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H26年11月18日御池コグルミ谷〜鈴北

霊仙が上の方白いです。
 最初に通行禁止で有るコグルミ谷を歩いた事に顰蹙を買うかのかも。まあ自己責任です。霊仙が遠目にも上の方が白いのです。
 18日天候:曇時々晴。
 メンバーは単独自分だけ。
 今夜は一宮で友人との飲み会、元保険屋さんで2回も転倒して世話になったYさんも声を掛けて有ります。故に3時頃までには帰宅したいから丸山へは行かず、県境尾根を辿る。

 最初に通行禁止で有るコグルミ谷を歩いた事に顰蹙を買うかと、皆さまは無理はなさらぬように、登るならあくまで自己責任でお願いします。後続してきた2名のパーティはヘルメットを被ってる。自分も前日ヘルメットをと少し思ったが横着で持参せず。代わりに古びた木製アイスバイルを持った。
通行止め案内 登山口に1台だけ置ける。
最初の登山道 崩落した谷筋。
 いつもの喫茶店・おばあちゃんと90才過ぎのおじいさんがやってる、でコーヒーとモーニング。
 伊吹に雪?:先着してる猟師のおじさん・赤チェクウールシャツに赤チョキです。仲間がひとり又一人と入ってきて、座ってるおじさんが「誰は来るのんか?わしは今日はおり(檻)見にいかないかんから」。「誰それは医者行ってから遅く来る・誰それは血圧高いから来れん」。「あれは蜂にやられた後まんだイカン」。「今年は蜂の巣大きかった沢山採ったけど、6段とか7段やったなー」。
 「伊吹白いやらタイヤ替えタンカ?」。「キンノウ(昨日)替えたがや」「ワシのはズート履いとったからツルツルや(スタッドレス履いたまま夏を過ぎた様子)」。等など仲間内で楽しそうだ。
 何処へ行くんやろ?山は猟師が入るからこれから気をつけんと。
 話からやはり伊吹山白いのだ、高速からちらっと白く見えたが見間違いでなかった。少し降ったか、霧氷かな。

 国道の修理が終り12月の冬季通行止めの前にコグルミ谷の様子を見に行く。山の会の人が「コグルミ谷凄く荒れてた、長命水までしか行きませんでしたが」と聞いたので行ってみるべ〜と好奇心旺盛なのです。
長命水 カタクリ峠
 まず駐車場が見当たらない、以前有ったコグルミ谷近くと少し離れた所の両方共ガードレールが設置された、コグルミ谷には駐車場は無い。だから置くなら登山口に1台他は鞍掛峠トンネル前の駐車場に置ける。平日なのにトンネル前の駐車場はもう結構な車10台程も駐車して、体操してる方も。戻って登山口へ駐車した。来年春の花の頃は相当早く着かないと車が置けないかもしれない。

 登山口〜長命水:荒れた感じの登山道を登る、踏み跡が1つ2つと付いてるので誰かさんは歩いているようだ。落ち葉が覆っていて歩き難いが道は記憶してる通りです。タテ谷出合いまでは旧のまま歩いて行ける。
 出合いを過ぎると崩落地が多くなり高巻く、赤テープ・黄テープが高巻き道の上部へ巻いて有るから少しは登山者利用している様子。谷筋にもケルンが積んであるから通れるようだ上からの落石が怖いけど。
 崩落場所は慎重に歩く、一部旧道の有る所も使い登って行く。以前よりは高巻く所が多くて時間が掛ります。踏み跡は有るので道はそれと知れるが、斜めのままなのでで靴底を斜めに下ろすので滑り易い。ストックでこらえて歩く。
 真下が崖でチョイいやな所だけ、バイルのピックで土にステップを一つ二つ切ってやる。足幅だけのステップで斜めのままよりは楽に越えられる。
 目印テープが谷底へ下りて行き、ガラガラの岩を乗り越えて谷を横切ると長命水へ出た。
 枯葉を避けて水の出てる所を出してやる。落ち葉に隠れてた標識も探して上に置く。
ヒキガエル池 1054m標高点付近のカレンフェルトと御池岳
緩やかな尾根を歩く。
 長命水〜鈴北岳:長命水で休んでると後続の2名も来る。登山道は沢沿いに行ってるけど、入口からして物凄く荒れてガラガラな様子が見える。方向転換して登山道でない尾根を直登する。「そこ登山道ジャナイデスヨー」と声が掛かるけど「判って登ってますー」と自分答える。どうでもよいがみなさまは真似をなさいませんように。
 初めは緩いけど少し上がると、角度が付いてきて足がずり下がりふくらはぎが辛い。ストック1本縮めて背へ差して、背中のバイルを右手に持つ。ピックを枯葉の地面に打って、まあ雪面登るように打ちこんでは登り、抜いて打ちこみ一歩登る事を繰り返す。ピックを打ちこんで有るので相当な急斜面も難なく上がれる。
 雑木林の緩い所まで上がったら泥だらけの先っぽを枯葉で拭ってやる。雑木林の所からは割と緩くなり普通にストック突いて登れる。ロープの掛けて有る所が見えた、そこは登山道で後はトレースを辿って崩れた沢上部を越える。
 崩落地先は前の登山道で枯葉が積って靴上まで潜りザワザワと楽しんで歩くと、間もなくカタクリ峠。峠で小休止水分補給ピュウーピュウー冷たい風が吹き付ける。サブッー、ガムチャの大判手拭を首に巻く。

 藤原方面から一人の登山者来る、挨拶して後を付いて歩くが、早ヤー!ペースを落とし自分のペースで歩くのが一番。真の谷側へ下りる所で登山道から別れて尾根道へ進む、道は急に消えて何処でも歩けるから適当に歩いて行く。時々は草が踏まれて踏み跡が有る所もあります。池を過ぎて登り坂、1148mの標高点、まれに目印。広い尾根を日だまりハイキングで気持ちよいです。
 余り休まず歩いて行くと前方に鈴北が見えて草地になり下って登ると鈴北。登山者数名寒いと言って風下へ行く。
 鈴北は遮るものが無くて風で寒いですね。北に見える山の上部が白く見える、霊仙だ。
西のボタンブチ方面
 下山:鈴北では強風でゆっくり休む場所も、ツエルトを張る場所も見当たらないのでそのまま鞍掛峠まで下山。今まで歩いたコグルミ谷と比べてしっかり踏み跡が付き、道幅も広くなったみたいです。登山者もポツポツ登って来ます。
鈴北岳
コースタイム:登山口8:40〜9:30長命水9:40〜道へ出る9:50〜10:03カタクリ峠10:10〜11:00鈴北岳11:05〜鞍掛峠11:30〜国道11:50〜駐車場12:10             歩数:12176歩

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