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H28年6月20日上高地~奥又出合

 谷に沿って付いた道が狭くなり山道らしくなったてから木橋が有って、森の木陰にニッコウキスゲが咲き出している数は多くないけどその先でもポツリポツリと黄色の花たち。朝の内は涼しいけど、陽が高くなると夏並に暑い。
 天候:朝方雨残る~その後雲有り~後晴・雲多い、弱い風有り。朝の内は涼しいけど、陽が高くなると夏並に暑い。

 小梨平~明神:小梨平から歩きだして梓川左岸・遊歩道を明神に向かう。道筋にはマイズルソウ・カラマツソウ・ラショウモンカズラ等が咲いてます。丸い緑の実を付けてるサンカヨウ間もなく紫色に熟す。遠近からウグイスの鳴き声、名も知らぬ鳥のピイピイと啼き声~。
 前後に登山者・観光客は歩いてる人は少ない。ゆっくりなんで観光客さん2名に追い越されます。道脇にしゃがんで花を撮ってるからね~足早に歩く人は自分の事をどうしてしゃがんでるの?~でしょうね(笑)。昔みたいに・しゃにむに涸沢へ目指して足早に歩く~ってなことはないから。笹の下に咲いてるらしいショウキランをつい目で探してしまいます。
 探せば結構咲いてますよ~ショウキラン。
 水の湧いてる川を眺めながら歩くと間もなく明神・トイレ休憩します。休んでる人もまだ少ないかな~。 
  明神~徳澤:また歩き出して白沢出合・砂が白い沢です、谷の所は北側の森が開けて明神が良く見えます。つい足を止めてしまう、まだ山上には雲が遊んでるね~。次々に花が現われる、今度はベニバナイチヤクソウの群落が有りますまだ咲き始めて間もないのです。
 ベニバナイチヤクソウは葉っぱが丸いのですね~。(新村橋を渡った所にも咲いてるし奥又白谷沿いの道には咲いていました)。登山道から少し離れた森の笹藪の中に白いランらしいのが咲いてます。笹をまたいで写真を撮る、ギンランのようです。緑・碧深い針葉樹林のそこかしこで野鳥の鳴き声。判るのはウグイスにコマドリ。他に色んな鳴き声もカッコウか。一度少し登ってる所も有ります~そして緩やかに下り~。一か所右側の崖が崩れて木の土留めがしてある所を過ぎる。まもなく徳澤園へ到着、大木の生えてる緑の草原が現れる。木陰で小休憩明神を眺めます。
 徳澤~奥又白谷出合:徳澤園では工事中~何か土木工事をしています、横を通り横尾方面へ進む。新村橋・・・何時からだろうこの橋が有るのは知っていたが渡ることは無く年月も過ぎた。徳澤から新村橋まではほぼ平坦な道です。
 年食ってからなのか行きたいね~と思う所が出来ました。奥又白池と云うのです。ネットの記録等結構高齢者とか高齢グループが登ってる、自分も行けるかも?です。勿論本日は奥又出合までの予定、上高地から来てるんで。

 新村橋のつり橋を渡って(揺れる)直ぐに車道になる、念の為に熊除け鈴を出して鳴らしながら歩きます。橋を渡ったら人も居なくなり車も通りません、静寂(チリン・チリンは別)他にウグイスの鳴き声です。
 陽射しが暑い車道を暫く歩くと、左手に「パノラマ新道は残雪の為通行できません」と案内板とロープが道を通行止めしています。出合までの予定なのでロープの下を潜ってさらに進みます。林道ですが片側だけ踏み跡が伸びています。誰かは歩いてる程度のしっかりとした踏み跡が有る。右側に堰堤がいくつか有るのを巻くように高度を上げて行く、木の切れた所から見通すと北尾根東壁がまじかに迫って~迫力ある。森の濃度が薄くなり陽射しが結構当たり暑さが増す。
 谷に沿って付いた道が狭くなり山道らしくなったてから木橋が有って、森の木陰にニッコウキスゲが咲き出している数は多くないけどその先でもポツリポツリと黄色の花たち。
 汗をかいてるからか、やたら細かい虫が20匹程も顔にビッシリと集まって来て、眼や鼻の孔・耳・眼に飛び込んで来る。堪らんです。
 帽子の日除け(メッシュなので)を眼の前側にして歩きます、登りは良いけど下りは足元が見ずらいこれでは転ぶね~。緑陰がまばらに、樹木の背が低くなると遭難碑ケルンの所、井上靖の小説「氷壁」のモデルさん等の碑、部外者だが合掌して通り過ぎます。
 黄色の花なんかを撮ったり水を飲んだりしてさらに歩く。次第に残雪が近ずくのが判ります。白樺・ダケカンバ等の新緑の間を抜けていくと岩石ガラガラの道、先に雪渓が見えます。雪渓に埋まるように大岩に赤ペンキの道標。右手へ踏み跡がかすかに有る。
 奥又出合到着、正面の雪渓を15m~20m上がった右の急な尾根というか急な岩場が奥又白池へのルートですね~。今日はここまでの予定です。ちょっと休憩(立ったまま)してから雪渓の横へ行って氷を触る。冷たい~雪渓の下から流れる水も冷たいです。虫が纏い付いてうっとうしいからそのまま下山する。歩いても付いてきます。
 車道へ出るまで虫の大群。虫よけ用のウェットテッシュを持ってこなかった。次回は忘れずに~。
 出合~徳澤~小梨平:ガタガタ岩の道を下り林道から車道を戻り。車道へ戻ると虫は居なくなりほっとする。そして新村橋の吊橋を渡るのです、梓川の吊橋上は風が吹いてとても気持ち良い~。
 橋を渡り横尾道へ戻ると登山者も居る・歩いてるのでなんか安心感がでます。
 徳澤園まで戻ります、まず生ビール750円を注文、生ビールとアンパンの昼食(ちょと遅いけどね)虫ばかりの中では食べる気がしないから。徳澤園まで下って来た。
 来た道を上高地へ戻ります徳澤で休んでも足が重いです。ちょと早く歩いては今度はゆっくりペースで歩く。
 帰り道・明神を過ぎて右に小川が流れてる、水の中でなんか動くので目で追う。マガモの子どもだ~子ガモが5匹も居るのかな。親も居ます親はすぐ草に中へ入り込み見えなくなる。見てる内に同じように自ら上がって草の中へ入り込む、付いて行くんだね~。
 土手というか少し段差が有るんで動きが良いのとモタモタの子と見てても飽きません。
 歩き過ぎてるのか休まないからなのか、年なんだろうね~足がパンパンです。右膝も違和感が有って痛い時も有りますから。ちょと休むのも良いのかな~って。でもあんまり休まず歩き続けます。小梨平に付いたら28000歩も歩いてるんだからそりゃあ足がパンパンでも仕方ないか。
 初日・時間が余ってるのに徳澤まで行く積りが、雨を理由にして小梨平泊りにしたんが後で利いてきた。上高地~徳澤の往復の4時間プラスになるからね~。
コースタイム:小梨平7:30~明神8:40~9:55徳澤園10:05~新村橋10:44~左折点11:00~遭難碑ケルン11:30~11:15奥又出合11:25~新村橋13:20~13:40徳澤園14:00~明神15:05~小梨平キャンプ場15:55      歩数28.816歩   足ガタガタです~

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