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H27年10月5日~6日上高地・徳本峠

 秋の上高地キャンプと徳本峠(トクゴウトウゲ)紅葉狩り。3日目テントを出たらいきなりくしゃみと鼻もグズグズに~なんだこの寒さは。
 初日10月5日、 天候:天候は晴と曇り(山に雲の多い日)。夜快晴・星空流れ星。

 上高地BT(バスターミナル)着、人は思ったより少ないけど、BTに観光バスは物凄い台数が止まってる。みんな河童橋へ行ってるのでしょうね~。晴れて陽射し有り上空には灰色雲が掛かって穂高は見えません。河童橋まで出ると人人で混雑しています、橋をバックに記念撮影の方が多くカメラの前を通るもいかず、カメラマン氏の右後ろに五千尺ホテル側に避けて通り清水橋へ行きます。清水川も皆さん眺めています。そのご小梨平へ。
 初日はテントを張って終わり。岳沢の紅葉は小屋の下から中間点付近へ下ってきつつあるのが写真で見える。
 Wさんのキャンバス・油絵の数が夏から増えました。寒くなったのにまだガンバッテルんですね見習いたいですよ。
 テントは多いです、ビールパーテー中の女子会有り、遅くまで元気やな~。外国の髭ぼうぼうのあんちゃんや、お尻小さいコリアの娘さん達と兄ちゃん1人。他には中高年登山者さん・単独女子・男子の山岳用テントが10個までないけど立ってる、気がついた範囲で。
 ここ小梨平も国際化が進んでいます以前には考えられない。
 夜満天の星空、穂高のスカイラインに空は切れてますが星が一杯見える。天の川も横切ってます、寒いけど暫くは河原で星を眺める、こんなに沢山星を見るのは本当に久しぶりです。Kさんと山スキーで乗鞍へ行った以来かも。おっ~流れ星・あっと云う間に星が飛ぶ。祈る間など無いですね~。

H27年10月6日

  2日目、天候:晴~雲多い穂高にもかかる。
 徳本峠へ行く。小梨平から槍街道へ出て明神へ向かう、およそ45分で到着、ここも朝早くから人は多いです。
 小休憩して徳澤方面へ歩くとすぐに徳本峠の分岐点、道標が立ってます。右折するとすれ違う人も居らず、登って来る人も居ない。登山道は歩き始めは1間も有り広々としてます。これなら昔大正時代は牛が通ったと思えますね~。
 20~30年程前に島々でバスを下りて島々谷を登って峠を越えたことが有りました。10月10日の頃とて途中で陽が暮れてビバークしました。翌日岩魚止小屋の前を通ったけ。小屋は昔の農家みたいな感じの作りで縁側が有って道へ開けてる、皆さん朝食みたいでしたね。横眼で見て通り過ぎた記憶です。
  赤い実:宝石のように輝く赤の実はマイズルソウの実です。現地では葉が無いから判らないです。帰ってから調べると宝石の様に輝くんだそうです綺麗だ。
 花は調べても特定できませんでした、又花・実の名前が間違ってる場合も有りますから、間違いに気付きの説はご指摘頂ければ感謝と合わせて・嬉しく思います。
 登山道はほぼ良好、危険な箇所は無く明神から3.8キロで徳本峠で有り道標はしっかりとしている(峠何km~明神何kmと)。
 歩き始めは平坦です黒沢右岸のシラビソ・コメツガの針葉樹と落葉樹の混じる森を歩く。春㋄下旬はニリンソウが多いのだそうです。やや登り坂になると左からの沢を木橋で渡る。渡った後は徐々に急な坂道となります。段々と木々が色付き黄葉が始まっている。黄金色の森が綺麗だ。その後は電光型のジグザグ道で良く踏まれている。
 道には赤い実の植物なんだろな?何種類も実が有るのですぐに特定出来ず、葉も無いから良く判らないですね。ユキザサはすぐに判ります。
 2人2組が下って来る、登るに連れて10名程の女性連が下って来た、皆同年代中高年者ですね~、女性は元気だね~。
 涸沢から来たと言う小柄なおっちゃんに抜かれる(赤い実のシャターばかり押してるから)。「涸沢から来たよ~涸沢は人ばっかりだから通り過ぎて来た」と云っておいでです。それにしても元気ですここまで距離も大分有るのに。お年そんなに変わらないか自分より上に見えるけど。
 最終水場の一つ手前の小沢が滑る渡る時に水量の多い時は注意が必要でしょう。源流部を過ぎると尾根の腹を左手方向へ進み間もなく峠へ出る。
 峠の手前に高い樹木の幹にピンクのテープが沢山点々と巻いてある。えらく高い所(3mも)だから なんで???と考える~積雪期に歩いた登山者が巻いたのだろう。丁度風が来ない尾根下だからか?鳥の鳴き声がして~シジュウカラが沢山集まって来た。
 峠へ着くと男女混合グループが昼食中、鹿害防護のボランティア・グル-クの方だそうです。色々な方が見える、先ほどの方もどんぶりでなんか食べてるな~。峠の向こうは山が色ずく。小屋前のベンチで菓子パン紅茶の昼食。その後展望台で明神を見てから下山。
 どんぶり食べてた方、今日は小屋は満員なんで他へ行こうと云っておいでです。
コースタイム:小梨平8:30~9:15明神9:30~最終水場11:53~12:30徳本峠13:05~明神14:45~小梨平15:25  
  歩行数23896歩  結構歩くのだ。

27年10月7日

  3日目:晴のち雲湧く。とっても寒い。
 10月7日朝寒:「サブイ~イ~」で寒くて目が覚めて5時半起床カメラを持って外へ。テントを出たらいきなりくしゃみ。鼻もグズグズに~なんだこの寒さは。シュラフはモン・・社のダウン・#5で確か限界気度-2度までやったね~。シュラフカバーを付けてるがとっても寒かったんです。特に下半身が冷たい(薄手のパッチ(モモヒキ)履いてるけど)。上半身はダウン来てるから大丈夫だった。
 写真を撮ってからテントへ戻るとタオルが凍ってるのです、TVでやってたゴワゴワタオルです。絞って干してたのに。
 
 朝早くから登山者が引きも切らず横尾方面へ向かって歩いて行く。上には合羽を着てるかジャンパー。中にはダウンのズボンを履いてる方も居ますね~。寒いからダウンパンツも有るのか。積雪期かヒマラヤで着るもんだとばかり思っていました、年寄りの思い込みと年寄りは着なくちゃと思う。

 霜が下りてるか?(霜の景色も好いかも)大正池から田代池の写真を撮りに行く。
 大正池は立枯れ樹が3本程です、なんか少なくなってますね、以前はこんなんだったかな~?。古い写真をHDへスキャナーしてあるので探してみた。昭和50年㋄の写真は幾らか多いようです。
  田代池・田代草原が真っ白になる程霜が降りています。東の六百山に陽が昇るとお日様が差すので淡くも消えてしまう、風情が良いですね。外人さん日本人ハイカーがボチボチと歩いていて、大正池・田代池とか景色のいい所で撮影中みんな同じ所です。同じように写真を撮ります。
 カラマツ林コメツガの森をハイカーと前後して歩いて行くと、鳥の声は聞こえない。少しだけ先端が黄色になったカラマツモ見えます。もうすぐ真黄色になるのですね。 

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