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H27年4月21日鎌ケ岳・馬背尾根

700m付近の山桜の大木・頭を幹につけて
700m付近の山桜の大木・幹に頭を付けて撮影。
 鎌の馬の背尾根途中まで、朝出かけるのが8時を廻ってしまう。今日は心慌てず行ける所まで行きます。天気は雨が上がって上天気しかし予想より強風・鈴鹿の山で耐風姿勢を取るなんて余程です。風へ身体を向けてストックで支えて固まるゴーゴーゴ・・・フーーと風の息で3歩4歩と歩き次のゴーで踏ん張る。
馬の背登山口 イワウチワ@
イワウチワA アカヤシオ
 今日は馬の背尾根湯ノ峰の先まで、天候は晴後曇り、尾根上部で大強風、風は冷たい。
 先週のネットで馬の背尾根のオカヤシオとイワウチワの花盛りなのを見てやってきた。
 天候:雨が上がって上天気しかし予想より強風。

 湯の山温泉内蔵助の駐車場へ車を停める、料金は600円なり売店で代金を支払う。店番のおじさんが巾着からお釣りを取り出す。つい「うちのおばあさんが使ってるみたいな巾着ですな」。おじさんはニコニコしてお釣りを取り出す「気をつけて」「ありがとう」。

 登山口〜湯の峰:駐車場から平らな車道を三岳寺へ歩き、寺脇から登る道へ向かう。小さな地蔵(石仏かな)沢山を道脇に見て急で胸付く段々状の道を上がると小さな展望台、馬の背尾根登山口の道標が有ります。
 ここから山道という訳でしょう。まあ急な登山道をゆっくりと登る、椿の真っ赤な花が地面に落ちてる。
 少し行くと三つ葉ツツジのハナビラが斜面を明るくしてます。昨日からの雨風で落ちたのでしょう。

 さらに登るとイワウチワ、ものすごい風音がしていますが風に飛ばされず咲いてます。前回三国岳でイワウチワの写真も撮ったのですが、数が少なくて今回目的はイワクチワとアカヤシオです。結構多く咲いてて満足です。

 引き続き登っていると上から男性登山者1名降りてくる、「ちわ〜」「こんちわ〜、上はもっと物凄い風ですよ立ってられないから戻ってきました」「え〜そうなんですか〜?」少し半信半疑でした。

 いくつか小尾根を越えて進むと、アカヤシオも咲いてますでも花は風・雨かな春の嵐に飛ばされて下に落ちてます。少し花の数が少なくて物足りません。次に咲いてるのも少し花が多いが同じように花は落ちています。
 湯の峰手前から「ゴーゴーゴー」で風がさらに強まります、下山した人が云った通り物凄い風です。風の中を湯の峰着、木の間越しに御在所ロープウェーを見るとケーブルが垂れ下がってるがゴンドラは一つも見えません。なんだ〜強風で運行中止ですね。これだけ強いので中止は安全上当然です。
 湯の峰からは鎌本峰と白ハゲも見えます、白ハゲの下に濃いピンク色が二つ三つ見えますね、そこに行くとアカヤシオが咲き出してるようです。でも今日はそこまでは行く気がしない。
 そこから花崗岩の砂ざれを下っていくがさらに風が強い、堪らんです。湯の峰を超えて最低鞍部まで下る、尾根の南面へ10mも下って緩やかな斜面で腰を下ろして早い昼食にする。大分風は和らぎます、ゆっくり食べられる。

 帽子:ハットと云うつばの有るのを被ってるけど3度風で飛ばされる、帽子留で飛ばないようにしてるけど3度目に帽子留を振り切って後ろへ飛んでいく。回収して懐へ入れ頭にバンダナを巻く、帰路はネックウォマーを帽子替わりにしまた。
 帽子留は百均だから飛んだの?まあこんな日には毛の帽子じゃないといけなかった。
湯の峰 伊勢湾と四日市
 食後折り返してもう戻ることにします。再度尾根上へ戻るとまだ風は衰えません、普通に立ってられないっていうのは本当でした。鈴鹿の山で耐風姿勢を取るなんて余程です。風と反対に身体を向けストックで支えて固まるゴーゴーゴー・・・フーーと風の息で3歩4歩と歩き次のゴーで踏ん張る 時は脇の松の木へ抱き着く。
 昔Yさんと行った飯豊山・低気圧が抜けてなくて雨強風下の登山、尾根を縦走中に風が強くて前に進めなかった(経験しないと信じられないかも)。背を丸め這うような感じで草を掴み掴み歩いた記憶が有りますが、それに準ずる風ですね強風で花の写真どころでは有りません。鎌も撮る余裕無し。

 きっと低気圧が発達したんだな。
 鈴鹿の標高700m付近で風に向かって歩けないのなんて始めてのことで相当に珍しい。
イワウチワC
イワカガミ
コースタイム: 省略

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