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H26年7月23日白山二日目・翠ヶ池

翠ヶ池、残雪多く水が満々と有る。
 未だに池巡りをしたことなくて天気が良ければ行ってみるのが予定です。
23日の朝焼け。 夜が明けて来た。
柳谷の雪渓 前方の尾根が平瀬道。
アルプス展望・先の尾根は平瀬道。 平瀬道との合流点
 朝の3時頃起きて外を見ますと真っ暗な中一面のガスです。余り良さそうで無いと思い再びシュラフに潜りこんで寝てしまう。少し前から小鳥の声がしています、目を開けると外は明るくなっており起きて外を見ると雲は残っているけど快方へ向かってるので起きる。トイレを済まし、昨日の残りのご飯で暖かいおじやを作る、紅茶を飲みながらブドウパンを二口。
 昨日から準備してあったアタックザックにプラティパス(水筒)を入れて準備OK。
 まず南竜山荘受付のトイレを使わせて頂く、受付の方が24時間開けて有りますからトイレはこちらを使って下さいと言われてた。水洗で綺麗気持ちが良い。すっきりしてから展望歩道を登る。

 天候:霧後曇り後晴れ、後曇り時々晴れ。
 南竜山荘〜室堂:雪渓は3か所有るが傾斜はきつく無く危険な個所は無い。歩きだしは木道の緩やかな登り坂をコツコツと歩いて行く、夜は明けてるがまだ雲の為薄暗く感じる。荷物が軽いので昨日より足は良く前に出る、木道を外れると土の道で肩幅程のルートが伸びている。沢が幾つも流れ土は濡れている個所が有り所によって泥濘。
 一人の登山者とすれ違う、右下がりの道を行くと最初の雪渓に出る靴跡を辿り何無く通過、柳谷の道標有り。尾根状になった道を登る、ハイ松・シラビソの木等茂るが背は人間の背より少し高いくらい。雰囲気が良い山道らしい道を登って行くと右側が開けて来て、平瀬道がある大倉尾根がガスの中から見え出す。
 道の右側は崖というか急で花が斜面一杯に咲いてる。1時間程でアルプス展望台に着く。雲でアルプスは見えない。そのまま休まず歩き続けハイ松・ナナカマドの下を潜り、2つ目の雪渓を上がると一面の草原状になる。風がビュビュー吹いているから体温も上がらず快調に歩ける。
 歩きながらチューブを咥えて水分補給。霧が出たり消えたりしてるがまだ室堂は見えない。まもなくガスの平瀬道分岐に到着、室堂方面へ向かう。登山者が前からどんどん来ます。3つ目の雪渓は大分小さくなってる横切ると室堂着。室堂前のベンチに座り2度目の朝食を食べ水を飲む。
室堂前の雪渓 室堂
室堂少し上部より望む 大汝峰
血ノ池 翠ヶ池・登山者多いです。
 室堂〜翠ヶ池:白山神社は改修中鳥居の前で参拝。脇を通り直ぐにお池巡りコースへ入る、要所にお池巡りの解説標識が出てる。8時半を廻る頃から霧が撮れて視界が一気に良くなる、山頂も見えて来た。
 最初の内はロープが両側に張って有る。花畑が左右に出てくる、まだクロユリは早いのか蕾も有れば咲いてるのも有る。昨日花の写真は殆ど撮ってるので変わった花は見かけ無くて、余り撮影時間を撮らず緩やかな斜面を上がって行く。
 道は良く踏まれていて小石がころころしてるから歩き易い土の上岩の上をなるべくは歩く。時期が早いと雪渓だろうと思う雪が消えたばかりの草地も。
 割と大きいが緩やかな雪渓(千蛇ヶ池雪渓)を渡ると血の池。更に右回りに登って行くと翠ヶ池の上に出た。大きい翠?と云うより青い大きな池で残雪も沢山残ってる。前から登山者沢山やって来ますから翠ヶ池は山頂方面から来るのが一般的のようだ。自分は反対方向から来てるへそ曲がりだからね。
北アルプス槍〜穂高遠望。 翠ヶ池にて最初で最後かな、手拭い巻いてる。
翠ヶ池・別角度より。 油ヶ池
紺屋ヶ池 御宝庫まで登って振り返ると池が良く見える。
 翠ヶ池〜南竜山荘:暫く岩に座っていたら目の前の雲が上がり槍が視認できる。道は良く歩かれてしっかり付いているので山頂方面へ向かう。少し登ると次の池が見える、ここも綺麗な池だ油ヶ池と言う。反対側にも池が有り雪田を歩いて行って池を確認・紺屋ヶ池。御宝庫まで登り振り返ると絵葉書みたいな池の景色が現れる、良い景色です。そこから1足で御前峰山頂遠目で撮影してから風が有るので岩陰まで行って休憩。北アルプスは良く見える、乗鞍はガスが登ったりしてる、御嶽山も見える。水分補給したり飴やカリカリ梅を食べて時を過ごす。

 山頂を後にして素早く下山、結構登山者多く上がって来ます。室堂は素どうりしてトンビ岩コースへ、最初の平らな雪田、越えると這松の中にトレースがしっかり伸びている。ハイ松を分けて歩いて行くと、右肩上がりの火山岩だろう奇妙な岩が有りトンビ岩と標識が有ります。左周りに下って行くと雪渓の上に出た。楽しく下って行く。前下った時より雪が少ないです。
 橋を渡り南竜山荘着、トイレを済ませてテント場へ。
 テント場は急にひっそり4張り残っている。テントに残って読書してる方と話す。「もう1泊されるのですか?」と尋ねると「午後から下り坂で雨の予報だからボチボチ撤収します」「そうかじゃあ自分も帰ります」。帰ることにするまずは水を汲んで来て紅茶を沸かし砂糖をたっぷり入れて、アンパン・レーズンパンの昼食。テントを収納して出発。

 下山:砂防新道を下る、登る人も下る人も多くの方が歩いている。甚ノ助避難小屋で小休止、ここも沢山の方がベンチで休憩してる。
 再び歩きだして直ぐに作業員さんに停められる。ヘリコプターの風で何か有ると行けないからここで待って下さい。OK。
目の前でヘリコプターが飛んできた、甚ノ助谷の崩落地上でホバリングして荷を下ろしていく。甚ノ助谷の堰堤工事をヘリコプターを使ってる。
 又歩きだして陽差しが有ったり曇ったりですが歩きずめで、体中が熱く発熱したみたいに汗だくです。標高が下がり気温が上がった。
 中飯場で小休止あともう少しです。
山頂は人が結構いる。 トンビ岩
ヘリが飛んできて一時通行待ち3分程ですか。
7月23日二日目の花へ行く
コースタイム:南竜山荘6:00〜柳谷6:30〜アルプス展望台6:54〜平瀬道分岐7:28〜7:40室堂前8:00〜地ノ池8:43〜
8:50翠ヶ池9:00〜9:37山頂9:45〜室堂10:00〜トンビ岩10:40〜11:15南竜12:15〜12:57甚ノ助13:05〜13:48中飯場13:56〜別当谷出合14:20      歩行数21564歩

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