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H27年3月22日藤原岳・袴腰

セリバオウレン
 八合目から残雪出てくる、泥にまみれ固く締まった雪、わざと踏み外すとズボット潜ります。セツブンソウは聖宝寺道で見つけました。温かくて登ってると汗をかいています、六合目で小休止すると背中の汗が引いて寒くなります。
登山口 カタバミ
八合目上の登山道雪が出てくる 小屋手前の積雪状態60〜70センチ有りそうな
 今日は袴腰三角点、天候は曇り後霧〜晴れ、あったかい日和です風は無いが午後1時過ぎると南風が強く吹き出す。
 メンバーは友人Kさんと自分、Kさん週3日しか会社行ってないけど山は土日の指定が多い。
 日曜日は混むことが判ってるので大貝戸口駐車場へ遠慮して農協さんのパーキングへ駐車ご厄介になります。準備中にニッサン車が通り過ぎて暫くしたら戻ってきました、やはり満車状態かな同じ所へ駐車します。
 
 登山口〜六合目:主なコースは聖宝寺道〜山頂小屋前〜袴腰三角点〜小屋前〜表道を下山。
 聖宝寺道登山口の石段を登る、何時ものことだが急な石段ですゆっくりゆっくり。お寺の前のトイレを使い右手に折れるとちょっとした駐車場、関東ナンバーが留まってるわざわざこんな所まで?きっと花の百名山藤原岳・福寿草がお目当てかな。
 左折して林道をちょいと進むと登山ポスト有り、大堰堤を急階段で乗り越えと登山道へ。依然と比べていくらか道は改修された様子ですが、小石に岩とか落石とか濡れて滑り易く下りはちょっと嫌だなという道です。登りで道幅は肩ほどですが右下がりで右側は急斜面そのまま谷間まで落ち込んでいますそこを電光型に高度を上げて行く。
 嫌なトラバースを終えると水無谷も滑り易く10mも行くと右手の尾根に取り付くさらに電光型に高度を上げる。
 前方に先行の登山者さん2組追い越す。1時間程歩いたらKさん「休もか?」「もう少し行こう平らになる六合目だよ〜」。植林帯の道は狭くてすれ違いが苦しいから広い所で休みたい。セツブンソウも有るかもしれないから。六合目の標識板が見えた左方の樹林越しにイナベが見える場所で小休止。下はもやで煙ったようで見にくい。温かくて登ってると汗をかいていました。六合目で小休止すると背中の汗が引いて寒くなります。
藤原山荘前の人混み 藤原岳展望丘
福寿草 福寿草A
 六合目〜袴腰:八合目まで植林下を登る、右の谷間に残雪有り気温も低い空は雲に覆われていて登るにつれて雲近くなる。八合目は多くの登山者休んでいる、聖宝寺分岐が書かれた案内版の所でKさんが登って来るのを待つ。足元には細かい花が咲いてます。よく見ないと靴で踏んでしまいそう。
 Kさんが来て「花さいてるよ」、「え〜何処?」「今踏みそう足元」。しゃがんで地面を撮って居ても登山者さんは誰も何も聞かずに通り過ぎて行きます。1グループ1名の方が「何か咲いてます?」「セリバオウレン咲いてるよ」見られてもすぐに判りません。この小さな花でも人間に見られもしないが、人とは関係なくちゃんと春・時期になると咲くのですね。
 八合目すぐに残雪が出てくるドロドロの土に汚れてます、列についてゆっくり登ります。曲がり角で待っ頂く時は追い越します。八合目〜九合目間と九合目付近福寿草多く咲いて人も沢山群れてます。少しだけ写真を撮り上を目指す。残雪とドロドロのミックスをトレースに従い登っていく。上へ上がると山荘前までは後少し、山荘前に着くと多くの人が昼食してる、立ってる人も展望丘へ向かう人も。村の鎮守様のお祭りみたいに人出が有ります。
 乾いた所へ座りKさんが到着するのを待つ。水分補給とゲンコツ(昔懐かし味)を食べる。
 Kさんが来たので休むか聞いてから「いい」というので出発する、展望丘の下までトレースは同じ。途中から左折して一人歩いたか雪田に解けた足跡が残ってる。霧の流れる中をトレースも薄くて獣道かな〜トレースかは不明なんで、無視して好き勝手に東方面へ歩く。ガスが相変わず掛かり視界は良くない100〜120m当たりまで見るけど。あそこまで行かないと袴腰は見えんよね〜ほんわかした森というか灌木の丘の所。
 又濃くなる、展望丘も消えたり現れたり。途中視界があまり良くないので乾いた地面の風は弱い斜面で昼食にする。
 おにぎり、味噌汁。
 食後小用を足してたら背後から声掛かり、ビックリで止まってしまう。「声がしたので花が有るかと来ました」「あ〜そこに1輪だけ咲いてるよ」。大阪の女性でここらをぶらつてるとのこと、お元気です、「こんな所でガスられたらどうするのですか?」と聞くと「コンパス持っていますから大丈夫です」。イヤ〜大したものです。

 食後雪田を短いルートで横切り丘を越える、左手に新しい林道が来てる、樹木も伐採された様です。鉱区が広がったのか?どうも林道長くなった鈴鹿国定公園内?私有地(セメント屋)か?自然保護とかの兼ね合いは?判らないことだらけ。
 丘の東斜面の残雪の上を数歩歩くとズボッと右足が股まで雪中に嵌る、「フカー!」80センチは嵌ってる足を抜いてから少し移動して雪面を30mほどシリセード、あっという間に下まで着く。林道(鉱道かな)歩いて先に見えてるコブの中へ入り込み金目柘植のブッシュを抜けて三角点へ辿り着く、三角点で記念撮影。下界を見てもうすぼんやり視界は良くないです。

 下山:来た道を戻り坂道上がるのは足に来ます疲れたかな、大きな雪田で長方形の短辺を渡るとすぐで詰らない。持ってきたカンジキを付け長辺の対角線上を歩き、いちばん長くおよそ300mも雪を登っていく結構おもしろいです。
 山荘からは泥にまみれて下山、八合目から下は乾いて泥は無くて快適に下山した。
袴腰三角点 袴腰・三角点 三角点からイナベ方面は煙ってる
雪田をカンジキでいちばん先まで登っていく
三角点にて 福寿草B セリバオウレン セツブンソウ
コースタイム:聖宝寺道登山口8:46〜10:10六合目10:20〜10:45八合目10:55〜10:25山頂小屋10:35〜
11:50昼食12:15〜12:45袴腰三角点12:50〜13:25小屋前13:35〜表道〜15:05大貝戸口(靴洗う)15:15〜駐車場15:30            歩数:19450歩

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