑登山口9:10〜かなや9:31〜9:45汗拭き峠9:50〜10:35五合目見晴台10:45〜11:35七合目お猿岩11:45〜五合目12:00〜12:20昼食12:57〜登山口13:27

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