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H26年12月8日雪の鈴北〜御池手前まで

鈴北岳にて霊仙山
 今日は真珠湾攻撃の日。
 国道は凍った雪と黒く凍ったアスファルト(ブラックアイスバーン)が交互に、バリバリ、ツルツルバリバリ。トレースは森の中へ真の池から直接御池丸山への尾根か池沿いの凹地へ向かって樹氷の中へ続いてる。フロントガラスに張り紙有り。本日12/8の11時から通行止になりましたの案内なんだ
鞍掛峠トンネルと雪の路面 鞍掛峠の祠
稜線の雪道 樹氷が解けて落ちてる 隣の藤原・頭陀ヶ平と氷の森。
 国道306号線通行注意と案内されてるから行けるのだと橋で右折鞍掛峠峠へ向かう。道路脇に雪が残ってます進むうちに路面上も凍った雪と黒く凍ったアスファルト(ブラックアイスバーン)が交互に、バリバリ、ツルツルバリバリ。
 タイヤ滑って空周りケツ極少し振るので緊張する車体が最小にカバーしてくれるてるのかいな、スピードメータの横の液晶にスリップの画像が出てくるのは注意せよか。対向車は途中でトラック一台だけすれ違う。徐行で進むと犬返し橋の上は真っ白アイスバーン対向車来たら怖い所ですソロソロと渡る。上部へ上がる程圧雪氷アイスバーン多くなり。もう今年はこれで最後の御池かな。
 勿論11月中に冬用タイヤにしてるのでなんとか鞍掛峠トンネル駐車場へ着く。すでに1台駐車してますタイヤを見るとノーマルだよねー、スバルの4Wだろうか?
 今日は結局私とその1台だけでした、足跡は下ってるからコグルミ谷へ向かったのかも。
タヌキの足跡 アニマルトレック・狸
 天候:ピーカンの晴暖かい。12時頃より西に雲湧いてだんだん広がる曇ってくると途端に寒くなる。風は初め無くて下り始めると西風が出てくる。
 メンバーは単独私だけ。
 駐車場〜鈴北:最初は檜の植林を歩くと上から雪解けの滴が頭や肩に降りそそぐ一滴首筋に落ちて冷やっこい。檜の下を抜けると鞍掛峠小さな祠がおまします。トレースは前日の物が残っており2名ないし3名程でしょうか稜線を足幅だけ踏まれて鈴北へ伸びていく。
 ワカンとか使かって無くてツボ足で良く踏まれて歩き易くは有る。獣の足跡、兎は判る、これなんだ狸かな?
 稜線の樹氷は太陽で解けかかりパラパラ・パラパラ続々と落ちて行く。笹の復元実験地を見て平らな草原状になると樹氷もちょと残ってるかな、霊仙と伊吹は雲が掛ってる草原状から急斜面トレースに付いてキックして上がって行く。一段急斜面を上がるともう鈴北が近い。琵琶湖もなんとなくそれらしく肉眼では確認できる。鈴北で立ったまま水分補給。無雪期よりもなんか時間が余分に掛ってるのかな。
樹氷の鈴ケ岳 樹氷と霊仙
鈴北を見上げる。 少し上がったので樹氷もまだ残ってる。
 鈴北〜丸山手前:鈴北からトレースは夏道を辿らず北池の横を通って真の池へ出る。ルートに迷いが有ってウロウロした感じが出てるから最短を通る様に歩く。夏道へ出てからもトレースは夏道通しにを行こうとして、途中で戻ってくると直接丸山は向かうルートとドッチかな?。夏道通しトレースをついて行くと又折り返して戻ってくるから森の中へ進む。
 やはりトレースは森の中へ真の池から直接丸山への尾根へ向かって樹氷の中へ続いてる。跡を辿って進むと50mも行った辺りでトレースが消える、エッーここで戻ったんか。
 昨日の人鞍掛峠からトレース付けたから時間的にこんなもんかな。積雪は50〜60センチ程ザックを下ろしワカン(カンジキ)を付ける、雪で手袋が濡れたので手袋もスキー用の厚手に替えた。もう11時35分だここから山頂まで届けば行くけど30分歩いたら戻ると決めて歩きはじめる。

 ストックが夏用なのでズボッズボッって潜って半分程雪に埋まるから長くする。ワカンはいても膝下までの積雪重いなー。
池の方のルートへ出なくて尾根上をルートに取る気持ち積雪少ないと思うけど。
 昨年釈迦で苦労したから今年はなー・・・それに一人でラッセルだしというマイナス志向気持ちが弱くなった。樹氷の森は綺麗で良いけど雲が広がって来たのがチョト気がかり。
 ボコボコ・ラッセルするとテンション上がったのは何時の事かな。時間が来たので見通しの良い所で山頂は止める、一回下りて又登る残りは30分〜45分は要りそうだ。夏ならどうと言う事は無いだろうが雪山だから、雲が出始めたこんな所で一人で吹雪かれるのは嫌だよ早目早目にと思い戻り始める。2年前に御池遭難騒ぎも有ったから無理は止めます。
雪と樹氷の尾根 御池丸山一段下の尾根の切れ目まで登ったのです。
 下山:鈴北まで戻りそのまま5〜6分下った傾斜の緩やかな木の根元で昼食にする、上は西風が出て来たじっとしてれば寒むかろう。ザックを下ろしワカンを外して昼食におにぎり2個にトン汁。食べ終わる頃には頭上も伊吹の上辺りも雲が広がり日差しが無いのでさらに冷え込んで来た。
 イナベとか多度方面は晴れてるのにね。山は寒い手袋をはめても指先がジンジンと痛いです、すっかり身体が冷えてしまったのだ。登って来た道を忠実に下山する。
真の池 この雪の森へ突入する。
ワカン(カンジキ)付けても膝下の雪。 もう少しだけど30分とか40分とか登りかかりそう。
 下山してきて車を見るとフロントガラスに張り紙有り。本日12/8の11時から通行止になりましたの案内なんだ。連絡先桑名建設事務所へ連絡して下り始める。トンネル手前だが電波1本だけ立ってたからなんとか通話出来たようです。ゲートで黄色のバンが待っていてゲートを開けてくれる。
 もう一台いましたよね?と聞かれ「山中は積雪多くて自分は途中で戻ったからその人には出合っていないです」「知らない・・・・そう」と困った感じでした。帰ってくるだろうが時間は掛ると思う。
私が付けたトレース。 鈴北へ戻るとすっかり雲が広がる。
本日通行止め
 最後に:帰宅後犬の散歩、舗装道路を歩いて行くとアレッ左足踵が妙な感じで微妙に痛い。歩数は左程歩いていないけどやっぱり湿雪のラッセルは負担が大きく身体に効いた見たいです。途中で嫌になって帰ったけど単独だとそれなりに足使ったみたいで完治してないのか年寄りの仲間入りかとやや落ち込む。そう云えば昨年25年1月木和田尾をスノシュウで歩いて帰ってきたら膝に水が溜まった。

 愚痴ばかりでも冬初めに綿帽子被った木々樹氷の綺麗な森を歩けて大変に癒されました。
コースタイム:鞍掛峠登山口9:00〜鞍掛峠祠9:30〜10:00休憩10:10〜鈴北岳11:10〜真の池11:20〜11:25トレース消える11:35〜折返点12:00〜鈴北岳12:25〜12:35昼食12:55〜鞍掛峠13:35〜駐車場13:50    歩数:12783歩

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