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H28年12月19日穂高快晴・上高地

 初冬に素晴らしい一日まぶしい穂高と真っ青な空。この快晴は何事ぞ、神様仏様のご加護でしょうか。でも以前に来た時よりも歩いていると暑いです冬山は寒いものと思うけど。
 天候:晴午後弱い風出る、しかし暖かい歩くと暑い。
 穂高は陽射しが上がって来ると共に眩しく輝く、空はあくまでも青く。奥穂に雪煙上がる(雲か?)。 
 
 ゲート〜大正池:ゲート左の登山届BOXへ日にちを加えて登山届を投入する。ヘッドランプを点灯し後ろの赤色灯も点滅させて歩道を歩き出します、月曜日なんで工事の車が沢山通るから危険なんだ。時々爆音がして普通車・バン等が通り過ぎていく。そのうちにもっと大爆音で「ゴッワ〜〜ドッゴッ〜〜ゴゴゴゴオー」とダンプカーが4台繋がって通る。
 モウモウと(見えないけど)排気ガスが〜・・・もちろんマスクはしています。中間点〜通過・・・黙々と歩きます。やっとトンネル出た〜先に見える今年開通してばかりのトンネルを又歩きます。以前のような車道の方が歩くには良いけど旧道は積雪有るし〜通行止めになってるからしかたない。旧道は焼岳が段々と見えてくるのが宜しいけど2月3月は雪崩が心配な所。トンネルとトンネルの狭間からチラリと焼岳が覗きます。
 2ツ目のトンネルを出た〜暫く車道を歩きます。人間は車からみたら邪魔者ですわ〜、道脇の雪と踏み固まった雪面との境目をヨタヨタと歩く。車輪が踏んだ所は凍っていてツルツル滑るんです。車の音がすると止まってやり過す。帰りは雪解け泥水を掛けられそうで嫌ですな〜。
 脇に入る道が有ったので脇道へ避けて小休止します。トンネル入口から1時間ばかり歩いた。寒いと思って着こんでるから無茶暑い。気温が高いんだちょと以上に暖かい。
 そこからすぐに右側ガケのカーブする所で穂高が姿を現す。スッゲー(スゴク)綺麗です〜初冬に素晴らしい〜一日まぶしい穂高と真っ青な空この快晴は何事ぞ、神様仏様のご加護でしょうか。水面に穂高が映る、表面には薄く氷が張り遠くの水面上に川霧が湧いて幻想的だけど段々と薄くなっていく。大正池ホテル着。川霧は着いた時にはほんの僅かです。
 大正池〜河童橋:大正池のほとりには薄く雪が乗ってますがラッセルは不要で踏み跡が有りますし、積雪20センチ程なので歩くのに問題ない。せっかくスノーシューをリックに付けてるのですけど使えない。田代湿原とかは立ち入るなと注意書きが・・・・雪が少なすぎる今年の上高地です。森の中のトレースを歩いていく。田代湿原に着いたら池の辺りとかウロウロするけどシャターチャンスが無い。周りの樹木に雪が付いて無いから〜ちょと残念。穂高は綺麗ですけど光が強く当たってるから白っぽい。明るすぎて写真になりにくい。
 ここで2〜3名の登山者に出会う、単独の女の子が居ます自立できてるんだ。装備的には軽装です。トレースを辿り梓川沿いを歩いて行く。猿の足跡かな〜糞は余りない(前は糞だらけでした)。
 穂高の様子がちょっとずつ角度が変わり見てて飽きないです。明神五峰が素晴らしい尾根のラインが急ですわ〜。右手にバスターミナルが見える、BT横には車両が居るから工事をやってるんだろう。丁度12時頃に河童橋に到着、河童橋は無人か?一人帰って来ます先ほどの女子です。橋脇に車が2台置いて有る、橋横のホテルの工事関係者の物です。橋脇でしばし穂高を眺める。雪を纏い夏場よりは高く見えるのです。
 下山:河童橋から小梨平方面へ歩いて穂高も見える梓川沿いのベンチで昼食にする。その後キャンプ場管理事務所を見にいきます。貼紙がして有って静かなもんです。
 小梨平の出外れまで歩いて行ってから折返し、橋〜バスターミナル〜帝国ホテル前〜大正池ホテルを通り釜トンネルまで戻る。大正池では帰りの名残を惜しみ雪の上に座ってしばし山を眺める。午後の斜光が当たり眺めが格段に良くなる。
 帰り道暖かいので路面の雪が解けてしまいビショビショです。ダンプカーの列に追い越されたり、仕事終わりの作業車も帰っていきますね〜。車が来ると脇へ避けてやり過ごす。
 歩いてる時に横をダンプさんはすごくゆっくり通って頂いたようです、泥はねが無くて感謝。
 春みたいな暖かい日だったので真冬の寒さが無くて寒さと冷たさを体感できずほんの少しだけ残念かな〜、冬ならば冬らしく吹雪いていてほしい。地球はどうなってるんだろう、暖かいのは一時的なことでしょうか? 
 春には春の〜夏には夏の楽しみが〜冬には冬の楽しみが有るんです(地吹雪も含め)。調子が狂ちゃう冬用装備して来てるのにさ〜。
 たまたま今日は天気が良かっただけなので冬上高地をチャレンジされる方は、あくまでも冬山ですからご自分の責任でリスクは判断する必要があります。安全登山を祈ります。

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