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H26年7月1日伊吹山

ヒヨクソウ
 山頂部、次第に体が冷えて来ました涼しすぎる風です「寒ッブイ〜!」。バングラ・ガムチャの大判手拭を首に巻き薄いジャンパーを羽おると丁度良いのんびりする。三角点南から撮る、岩に掘られた三角点の字が風雨に摩耗年月を感じます。
カラマツソウと六合目付近 伊吹山寺と売店
山頂方面を見て・霧が湧いてきた。 空とニッコウキスゲ
 天候:晴れ後曇りガス後晴れ。八合目上からは雲の中・霧が有って下山すると八合目下部からは日差しが暑い。
 メンバー:今日も単独です。
伊吹山一等三角点・明治18年設置の風貌。
 何時も北側から撮る三角点なので今日は南から撮る、岩に掘られた三角点の字が風雨に摩耗して薄くなってるのが年月を感じます。
 点の字が旧字体「點」なのです、ふっと何時?の設置だろうと思うよね。何時も何気なく見てる案内板を改めて見ると明治十八年設置と有る相当に古い、ヘリコプターもドライブウェイも無い時代に設置されてます驚きです。
ササユリ一株だけ咲いてる他の?鹿に食べられたの? ユウスゲが咲きだした、柵(ネット)の中。
 登山口〜三合目:タクシーを使用2450円、幾らかでも足(踵)に負担の少ないように思ってのこと、みこと屋のおばさんは「そんなに早く降りて来れるなら、下から歩けば良いがね」と言われるが。ウーン?三合目でゆっくり花を見たいから・まだ少なくて残念だったけど。帰宅してシャワーして、踵を抑えるとまだやっぱり痛む。年取るとなかなか治んないだよ。
 
 三合目〜八合目:幅広の所と肩幅の所も有るが普通の歩き易い登山道、危険個所は無い当たり前だけど。
 三合目花園でネットの周りを散策花を探し写真を撮る、まだ花は少なく何時もの所に笹ゆりが咲いていないどうしたんだろう?四合目からは登山道を直進せず右手の林道っぽい道を上がる。岩とか段差が無くて一本銚子の登りだ。日陰が無くてすこぶる暑い。登山道は刈り込みが終り散髪が済んだ5分刈りって感じです、道は良く踏まれてツルツルに。何処かの尾根の上からカッコウの鳴き声が降ってくる。じっと立ち止まっていればのどかな気分だが、歩き続けてる体は汗でぐしょりです顔から発汗してる。
 七合目辺りから小石を踏んで行く帰路は石車に乗るので慎重に下る必要が有ります。八合目下から岩の積み重なりを登る岩をどっこいと越えると八合目、潰れてしまった祠とベンチが二組有るので小休止。前回より5分程早い、四〜五合目間を右手の登山道歩いたからか(右の道の方が早いとインターネットに書いて有った)。雲が上がってきて陽差しは弱く風有って気持ち良い。
九合目岩の上から山頂部を眺める。 九合目下降点より下界を眺める。
 八合目〜山頂:クサタチバナがまだ咲き残る、岩ゴロコロの道を登って行くと間もなく九合目そこからは山頂のロープ張って有る遊歩道を辿る、ここらはヒヨクソウが多いなと思いながら伊吹山寺へ出る。〇崎屋で〇を注文して南側の風の吹き抜ける椅子に座る目の前にはニッコウキスゲ。見る見る間にガスが迫ってきて涼しい、次第に体が冷えて来たました涼しすぎる風です「寒ッブ!」。バングラ・ガムチャの大判手拭を首に巻き薄いジャンパーを羽おると丁度良いのんびりする。
下山時の五合目から山頂方面 二合目から下界
 三角点〜東遊歩道〜西遊歩道〜九合目下降口:一休みしてからガスの中散策する、小屋の裏のニッコウキスゲはロケーションが良い、柵・ネットとか無くてニコンのドエリャア(尾張弁物:凄い)高いカメラ持ったおじさんが撮ってます。同じアングルで一枚、でもおじさんはまだシャターチャンス待ってる。聞くと「青空じゃないといけない」だそうです。なるほど黄色に青か。雲が空をワーット巻いてるのでまだ難しい。1枚真似をして撮ります。
 三角点へ行ってそこから東遊歩道を下る、ネットの中にニッコウキスゲ、亜高山帯の花というのは下界には無い高貴な色合いをしています。最初は緩やかな遊歩道だが次第に岩ゴロゴロで笹の中を歩くようになり、バイケイイソウを見てから間もなく駐車場の屋根が見える。急な階段を降りて駐車場の舗装を歩きトイレへ。出てから西をズッーと眺めるが竹生島は靄で見えません。
 西遊歩道をゆっくり登り返す、道の両側はクサタチバナの白い花が盛りです。足元は小石が敷き詰められて歩き難い、観光客を追い抜き山頂で見たような3名の登山者さんを追い抜き、山頂園地の一角へ直ぐに出る。山頂方面へ戻らず、右折九合目の下山口手前の雪崩防止柵の有る岩の上で昼食。何年か前の冬にここへ上がってしまい四方吹雪で途方に暮れたが、瞬間地吹雪が消えて伊吹山寺が見えた時はほっとしたことが有ります。
 
 ザック談義:座っておにぎり食べてたらハイキング客も通りますが最前の登山者さんがきて(ご婦人2名男子1名)、「御馳走ですね、山頂にも見えましたねって」と話になる。「えーそうですね、今抜いたし」。
 「ザック・オスプレイなので憶えてました私もオスプレイ好きなんですよ」そうなんだ。自分「ザック最近20数年使ってたミレーを捨ててこれ買ったんですよ」。「まあミレー勿体ない昔のミレーは凄く良いのに」。自分「好きでしたよいい色合いになって来たんですけど、前から山スキー担ぐので左肩の所の糸が半分切れてきて今にも切れそうなので思い切って捨てたんです」。相手「じゃあ勿体ないけど仕方ないですね」。そうなんです昔のミレーは良かったけど山で切れたら堪らんのでもう使えません。ネパールだとなおして使うどろうけど日本では治す所無いから。
 20数年前のミレーはメイドイン:フランス、当時では斬新渋いピンクに蛍光イエロー、色あせて渋くなった。けど今では蛍光色は当たり前だけどベトナム・中国産なのです(ベトナムや中国産が悪いという事では有りません)。

 食事してからゆっくり駆け足で下ります、三合目まで休まず汗だくです陽差しが暑いので。日本遵の祠の裏の雑木林へ入ると風が吹き抜けて潮騒ならぬ風がザワザワと葉が擦れる音がします。ザックを下ろし座り込んで足を投げ出す、吹き抜ける風が涼しい〜丁度で気持ちよいです。
 後から考えると何処で聞いたのかハルエゾセミが鳴いてたのが記憶に残っています。
 20分少し休んでから三合目のネットの中の遊歩道へ入り花を探索、あんまり咲いて無い。
イブキトラノオ ウラギンヒョウモンとミヤマコアザミ ?
カノコソウ ハクサンフウロ コバノミミナグサ
キバナノレンリソウ シモツケ ニッコウキスゲ
バイケイソウ バイケイソウとウスバシロチョウ。 イブキフウロ
ウツボグサ クルマバナ クズの花
イブキトラノオ
 上は今日出合った花。
花:多分先日上野地区の皆さんの草刈りが行われたようです、登山道脇の花は余り見かけません。三合目ササユリ1株、ユウスゲが少しネットの中で咲き始める。五合目辺りで写真を撮っていたらその花の名は何と言うのですかと後続の方に聞かれるのですが、見知ってるけど直ぐに名前が出て来ない。記憶の引き出しが何処か判りません。
 クサタチバナの所でやっと思い出すタが付く花でタツナミソウ。「タツナミソウです」近くにもう居られない。キバナハタザオは花が終り種を付けて立ってる、九合目辺りから西遊歩道はクサタチバナが多い。山頂園地ではニッコウキスゲが咲き、比翼草も多い(下部ではほとんど見かけなくなった)。東遊歩道はニッコウキスゲ・イブキアザミ等咲く、駐車場手前の笹の中でバイケイソウの花が咲いてるのを見る。
コースタイム:三合目8:40〜五合目9:01〜六合目付近9:45〜9:45八合目9:55〜九合目11:10〜10:20伊吹山頂部〜三角点11:05〜東遊歩道〜ドライブウェイ駐車場11:37〜西遊歩道〜12:05九合目岩上12:40〜13:26三合目14:00〜駐車場14:50   歩行数21564歩

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