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| 岳沢2日目、夜も雨降ったり止んだり。文豪司馬遼太郎さんが言った言葉で、日本の山は植生が濃い。確かな言い回しでないのかもしれないが空き地も禿山も何時か知らぬ間に緑に覆われてしまうことを言ってるんだろうと思います。上高地を歩いていると植生が濃いと思います。大事に自然保護されてる上高地も植生がホント豊富です。写真は米粒程の青紫色の花エゾムラサキ。 |
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| 天候：霧・曇り後正午より雨。上高地は10時くらいまで晴れてた。 起床：4時半、起きる前から小鳥達の鳴き声で目を開けると明るくなってる、雨音はしないので起き出す。トイレを済ませて外をうろうろ。黒雲が上高地側からモワモワ押し寄せてくる。下は晴れてる様子です。 朝食はアンパン・ジャムパン1個毎食べる、涼しいので体を温めるのに紅茶を沸かして飲む、食べると幾らか暖かい。 |
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| 下山：2日目のルート、岳沢～登山口～梓川右岸遊歩道～明神橋～明神館～梓川左岸道を経由して小梨平～バス停。 簡単に言うと右岸遊歩道は通ったことがないから（登山は左岸を歩く）今回時間も有ることなので観光客気分で周遊してみる。 |
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| 岳沢～登山口：雨で樹林下の岩はまだ幾らか湿気ている、滑らぬように慎重に下山していく。途中細かい花が咲いてるのに気が付く。登りの時は歩くのに一杯いっぱいだったから写真を撮らずだった。ザックを下ろして撮影。旨く取れるといいが～。コメツガの樹木が多くうっそうとしてる所が気分が落ちつく。鳥の声がしきりに聞こえる中を下から鈴の音が近ずいてくる。出合った感じから小屋の従業員さんかな。挨拶してすれ違う、メットを被り小型のザックにはピッケルを括りつけてる。 登り休まなかった河原岩ゴロゴロしてる所で休む。真下に上高地が見える、下は日差しが注いで明るく晴れてる。木の上はまだ濡れてる所もあるから滑るのでゆっくり木道・ユックリ木橋を渡り段々と梓川に近ずく。下に大分近くなってから1名上がってくる挨拶すると無言の挨拶、荷物は待たず手に手帳らしきを持ちゆっくり同じリズムで上がって行く、登山靴はピカピカで小屋の関係者？支配人かな。 |
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| 登山口～明神館：右岸遊歩道へ出るとまあ早くから人が一杯歩いてる、針葉樹林帯の下は笹が茂りたまに路肩に花が咲く。道は木道、木の坂道、結構足に来てるから登りが有る時はペースが落ちる。右手梓川の清流を眺めながらも登ったり下ったりして進む、一部遊歩道工事中で車道を迂回する。 左岸と比べてだが花の種類は少ない。工事の所を過ぎると明神池、横目で鳥居を見て橋へ向かう。明神橋を渡り50ｍも行くと明神館、登山者少し観光客沢山休んでます。ベンチに座り小休止、岳沢小屋で新しく汲んで来た水を水筒から飲む、山の水は旨い。右岸遊歩道の感想は1回歩けば充分です、登山者が登山目的で通るのは不利かな結構上下が有る。 |
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| 明神館～小梨平：空を見るとすっかり雲が広がってきてます。左岸道の左側にアオムラサキの米粒代の花小さくてカメラで映るかな（後でエゾムラサキと判る）。昔は何時も足早に通るのでゆっくり花の写真を撮りながら進んで行く。小鳥の鳴き声がしきりに聞こえます、人も前から後から続々歩いてくる。最初は挨拶を声を出してたが、頭を上下に動かすだけにするほんとうに通行人多いんだものお疲れ気味。花の少ない樹林帯は少し足を速めストックを使い、右手に建物らしき（バンガロー）が見えると小梨平。 小梨平でベンチにザックを下ろし、通路から外れて少し散策する。写真を撮ってから戻り昼食に、コーヒーを沸かしアンパンをほうばる。 食べてからゆっくり歩いてバスセンターへ行き帰りのバスの時刻を確認する、時間を待つようだとタクシーを使おうと考えてた。でも直ぐに12時発のアカンダナ行きのバスが有ります。慌ててチケットを購入して立ってるとバスが入って来た。ちなみにタクシーだと4500円バス往復2000円片道だと1160円。 バスが出発して直に強い雨がフロントグラスを叩く、わーっを自分はラッキーだ雨に打たれず帰ってこれた。 |
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| コースタイム：岳沢6：55～西穂展望7：30～8：00河原8：10～登山口8：53～右岸遊歩道～明神橋9：45～9：50明神館10：00～10：45小梨平11：35～11：50バス停12：00（バス発車） |
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