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H27年9月27日伊吹秋色

 伊吹山へ行く、花も探して、ふらふら・きょろきょろ・テクテクと歩き。天候は曇り正午頃より雲の上に陽射し出る。
 天候:天候は曇り(雲の多い日です)正午頃より雲の上に陽射し出る。時々霧登る。
 山頂で昼食中は陽射しが当たってる間は温っかいけど、雲が山頂へ掛かると途端に寒くなる。ようは曇ると一気に寒さを感じるもう秋なんだな~。山頂でふもとの景色と続々と風に流されて登ってくる雲を眺めていい気分だな~。湧いて来る雲に乗ってフワフワと飛んでいけそうなまじかの白い~雲なんですよ。○○と煙は高い所が好きなんだわさ~。

 伊吹山の秋の景色:登山者、観光客さんが引きも切らず沢山みえてます。売店も繁盛してるみたい。中にはゾロゾロと10名程が引率者に連れられて歩いて来た、最後に旗を上げた方が続く、ツアーだな。
 テンニンソウなんかはもう花が終わり枯れかけている、サラシナショウマは長く伸びた茎に種をびっしりと付けている。シモツケソウはネットを巡らした中で赤くなった茎・柄が残ってます。
 北側斜面にはネットを一部張り巡らしてある鹿対策でしょうね。斜面は茶色に枯れかけた天人草・赤麻等一部アカソの斜面には鎌が入り伐採されてる、何でだろう草が刈ってあります。
 山頂で下界を眺めると水蒸気多くて琵琶湖ははっきりとは見えませんが、陽に反射してる高い建物が見えます。長浜のホテルかな。 
 秋の花:花の種類はもうずいぶんと少なくなってきてる。
 山頂部で雑草の根を取り除いていた小屋のおじさん風が居ますから少し話しますと。アカソ刈りは、「2~3年は花が出るだろうがすぐ元へっ戻ちゃう」、「折角金を使ってやるなら根まで取って呉れるといいけどな~」。
 とご自分が掘った花の苗というか根と葉が残った土塊を見せて頂く。「根っ子に球根みたいに有るのがシモツケソウで植え替えてやると来年は小さいけど花を咲かす思う~」。「ニリンソウもアカソの根元に小さく付いてたが新しく出てくるやろ」。「ニりンソウも少なくなってます~ご苦労さんです」と離れる。
 
 赤麻・アカソ:コイブキアザミの後ろの赤い茎がアカソですね。茎の繊維が丈夫なので古代から繊維を取り出して布として利用されてきた、茎や葉柄が赤みを帯びるので「赤麻」と云われる由縁です。 苧麻(カラムシ)の仲間の繊維で織った布が上布(じょうふ)で、現在でも越後(越後上布・小千谷縮布)、宮古(宮古上布)や石垣(八重山上布)が知られています。 伊吹山ではススキと同じように勢力が強く他の植物を押しのけてあらゆる所へ繁盛しています。鹿も食べないようだ。万葉集・今昔物語にもカラムシの名が現れてるそうな、アカソもここでは古いのですね。
 
 ミツバフウロが咲いてるアカソの横なんで背が高い。元々背は30~80センチだそうです。
 シオガマギク:浜の風景の塩竈に例えて「葉まで(浜で)美しい」とかけてシオガマギクとついた。葉はちょっともう枯れ始めてる。
 コイブキアザミ:茎の上部に頭花をたくさんつける、伊吹は他にもアザミの種類が多いです。
 イブキトリカブト:猛烈な毒草です、葉は深く切れ込む。
  リュウノウギク:葉や茎に揮発性の油が含まれていて、葉をもむと良い香りがするそうです。どうりで撮った時は気ずきませんでしたが虫がびっしりと付いてます。
 ツリガネニンジン:葉は輪生、根は漢方薬(強壮剤)として使う、へ~そうなんだ。
 マムシグサ:トウモロコシ状の実を付ける、草の球根や葉にはシュウ酸カルシウムの針状結晶が含まれ、有毒。誤って食すと口中からのどまで激痛がはしり、唾を飲み下すことすらできないほどになる 。獣は食べないわな~。
 ヘビイチゴ:かと思うけど特定は出来ませんでした。何?ヤマヘビイチゴ?結構多く同じ黄色の花が咲いてました。
 リンドウ:リンドウは結構登山道脇に出てます。綺麗な青紫の花で癒されます。
 テンニンソウ:鈴鹿ではまだなのかな?花は下かラ上へ咲きます、オシベは長く花から突き出ます。白く髭状に飛び出してるのがオシベですね。花が終わったのが多いがまだ咲いていました。

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