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H27年6月22日岳沢と上高地キャンプ1日目

 梅雨の上高地キャンプ2回目・友人には「まだ・さっみーで」と遠まわしに。岳沢は小梨平から日帰りハイキング。天候:曇り時たま晴れ間陽射し注ぐ、山頂部は雲で殆どなんも見えず、雲ばかり。読書:懸案の読書昨年は本1冊読もうとしたがダメだった、今年も読もうと持って来たのです。どんなかな?
 上高地BT~岳沢小屋:バスを降りて直ぐに小梨平へと向かう。

 清水川の橋を渡ろうと歩いて行くと 左から真鴨の親子がやってくる、しばし足を停めゆくのを見守る。他のお客さんも~「わっわっ~キャーキャーで!」うるさいたっらありゃしないけど、カメラを出して・・・モゾモゾ・・・・すぐに橋際から川へ入って行った。そこは冬キャンンプの時飲用として清水川の水を汲む場所なんだ。子ガモ11羽に癒される~~ですな。
 小梨平キャンプ受付でチェックイン。持込テント1日・1名800円と敷板1枚250円。
 おにいチャンがリヤカーに板載せて倉庫から出してきた。6月なのでまだ空いてる中、リヤカーを引っ張って一番近めのキャンプ地で荷物を下ろし、板もよっこらと持って行く。テントを張ったらリヤカーを返しに戻る。リヤカー等使うの何年振り?
 戻してからテントのフライとタープを張ります、終わってから湯を沸かしお茶とパンの2度目の朝食・朝早かったんです。
  食後、天気も持ちそうなので岳沢へ出かける。アタックザックに水とジャムパンと行動食。雨具とヘルメットとアイゼン入れて背中とザックの間にピッケル指して出発。
 相変わらず人出が多い河童橋、ピッケルの先だけ気おつけて 人の間を通り抜けて対岸へ、対岸の遊歩道をハイカーぎょうさん(名古屋弁・沢山)に付いて歩いて行く。木道で歩き易いけど脚には負担だわさ~。
 岳沢湿原にはレンゲツツジが咲いてる、穂高方面は雲の中でパットせえへん。

 岳沢道へ入るとうそみたいに静かだ~・エゾハルゼミが鳴いてます、小鳥の声、カッコウ ・ツツドリ。
 昨年は16キロほどのザックを担いで岳沢まで上がったが、今年は下へテント張ったので空身でピストンへ変更。ちょと遅いから前穂は無理、最初から岳沢までの積りだから良いんだ。

 荷物軽くても登りは結構エライわ~、歳相応だ・腹ではまんだ(まだ)~若い30代の積りだけど所詮足が重い。風穴で1時間程歩いたんで休憩をする。休んでると単独で登って来た方が歩くの早いのです。その後2人連れ2組程下って来た、天気良いから登って下るのね。
 花が咲いてるとカメラを向けて、とうとう2台首に下げて歩く。1台はマクロ付でもう1台は標準レンズ。始めて見る樹に赤丸いつぼ型の花が咲く何だろ珍しい?帰宅後調べると「コヨウラクツツジ小瓔珞躑躅」 ふ~ん紫八汐躑躅ムラサキヤシオツツジも咲いてる良かった見られた。
 西穂沢を眺めて上の天狗沢も写真撮って~上部が見えないのでなのか迫力は有ります。

 岳沢小屋中へ入りまずビールを買う、外のベンチで一服。ビールが汗かいたんで旨いな~。カメラのおじさん居る、大判カメラを持ってあっち行くこっち行きしてる。ベンチの下通るんで、聞いたん「カメラと三脚で何キロですか?」おじさん「10キロかな」わ~重いです。最初奥明神谷方向にカメラ向けてたので、自分も撮ってみる。どうじゃ。
 小屋の人に小屋前で記念写真にとシャターを押してもらう来年年賀状用に。「重太郎新道と天狗沢とドチラに花多いですか?」と聞いたけど「余り判らないですね~」。重太郎新道の取り付きの草原か?キヌガサソウは咲いてると聞き小屋の裏で写真を撮る。
 「ゆっくりして行って下さい」とあんちゃんに言われて「遊んできます」と出発。
 重太郎新道を草付まで20分登って、まだ花が少ないから雪渓まで戻ります。
 右上上段の写真が奥明神沢雪渓、その左の草付が重太郎新道です、石垣の向こう白いのは岳沢雪渓です。
 岳沢の雪渓部分を登る、少しふくらはぎ 疲れてますという感じで重いです。一歩一歩 雪にキックして 登っていく 雪の一部黒い所はキックが効かない。雪が固くて氷状です、雨が流れた後でしょうか?こんな所が多いとか、または朝早くてもし凍ってるなら即アイゼンです、12本持ってきてるが今日は使わず。
 岳沢大滝まで岳沢最奥部へ高度200m程(時計の高度計2450m)は雪渓を時間は25分登りました、大滝近く後距離的に100mなのか150mなのかな?。まだ遠い感じだけど 十分近くに見える、滝は水量少ないですね岩壁が黒い所。帰りは雪渓にピッケルでバケツ(雪の斜面に大きな穴を開けること)を掘って、古びたオーバ ーパンツ(ウインドパンツ)を履いて尻セード 雪が柔らか 余り滑らず 程よいスピード去年もそうだった。あっという間に岳沢小屋近くのラインまで戻ります。
 立つと「うえっ」 お尻ベトベト もちろんパンツも kinntama 洗うつもりが無いのに なんだ冷たい。小屋前のベンチへ戻りオーバーパンツを脱ぐ、まったく防水性が無くなったのです。ヘルも取ってザックへ入れて 濡れたまま下山する。

 その濡れたまま  下山していく、小梨平が近くなるとズボンも乾いてきました。パンツは生乾き、テントへ着いたら早速着替る。
 休み休み下山、一組登って来る。下りは変わった花がないかな~ときょろきょろして歩く。男女一組抜く、小屋でなんか食べてた組ですね。下の木道に付くと一杯歩いてます。外国語話してる・・・広東語みたい、香港?広州?から来てるのかな。
 旗もったおねえさんの後を続々と来ますね、暫く歩くと河童橋人多いです。小梨平へ着いて今日はおしまい。
 
 昨年も一昨年も今年もプータロさんテントみえます、管理の人に聞くと~Wさん今年は㋄の連休に来たんと。「へ~」少しお話しするも、耳遠いですね、何回も大声で話さないと~「スローライフで良いですね~」と云ったら「浮浪者ですわ~」と笑っておられた。

 夕方食事前に三千盛2合ほど冷酒のんで、つまみはオイルサーデェン(イワシのオイル煮)のネギソース・旨いすッ。ハム・パンもつまみ。虫が顔の周りに寄って来るんで閉口。最後はインスタントカレー・湯で戻し飯に掛けて食う。中々辛くて美味しい いける。
 雨がパラパラ来たんでテントへ入り、半身シュラフへ潜ると知らん間に寝てる、本など読めやせん。バタン~キュウ~。

 夜 降雨。
 コースタイム:小梨平10:22~登山道入口10:45~風穴11:20~西穂展望11:50~12:45岳沢13:00~重太郎新道草付13:20~雪渓13:30~岳沢大滝近く13:55~岳沢14:05~西穂展望15:00~登山口15:35~小梨平16:00 
 歩行数19400歩

6月23日上高地2日目

 23日5時起床、洗顔後河原へ出てみると穂高は薄い霧が流れてきています。この後一度雲が掛かる。

 6時に朝食、パンとコーヒー。ゴミ捨てして、本をもって河原の少し森側はシートとマット持って移動。9時に湯を沸かし紅茶を飲みなが読書。本は開高健「ベトナム戦記」300ページ有るのです、やっと90ページまで読んだ。
  11時頃テントを方ずけリヤカーを借りに行く。リヤカーに板とザックを載せて管理事務所へ。

  11時半金券を買って昼食を食べる。食後ベンチで山見とったら 松本の夫婦と一緒になる、山登りの話などして紅茶をごちそうになります。「ショウキラン知ってます?」と聞かれ~「咲いてる所知ってます」と、ご案内します紅茶の御礼ですかな。。

 その後少しまたベンチ読書、13時のバスに間に合うように歩き出します。

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