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H25年7月10日白山山系・銚子ヶ峰から一の峰

クルマユリ(拡大出来ます)
 天候:曇り・霧・たまに陽差有り、急登は流石くそ暑い。単独。
 山で座って霧を眺めてる間はほんと涼しいです。笹ゆりとニッコウキスゲが多く咲いてました。
 銚子ヶ峰から一の峰へ歩きました、長い時間歩けるのか?体力作りの意味も有ります。膝を痛めてからは長い時間を歩けないでいる。
 花を愛でながら歩くが帰路長い物に3度出くわすヤッパー・ドキッとします小心者です。
白山・美濃禅定道・登山口 いとしろ大杉(樹齢1800年・幹周り13m)
アカモノ ゴゼンタチバナ
 自宅~白山中居神社~林道:
 国道22号~一宮木曽川インター~東海北陸道~白鳥インター~国道156号~桧峠~白山中居神社~林道約22キロ~登山口
 国道を北上してると路肩部分が少し濡れてさらに林道へ入ると右手の崖側から落石、水が所により川の様にジャブジャブ道を流れてる。
 
 登山口~神鳩ノ宮避難小屋:歩きだしは急な石段を登る、昨夜の雨で濡れてつるつる、まずはゆっくり登ると「いとしろ大杉」何時も大きいものは圧倒されます。1800年前と言うと卑弥呼時代中国は後漢の時代。
 写真を撮って山へ、一人下山者来るので挨拶。今年も下草刈りされてます、されて間もない感じです。道は幅一間で二間下草刈りされてる。踏み跡はしっかり。笹の間の道を抜けると登山道らしくなる、まず急坂が続き平らな尾根状になると1キロの標柱、風が吹き抜けて涼しい。両側がブナなんかの自然林です。森の中ではハレゼミが喧しく鳴いてる。登山道が南側の時木がないか低くて日差しが辺り暑い。日当たりにはタカネニガナ多く咲いてます。
 普段は水無しの小流れを過ぎると又急坂で登り切ると2キロ標柱、もう少し頑張って登るとおたけり坂に着く。少し前を地下足袋の地元の方が坂を上がって行かれる。坂下で小休止水分補給とういろを食べておく。
 休憩後急坂を汗を流して登り切る。上がり切るとササユイリも咲いてる花を避けて下草刈りがしてあるように思う。蒸し暑くなってきたが前から風が通り風が有れば涼しいのでまだ歩ける気になる。森の中だから結構太いブナが有るホトトギス・カッコウ他の小鳥の鳴声がする。 

 しばらく平坦な道を行くとU字の道、アカモノが咲いてるが今年は終り掛けで花は散っている物が多い、上に笹等の刈った後の草が乗ってる。
U字道を出ると小屋に着く。
ササユリ(拡大) アカショウマ
ハクサンチドリ(もう盛りを過ぎてる) ニッコウキスゲ
おたけり坂ここから暫く急登 神鳩ノ宮避難小屋
 神鳩ノ宮避難小屋~銚子ヶ峰:
 小屋を覗くと先程の方が居られて挨拶する、「以前お見かけしたもう少しお年のような~他の方も?」、「私だよもう年で75歳だよ、今日はここから笹原まで刈る積りだ」。ボランティアで下草刈りされてる??聞けなかった。
 「三の峰よりいい小屋でしょう」と言われる、「うんうんそうです何時も泊りたいと思う」。水場の話や・油とかラーメンが置いて有ること。登ってきた何も無い時はラーメン食べる。余分において有り、時々減っているので今度補給する積りだ等など御話を聞いたが先を急ぐのでと断って歩きだす。
  立ち話で水分補給忘れたな。小屋の前にクルマユリが咲いてる・ササユリは蕾咲き掛けてます。
 
 小屋から登山道は溝状・U字状の登山道で石がガラガラ濡れて滑りやすい。前から女性登山者下りて来た。尋ねると「三の峰から来ました、昨夜は雷雨大雨・今朝は霧で足元がグチャグチャです」スパッツ付けた足を見ると相当濡れてます。スパッツ付けたほうがいいかな。
 森も直ぐに終わり笹原の登山道になる、雲は低いけど陽差しが辺り登りは非常に暑い。体温が一気に上昇、ササユリが一杯咲いてるニッコウキスゲも咲きだした。真上に見える母御石の下は急坂で喉が渇いてシンドイが我慢して登り切る。道は足幅で笹の間を一本通じている歩いてやっとこさ山頂へ到着。
 
 山頂は人が3名と2名のグループが休憩中です。座ってみると雲が低くまといついています、雲で別山は見えない。願教寺山・薙刀山と野伏ヶ岳は見えるが間もなく霧がきた。
サンカヨウ ミゾホウズキ
キバナノコマノツメ 銚子ヶ峰
 銚子ヶ峰~一の峰:少し山頂で休んで先へ進む、今日は一の峰まで行く予定。一度下り尾根状の登山道を下りながら平行にトラバースする部分も有る。途中笹場湿原の下り口という標柱がある、何処が下り口?笹に覆われてる。雪が消えて間もない斜面にサンカヨウが咲いてる。一つコブを越えて下り又登りだす。笹や草が伸び放題道は草に隠れてしまう。雨の翌日や霧の中歩くと滴が靴を濡らします。以前三の峰から別山へ行った時も三の峰から先がボウボウの草に埋もれた道でした。靴はスパッツしてても結構中まで水がしみた。今は大分乾いていて濡れる所までいかない。
 6キロ標柱を過ぎると急坂になる、真上には一の峰ここから頭上に笹や低灌木がかぶさり歩きにく下の岩や土は湿ってる。
 急傾斜を登ってると上から登山者、挨拶してすれ違う。銚子ヶ峰から約1時間で一の峰に着いた。畳み2畳ほどの草地にぽつんと一の峰と書いた標柱が立っている、周りは笹の海と低灌木伸びあがってもガスで視界は無い。遅めの昼食にする。
笹場湿原の下り口より湿原を見下ろす。 縦走路とお花畑
咲き残るツツジと一の峰 昔の鈴鹿を彷彿とさせる笹藪の白山登山道急坂也。
ガスの一の峰視界は無し
 一の峰~登山口:来た道を戻る大きく下り登り返しに汗をかく。ニッコウキスゲとササユリそしてイブキトラノオが上7分程咲いてるのにヤマトシジミが留ってます。近くの笹で鶯が鳴いてる、銚子ヶ峰まで登り返した、もう誰も登山者は居ず一人だけの山頂です水分補給しておく。周りは霧が湧いて視界は余りない、東と南の山は見える。西と北はガスの淡い色の向こう側。
 母御石の下斜面まだ緩やかな辺りで下草刈りのおじさんに会う、挨拶して「一の峰まで行ってきたよ」と話す。
 小屋まで一気に下りる、小屋のベンチで登山者さんビールを飲みながら本読んでラジオを聞いてる。「泊るのですか?」と聞くと「あなたも?」と聞き返された。
 「日帰りで今から水場へ水汲みに行きます」答えたら、「それは大変だ、水場で冷やしたビールが物凄く旨いよ」と言う。
 小屋から緩やかな道を下って行くと長い物に2匹出合う、瞬間ドッキとしますもん。おたけり坂の下部でも小休止座って水を飲む。
 順調に下り後少しで大杉の所まで来たら横に寝てる幹の上にも丸くとぐろを巻いて首だけこっち見てる。とぐろから一番遠くを歩き横目で見ながら通過した。
 大杉から下山する石段がキツイやはり疲れてるようです、まともに下ると膝にくるので横歩きで下山した。
コースタイム:登山口8:40~大杉8:50~1キロ標柱~2キロ標柱9:40~9:45おたけり坂9:55~3キロ標柱10:20~10:25神鳩の宮避難小屋10:35~母御石~11:25銚子ヶ峰11:35~うえ田と笹場湿原下り口11:52~6キロ標柱12:10~12:25一の峰12:50~13:42銚子ヶ峰13:50~14:25避難小屋14:40~13:00おたけり坂13:05~大杉~登山口15:47    

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