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H27年9月4日鎌ケ岳・松山谷

 何年振り?鎌・松山谷、帰宅してから調べるとH18年に行ってる9年前ですからあんまり記憶が無い。沢をジャブジャブ冷たくて爽やか・テンション上がります。県境尾根を武平へ歩いてると西から涼しい風が吹いて気持ちいいです、もう秋の風です。
 このコースはバリエーションコースを含む為当HPを参考にした事故・損害等には一切責任を負うものでは有りません。自己責任に於いて慎重な行動目指し又合わせて皆様の安全な登山を願うものです。
 8月は色々と用事が有ってお盆(おしょろい様)とか施餓鬼とか、天気雨で山へ行けないとか・・・。
 天候:晴れ間有り雲多い。
 今日は大変やっった:道迷いの一歩手前。2つ目の堰堤が 無いです。松山谷に繋がる、ニゴリ谷へ出られせん行きつ戻りつして大分迷った~。結果1時間半は時間ロスしました。
 国道から沢へ降りた所まで戻り又、テープに沿って行っても何処や???行けどもテープ無くなる。昔行ったこと有る(H18年)のに、一つ目の堰堤からどう歩いたかの記憶が無い・目印も見つからない。ニゴリ谷もロクロ谷も行ったがここ通ってるのに~以前はここで迷うような所じゃなかったけど、脳みそのどこか壊れたんか?
 遡行図しか持ってないから 居る所判らへん。迷ったら元へ戻るを実践、で元まで戻る入口は間違ってない。3度目大分行き過ぎて旧道沿いに30分歩いても堰堤は無い。頭の上をトラックが通ってるのだ、ニゴリ谷は道路沿いではないから~・・・・。
 どう考えても間違ってるので来た道を戻っていき、堰堤手前で沢へ下る、沢沿いに歩くと左から流れ込んでる沢見つ ける・・・・沢を横断(1つ目の堰堤からだと右です)。
 ニゴリ沢だ、テープ有り~沢沿いに歩くと2つ目の堰堤、右岸を越え 先へ進みます。やっと記憶に有る景色・地形~見つけにくいテープも有り、松山谷出会いやれやれ目的の沢歩き出来ます。ここまでですっかり疲れたけど、滝を見て闘志が湧く。
 松山谷~西鎌尾根:ニゴリ谷から左方へ入ると松山谷の水流は無く伏流になったガラ場を歩いて行く。左へ折れるといきなりの25m斜滝・滝つぼ周辺が新しい落石等で覆われている、シュリング等肩から掛けて・単独なので使う所は無いけど一応。向かって右から登って流木の下で水流を超え左側から上へ抜ける。小さい滝を超えて水線上を歩いて行く、滑床は気持ちよくて沢をジャブジャブ冷たくて爽やか・テンション上がります、足首辺りまでの水量です。滑床を過ぎると5m斜滝再び滑滝が続き美しい谷です。3m滝釜へ入り取りつく、ひざ下までの深さ。
 行く手に10m滝が現れました,右から取り付き中間辺りでスタンスを水中に置く。左半身水濡れ(シャワークライム)で上へ抜ける。さわナビの記録だとザイルを出したのかな。見た目気持ち少しヤバいけどスタンス・ホールドはしっかり有る。抜けると広い河原で休憩2度目の昼食(1度目は戻った時入口辺りで取った)。
 自分写真はちょっと疲れた感じです。休憩中雨がパラパラ来たけどすぐ止む、濡れてるから少しくらい降っても気にはなりませんが。その後は大きな滝は無くガラ場を歩き易そうな所を選んで高度を上げる。普段歩き難いガラ場でが、手製の布草履(藤を編み込んだ)を履いてるからフリクションが良くて歩き易い。ガラ場を抜けると行き止まりの場所へ出る。
 正面が急な壁状のガラ場左6m滝(7~8mに見える)右にも水流少ない5m滝が出てきます。遡行図によって一番左の滝を登る、登りはじめホールド少なくだまして上へ出る。水流が細って行くU字状の谷を詰めると前方に稜線が見えて来た。水が消えて急な土と木の葉の斜面を這いあがる。
 途中から背中に刺して有る木製バイルのピックを土に打ち込んで上がる。少し楽チン。

 尾根上に上がると風が吹いていて涼しい休憩、前方に鎌ヶ岳山頂が見えますがまだだいぶ遠く感じる。渓流タビと濡れた靴下を脱ぎタオルで拭いて靴下と靴に替える。水分補給とカロリーを補給しておく。
 西鎌尾根~鎌ヶ岳~武平峠:再び歩き出すと尾根の急傾斜・薄いトレースが付いてる、まれに黄と青のテープ(目印)有ります。踏み跡は登山道?獣道か?どうかはっきりしない。人が余程歩かないのだろう苔むす道・草が生え掛かり兎に角人の気配は薄い。登ったら又急下降再度登りになる。
 又下ると例の両側急な崖場、
花崗岩質砂状のナイフリッジ、肝冷やします。以前より幅が8センチと狭くなったのと、残置ロープが1本新しくなり2本。古い方にシュリング掛けて腰のカナビラに掛ける。もう1本の残置ロープを手で持ってバランス取って対岸へ渡る。最後急な崖をよじ登ると尾根の上でほっとします。ロープが増えたんは誰かさんは歩いてるのでしょうね。

 その後も山頂への登り~鎌まで長かった
。プールから上がった状態で足がだるいのです。何とか上がり山頂へ、時間は大分経ってます。山頂には女性1名男性1名居ました。
 小休後武平へ下る。県境尾根を武平峠へ歩いてると西から涼しい風が吹いて気持ちいいです、もう秋の風です。
 武平まで誰にも会わず風を友にして一人涼しさを味わう「気持ちええなあ~」。
 武平トンネル横駐車場に自転車をデポしてある。自転車に乗って風切って~ほんとにビュービューって感じで涼しい気持ち良い~、一機にスピード出過ぎで怖いけど小刻みブレーキで10分程で駐車場へ着。

でも まだ何とか 沢・滝・登れるな~来年は判りませんが、緊張したけど 大丈夫。思い込みから堰堤をまっすぐっ行って迷ってたから辿りつかない。沢歩きは楽しかったですよ~ジャブジャブ水に入ってたけど そんな冷たい事有りません、尾根を歩いてると 風が涼しくなったとは感じました。

 コースタイム:省略

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