とらさんの山と花H28年3月29日藤原岳・袴腰

ネパール	16年の山	17年の山	18年の山	19年の山	20年の山	21年の山	22年の山
23年の山	24年の山	25年の山	26年の山	27年の山	28年の山	H29年の山

H28年3月29日藤原岳・聖宝寺道～袴腰

　もすっかり雪は消えて展望丘の下に一部残ってる位で。花もう節分草もほぼ終わり掛けている、福寿草は背丈が伸びはじめてるものが多いが黄色の花は登山道脇に多い。他にセリバオウレン（センコ花火が逆さになった感じ）とアマナ等。

　西尾寿一著「鈴鹿の山と谷Ⅱ」より抜粋。
　袴ヶ腰の名は藤原岳～南方の三角点の名として今に残されている。これを「分嶺山村語彙」でみると、「山の形が袴の腰板に似て居る。又は片仮名のハの字を逆さまにしたようなものを呼ぶ」～中略～藤原岳には三角点が二か所設置されている。北は二等三角点で「坂本村」の点標名（頭陀ケ平じゃないんだ）をもち一一四三ﾒｰﾄﾙの標高、南は東端の一〇〇九ﾒｰﾙで「袴腰」の点標名で三等で有る。藤原岳から東に流れるテーブルランドの端に有って峰ではない。
　いや～歴史が有る三角点なんです。現在は藤原鉱山に囲まれた中に有るコブである。

　今日は袴腰三角点、天候は曇り後霧～晴れ、メンバーはKさんと自分。Kさんはほんと久しぶりです1年振りかな。

　天候：晴後午後からうす曇り。弱い風が吹く。
　登山口～八合目：コースは聖宝寺道～山頂小屋前～袴腰三角点～小屋前～表道を下山。
　聖宝寺道登山口の石段を登ると寺横の梅の花が満開である、桜も咲き出す様子。養鱒場の池が緑に美しく輝く。トイレを使いお寺の裏へ回り込む感じで登山道へ。登山ポストが有る。同じ位の年代だと思うけどクリクリ頭の中年登山者さんが足早に追い抜いて行きますはやい～。
　すぐに大堰堤の急坂を登って下って乗り越えると以前の登山道へ。前を2名の登山者、この頃は登山者が多いので道は良く踏まれて歩きやすくなってる。
　歩く前に、「遅れたら先に六合目まで行って待ってて～」と云って有るんでどんどん先頭のKさんに遅れます。マイペースで登っていく。右側が谷下がりの登山道を抜けると涸れた沢。ちょと石灰岩の谷を辿ると右手の尾根へ取りつき道は上がっていく。杉の木立の中の道で花は見えない。五合目を過ぎると雑木林になって来た、ガレ場の急坂をゆっくり上がる。下草が生えてる多分トリカブトの仲間だと思う。ニリンソウも有った記憶だけど。
　ガラ場を登り切るとすぐに六合目。花は辺りには咲いていない。リックを下ろし休憩する。
　休憩後また植林下の道を上がっていくと間もなく八合目。人声が聞こえるのと足元にセリバオウレン（センコウ花火が逆さになった感じ）。踏みそうになる位に細かい花です。八合目でも休憩。大人数のグループが休んでいます。

　八合目～袴腰：八合目から歩き出すと大グループに混じってしまい途中で立ち止まってやり過す賑やかすぎる！！！！
　ここ辺りから両側に沢山福寿草が咲き誇る。いいな～と写真を撮りまくる。九合目では下界を見ると今日は視界は無い。モヤ・春霞でもやっています。
　大賑わいの登山道、もう登りも多いし下山者も多いです。大グループがお花の鑑賞会、これは葉が太いアマナ「ヒロハノアマナ」、節分草はそこに咲いてる等等、グループの脇を通り藤原山荘前へ、暖かいので外でくつろぐ人は多いです。
　小屋はスルーして展望丘へ向かう道へ進み。途中から獣道を辿り袴腰方面へ向かう。花はもう遅いようで節分草は種になったり茶色っぽく時期は遅いです福寿草も花は少ない。テーブルランドの一角の気分が良さそうな所で昼食にします。
　ニギラズを食べたら食後のデザートにＫさん持参のぜんざいを頂く。甘い～旨い～です。
　食後袴腰へ、小尾根を越えると眼下に袴腰の三角点のコブが見える、少し下り鉱区の道路（ガラガラ道）を歩いて三角点へ行く。最後にキンメ柘植のヤブを分けると三角点です。大分以前は雪の下でしたが今日は三角点が見えます。

　下山：来た道を戻り山荘へ、天気がうす曇りになって来た。小屋前は人多い。中学生位3名と保護者さん。春休みだと気が付く。山荘前からからは飛ばし気味に下山、途中Kさんと離れるが八合目と四合目で待って合流する。次ぎは二合目で待ってます～と先へ。「判った」～二合目で待てど来ないな、他のグループばかり～どうしたの？まあこんな時はお茶でも飲むかと残りの紅茶を飲んで待つと大分遅れてやってきた。「どうしたん？」「足攣った～」「え・・・大丈夫？」、「バンテージ巻いてなんとか歩ける」でゆっくり一緒に下山。友人1年振りなのです～。登りは早かったけど持久力が？？。

　自分が途中ちょと早く降りたからな～。大貝戸の休憩所前(登山口）でハイタッチして登山終了。