ネパール・キリマンジャロ他ネパール 16年の山 17年の山 18年の山 19年の山 20年の山 21年の山 22年の山 
23年の山 24年の山 25年の山 26年の山 27年の山 28年の山 H29年の山

H26年8月6日〜7日焼岳・例会

山頂の標識・三角点は登山禁止なんだよ。
 6日朝登山口に着いた時は9時15分、すで路肩の駐車場には色々な県ナンバーの車が列をなし、マイクロバスも1台停まってる。黒い小さな焼岳登山口と書いた板が山側の入り口に立っています。
電光型の登山道を登る、大石が多い。 稜線手前の崖霧で視界悪い
霧の登山道。 ガスがシューシュー出てます。
 天候:曇り後霧、下山時俄雨。
 会の例会女子13名男子7名の計20名、平日の山行で有るが例年より参加者多い。ホテル焼岳泊なのでかも?
 新中の湯ルート登山口に着いた時は9時15分ですでに路肩の駐車場には色々な県ナンバーの車が10何台と列をなし、マイクロバスも1台停まってる。
 中の湯登山口〜下掘沢:黒い小さな焼岳登山口と書いた板が山側の入り口に立っています。コース全体ではほとど危険な個所は無く山頂手前の硫黄が噴出してる崖の所が急です。雨で濡れた大岩の下りに滑るので注意が必要。
 入口から400〜500mは緩やかな登山道を過ぎると、いきなりの急登ですブナの森で三周りも有りそな大木も生えてる。大岩がゴロゴロの登山道は段差が高く足を持ち上げるのが辛い、身体中の筋肉を使うので汗をかいてくる。
 足元は昨日の雨で少しぬかるんでドロドロ。ブナとシラビソ・コメツガなのか針葉樹も交る混合林、下草はクマザサで遠近から野鳥が鳴き交わす鶯しか判りません。
 前から早い登山者が下山してきた。続々と降りてくる、平日で天候良くないのに結構の人が登ってる。
 一登りすると幾分傾斜は緩くなる、休憩を取りまた登って行く、風はほとんど吹かず蒸し暑く、たまに弱い風が吹くと涼しい。
 1975mの小さきコブを乗り越えると平坦道へ下る。、帰りは登りになります。
 登るに連れて針葉樹林帯から岳樺の森になり、更に進むと岳樺とナナカマドの木が多くなり背丈もよほど低くなる。このあたりは割と歩きやすい。樹も無くなり草地へ出ると道は火山岩のガラガラ道を歩く。
 老登山者さん休んでる、聞くと「えらいのでここまでにする上へ行っても霧で何も見えない」。
 そこが右下に下堀沢が口を開ける崖の上になる。 
キツリフネ キソチドリ ネバリノギラン
 下堀沢〜山頂:少し進むと硫黄の匂いがきつくなる。この山は火山で生きている証しだ。
 右手の沢の崖上もお花畑ッぽいが今は余り目立つ花は咲いて無い。辺り一面草原に岩がコロコロと寝てる、登山道脇にも知らない花が咲いています。何だろう、帰ってきて調べたらキソチドリ・もう一つはネバリノギラン、白山で見たのは花の後の種がはじけたものだ。そちらのほうが地味な花っぽいかな。ジグザクの道で岩がガラガラしたザラ場道を登って行く。直ぐ上が山頂らしいが霧が巻いて白いベールの中で何も見えない。

 稜線ぽい所へ出る、左側は黄色の×印が書いて有るそこへ登ると三角点だが登山禁止のようだ。右手の崖下をトラバースするように道はついてる。風音に交ってシューって音が聞こえる、頭の上の岩が黄色に変わってる所がある。トラバースして小さいコルに出る、先は焼岳小屋の→、左折は山頂、皆荷持を置いて山頂へ、1っ個所2m程の急岩場をよじ登る。左手ガスが出てる所はキケンの字が書いて有る。砂地を登ると山頂の標識。
 記念撮影してから下へ戻る、匂いの弱くなる所まで下って昼食になる。

 自分は10何年前に上高地から登って来て2つ山頂を登った憶えが有ります、一つ目から見ると向こうが高い。当時も入山規制が有ったが上まで行きました、やはり二つ目の方が高かったです。兎に角危険なので皆さんは真似をしないで下さい、山は自己責任です。
下り始める。 山頂さあ下るベー
山頂直下の崖で渋滞。
 下山:食後下って行くと雨パラパラするので自分は雨具を着る、暫くすると名古屋のクラツーさんのツアーが登って来た、日帰りだそうで大変だ。途中雨降ったり止んだり、有る程度下ると暑くなるので雨具は脱ぐ。途中ヒカリゴケを見たりして下山後バスで温泉旅館へ。
ヒカリゴケ ブナの大木
コースタイム:登山口9:25〜9:55小休止10:00〜10:50二回目10:50〜12:15山頂の下分岐12:20〜12:30山頂12:40〜12:55昼食13:30〜ヒカリゴケ15:15〜登山口16:30    歩数14640歩 他の方万歩計16700歩
 登りも下りも同じくらいの時間を要してる。
クロマメノキ キンミズヒキ
 7日天候:曇り時々晴れ後雷雨。二日目は予備日又は観光。
 観光は涼しい上高地へ、10時女子は大正池でバス下車、大正池から帝国ホテル経由〜明神まで歩くのだそうです。
 男子はバスセンターから嘉門地小屋の塩焼き岩魚を食べに行くとのこと。未だ焼も穂高も雲の中、明神東南稜の2726mの標高点が見える。穂高も雲が一時切れて見えた。
 
 スローライフ:「ワシャーいいわ」と自分だけ別行動、山じゃないので自分勝手を。
 スローライフのまね事、梓川の河原堤防でレジャーシートを広げてビールを汲む。正面には上部雲に隠れた穂高連峰を眺める。飲んだら横になり又眺める、時が来て腹が空けば小梨食堂でソースかつ丼950円を食す。又川沿いに戻り日陰でのんびりとコーヒーを入れて飲む。
 午後2時頃横になっていたらパラパラし出した、洗濯物取り込む女性、干してあるテントを掴む人。自分も慌てて片ずけザックを担いでトイレへ飛びこむ。用を終えてドアを出たらバケツをひっくり返したような猛烈な雷雨。目の前の水場屋根の下に幾人も雨宿りしてござる、目の前の地面で雨がはねて白くなる。
 自分はトイレ反対側の雨の少しも掛らない軒下で雨宿り。
 
 見るとはなしに登山道を見てると沢山通行者が通ります、外国の方ですか男女共傘も差さず幾人もずぶ濡れて歩いて行く平気かな?タオルを頭に掛けた人も。傘を差した日本の観光客も腰の辺りまでぐしょり濡れてる。登山者は雨具を着て足早に、子供もカッパを着て歩いて行く。右へ行く人左へ行く人見ててもあきないです。
 老いも若きも男も女も気持ち良く濡れて夏の雨。
 30分も待てば止むかな、20分程で頭上の六百山の雲が切れ山の姿がはっきりと見えて来た間もなく止むでしょう。小降りになった登山道へ出ると道が川になってますね・凄い。集合3時なので道の脇を歩いて上高地BTへ。
 会の皆さん雷雨で濡れたのですねお疲れ様です。上高地は観光地であるけどやはり山中と同じ雨が降る。
クサボタン 8月7日の吊尾根一度雲が上がり姿を見せる。

ホームへ戻る  ネパールへ