ネパール・キリマンジャロ他ネパール 16年の山 17年の山 18年の山 19年の山 20年の山 21年の山 22年の山 
23年の山 24年の山 25年の山 26年の山 27年の山 28年の山 H29年の山

H27年7月3~4日上高地キャンプ

 岳沢から天狗沢の花の様子をと思い、つかの間の晴れ間を狙ってやってきたが・・・・
 2日目は早朝から雨、、雨音が喧しいテントの生地に当たる音で強いか弱い雨か判る。雨音を聞いてると寒いので一度丸めたシュラフをまた出して中へ潜り込む。
 天候:曇り、穂高は見える。
 上高地BTへ着いたらもう1時を廻っていた、今朝雨がザーザー降っていたので、出発か中止かで迷ったせいで車を出すのが遅くなった為だ。テントを張り終えて、周りのキュンプ場の景色が若干変わった気がします。背が高い唐松草の白が目立つのだろう、それが景色が変わったせいに思えた。タガソデソウもニリソウも姿が判らない。ショウキランも大分くたびれてしまった。

 板をリヤカーで借りてきたり手続きを終わったテントを張り終えた時は2時半を廻る。もう何処かへ行く気力はないです。なにかしきりに腹が空くので4時頃から夕食に。少し肉と玉ねぎを炒めビールを2本飲む。その後で持って来たご飯をフライパンへ落とし込み、湯を沸かしアマノフーズのチキンカレーを小鍋で戻してフライパンへ。肉も少し残り玉ねぎも入る結構豪勢なカレーラスの出来上がり。カレーいけるね~。

2日目

 2日目は穂高吊尾根は雲の中で姿は見えず。早朝トイレから戻ると雨落ちだす、雨音が喧しいテントの生地に当たる音で強いか弱い雨か判る。雨音を聞いてると寒いので一度丸めたシュフをまた出して中へ潜り込む、一寝入りと思うがそれも出来ず、ライトを灯して読書。テントを梢からのポツッ・・・ポツッ・・・と間隔が空いた雨音に変わると・・・止んだようだ。
 10時半近くまで土砂振りの雨でもう遠くへは行けない。テントから這い出すと登山者も明神辺りへ向かうハイカーも沢山通る。穂高を見に河原へ出るとまだ吊尾根は灰色の雲の下だ、まだ雨を降らせそうです。テントへ戻ろうとすると小川に真鴨の子連れ、テントからカメラを持って戻ると何処かへ行ってしまい姿は見えません。流れは相当に早いのだ。
 靴下をはき直し靴の紐をギュウと結び槍街道へ出る。人の行来は相変わらず多いですね。

 チンタラ歩いて朝の雨に濡れた森を眺め、そして足元の花を探しながら明神までハイキング。皆さんは先へ急ぐ人ばかりで花を探す人は居ません、雨の森の折角の森の宝を見逃すのは勿体ない。「 雨を感じられる人も居るし ただ雨に濡れるだけの人も居る」ボブ・マーリー。どちらかと言うと老人の楽しみでしょうかな。
 花のスライドショー
 これ何の花?緑色で釣鐘型です、色がこれから変わるのか???調べても判らない。同じ樹に白とピンクの花が付いてる、これもチョト見は空木見たい、咲き始め白で時が経つと紅に変わる・「ニシキウツギ」だそうです。明神でトイレ休憩して折り返す、ほぼ往復2時間で有る。
 若い頃に涸沢や槍や横尾へ向かう時等は明神まで1時間を切って早足で歩いた事が有ったけど今はもう歩けない。
 大きい葉っぱに豆粒大の実が付いている、え~?何の実だろ?いや種かな。葉っぱなんか記憶に有りそうで無い。帰宅して実から花を探すと、「サンカヨウ」、なんだよく見る花じゃないですか。葉っぱが見覚え無い記憶から消えてるな~もうろくしてきた。花の本と見比べればそっくりの葉でした。
 森をウロウロと歩き大木を見上げたり樹の根元を覗いたり、清流が湧き出す所をのぞき込んだりと取りとめが無い。

ホームへ戻る  ネパールへ