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H26年8月20日鈴鹿/愛知川水系・白滝谷遡行

白滝15m2段斜滝・水飛沫が上がる左縁を登る。
中峠分岐 鳩峰道
 少し山の期間が開いてしまいました。月曜日から二通りの山の準備、天気が安定しないから。鎌へイワタバコを見に行くかそれとも白滝谷の沢登り、深くて駄目なら速効で戻る積りで沢へ侵入します。朝のラジオでは名古屋は35度・36度って言ってました(どうなってるの豪雨に異常な高温)。ハト峰道を過ぎて暫くすると涼しい、沢の写真で僅かでも涼味を感じて頂ければ幸いです。
 沢で思いだしました、北アルプスにおいて山の神様に命を捧げてしまわれた方達に謹んで哀悼の意を表します合掌。
林道よりハト峰が白い。 林道の終点近く。
 天候:晴これでもかと言う晴です、雲少しです。沢筋は涼しい汗かかず。林道登り始め暑く、樹林下は丁度涼しくて良い。下りは林道終点から100mは陽差し暑い。駐車場へ帰るとアスファルトが熱で又暑い。
 月曜日から山の装備を普通の物と沢用にしてある。渓流用足袋・渓流スパッツ・ヘルメットと御助け紐(シュリング)とカナビラジャラジャラ、捕助ロープに履替え靴を支度して有ります。
 朝からの上天気なので出かけることにしました。皮の軽登山靴は下駄箱へ戻し、水筒・アクエリアスをザックに詰める。カメラも軽いデジカメにします。滑ってドボンだと高いカメラがパーになるもの。
縦走路へ出る 白滝道分岐 植林小屋跡 白滝の降り口
 登山道:朝明渓谷駐車場より林道〜県境稜線は危険な個所は無い、ハト峰道も同じだ。白滝谷道は下り初めアマゴ谷を過ぎた後に一部不確かになる、落ち着いて付近を見回すとテープ・及び踏み跡を確認すること。
 途中沢を覗くと沢音は高い、何?。その後は道なりで愛知川へ。
 沢歩き:本日は昨年秋覗いた時よりも水量多く滝はダイナミックに美しい。今年の夏の天候不順で豪雨の後なので水量が多くて廊下の通過に躊躇した。2段8m滝はホールドをしっかりと。上部に残地ボルト有り、複数人なら利用可。

 登山口〜県境稜線:駐車場で準備をする前から子供達15〜6名と大人沢山居る。子供もザックを持っているので歩き出した時にヘルメットを被った青年に「何処行くの」って聞いたら。「上水晶谷でキャンプします」と云う。「イイネー気を付けてね」相手も気お付けてと言ってくれます。歩きだす、蒸しって来る暑さです。軽四2台に分乗した子供達に抜かれる。伊勢谷道へ車へ入って行きます。
 自分は黙々と自分のペースで林道を登って行く、中峠分岐を過ぎ、又ハト峰分岐を過ぎて林道を歩く。
 ハト峰を目指さず正解かな、ネコ谷堰堤辺りが陽差しがガンガン当るのです。その点林道はほとんで木立の中を歩くので暑さも余り無い。ハト峰道を過ぎて暫くすると涼しいです、歩いてても涼しい風が当る来て良かった。ハト峰道はネコ谷の堰堤付近が日当たり良すぎるから避けた。
 林道終点辺りは陽が当るのでどっと暑い、小沢流れてるが休まずそのまま県境稜線まで歩き続ける。
愛知川出合 本流 白滝谷出合
 県境稜線〜白滝谷出合:白滝谷道の道標の所で小休止、木漏れ日有るが風も弱いけど吹いて座ると涼しい。
雨で抉れたU字道を下って行く、雨で土が流れて下の花崗岩が出てます。アマゴ谷出合から沢沿いに道が付いてるのでそのまま下って行く、一部道が不確かな所も有るがテープ・踏み跡を探すと見つかる。結構歩いてるけどなかな白滝まで着かない。
 白滝の標識の有る所へ来るとひときわ沢音が高くなる、ム?こんなに音高かったかな?水量が多いと云うことか。
 登山道を下りザーザー言ってる愛知川へ着く、右手へ下り白滝谷出合いへ。
出合にて 2m小滝 3m斜滝 先に廊下が見え出す。
 白滝谷出合〜白滝:愛知川本流に来ると、本流はエリャー(尾張弁つらい・大変・驚き)水量が多いがや・普段より多い。 昨年Fさんと来た時より多いのです。水量多いと廊下の通過が出来るか判らないから不安です、鎌へイワタバコ見に行きゃよかったとちょっぴり後悔。深くて駄目なら速効で戻る積りで沢へ侵入します。
 水は多めですが岩を跨ぎ飛び乗り、大岩よじり上がるして進んで行く。水に潜った岩の上へ足を踏ん張りジャブジャブと冷たい気持ちいいって歩いて行く。底が見える砂地へ飛び降りジャブ・・・と行く。先に廊下状で両側切り立った淵が見える。
 少し覚悟が要ります、廊下今日の核心部@エーエーって叫んでもどうにも困った、底が見えせん(尾張弁見エナイ)。左岸(沢の右側)の崖下の水中に微かに足場が見える。腰までなら行くぞって壁をへつりながら入って行く。壁にホールドは無いから一歩滑るとドボンだな「ウー冷たー」。なんとか大丈夫だった一番深い所で太腿上部・股下まで水に浸かる。〇たまは大丈夫でした、やっとこ抜けると歩き易くなる。小滝の連続するほどほどに歩き易い所を選んで登って行く。
 A目の核心部急2段8m滝、取り付く岩がすべて水に濡れて滑り易いもろい岩だ。滝の左側をヘッピリ腰で上がるほどにシャワークライムで登る。登り切った所に残地ボルト有り。左から大きく迂回すれば安全だが楽しく無い。上から下を振り返ると高度差有るよ。
 淵の綺麗な小滝を越えると落差の有る滝が現れる、B目の核心部登るとこれが白滝2段15m斜滝。昨年下見の時と比べると水量多く、滝全面に水飛沫白滝だが黒い苔もついてます。滝の左縁を水飛沫を浴びて登る。一段上がると右手に登山道からの降下する道が有る。もう一段上がり平な所で昼食、半ばまで来て一段落したのでほっとします。
廊下の淵、両側が崖で底まで見えない。 淵が美しい小滝 2段8mr滝を上から見る。写真じゃあ高度感判らない。 白滝上部で昼食。
多段10m斜滝 多段10m斜滝 水も減って来た ズッートなめ滝が続く。
 白滝谷〜県境尾根:白滝の後は多段10m斜滝どちらかと言うとなめ滝っぽい、水量も減って来た植林小屋跡を右手に見て通過する。もう変な所ないかと歩いて行くと廊下状の淵Cが現れる。右手が深いので左手の崖際をへつり膝まで浸かって滝の落ち込みまで進みます、次に滝の右の岩一番下へ飛び移る。上部へ上がると落差が実感できます。
 その後は平坦なあかなめが続き足首まで水に浸かりピチャピチャ子供のように歩く。暫く歩く同じような緩やかな感じなので沢歩きに飽きて左の登山道へ上がる。遡行図で確認すると1つ溝状2m滝が残っている。

 足を手拭で拭き靴下を替え靴に履き替えてゆっくり尾根を目指す。プールから上がったばかりの感覚で足がだるいですからスローペースで歩く。
C目のヤバイ所
 下山:県境稜線尾根で一休みしてから林道をゆっくりと下山。帰宅してから足に来てるな踵が痛くなる予感で、膝は少しピリピリする。入浴後オイルでマッサージしておく。
うえへ上がって振り返る。 残りの谷はなめ滝状になる。 台風の落し物? シナノキ
 コースタイム:登山口9:20〜中峠分岐9:40〜ハト峰道分岐9:30〜林道終点10:20〜10:25県境稜線10:35〜11:45愛知川出合11:55〜@の廊下12:18〜12:45白滝昼食13:05〜13:35沢から上がる13:55〜アマゴ谷出合14:10〜14:25県境尾根14:35〜登山口15:45   歩数21160歩 

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