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H28年9月10日鎌ヶ岳・松山谷

  一杯歩きました。最初の3段25m滝 参った水量多くてホールド見えない、滝の右斜面を上がるが、ちょと腰が引けてヤバイ 怖いで~久しぶりの沢登りは。鎌ヶ岳・西鎌尾根・キレット(蟻の戸渡)、曰く超危険こんな所はアルプスにも無い、曰く落ちた人のレポも~ネットで読んだ「怖わ~」。トラロープが崖のセンターからズレて張って有るからねバランス崩すとドスン~です、ロープにカナビラを掛けスリングで自分と結ぶ。良い子の皆さまは真似をしないで下さい。
 山の例会の日なんですけどお断りして、自分で涼しい沢登りへ行きます。冷や冷やドキドキが有りますから。
 装備はヘルメット・足下は渓流タビに布藤ツル草鞋・ネオプレーンのスパッツ。念のために捕助ザイル20m・カナビラ・スリングテープ・6mm細引き(捨縄用)等・着替えTシャツ・パンツに靴下2替えの靴。
 
 四日市から先の鈴鹿へは渋滞・渋滞の手前四日市インターで降りる。鈴鹿スカイラインをを走る~裏道手前の路肩びっしり駐車の車有り。途中にもすでに路肩駐車有り~人もザックしょって歩いています。登って行っても旧料金所跡のパーキング満車の為路肩にも車一杯停めてある。近鉄山の家付近スカイライン(国道は山登りの車で一杯)は車があふれそうに。今日は土曜日なんだ、春のアカヤシオの頃みたいに渋滞気味の車車のスカイライン、それとバイクもやけに多いです。ともかく武平トンネルまで走らないといけない。武平トンネル抜けて滋賀県側へ自転車をデホする。
 天候:晴後時々曇り。風はそよ風、沢中は涼しい。西鎌尾根はしっかり暑い少し風有り。山頂木陰はまあまあ涼しいですが虫が一杯寄って来る。
  一杯歩きました。最初の3段25m滝 参った水量多くてホールド見えない、滝の右斜面を上がるが、ちょと腰が引けてヤバイ 怖いで~久しぶりの沢登りは。今年の夏は山らしい山へ行ってない縦走とか8時間以上歩いたとか無い、グータラ上高地だったから。身体がなまってる。
 駐車場~松山谷終点:稲ガ谷入口に駐車する1台すでに停まってる(他の場所と比べるとここは少ない)。昨日買ったパンとアクエリアスで朝食。準備してから、歩き出す国道を50mも下るとニゴリ谷入口。アレッ~目印の標識が無くなっているぞ~自分の感覚で左側のガードレール沿いへ歩いて行くと梯子見つけ沢に降りる。左の写真は昨年の9月の物です今年は何もない。道迷いしそうだ。
 (左の写真)昨年は有った東芝のニゴリ谷の標識が無くなってる。ニゴリ谷へ行く登山者が難義するだろうね?前からずっと有ったのにどうしゃちゃたんだろう。

 入谷して稲ヶ谷を渡り旧道を歩いて堰堤へ~ここらあたりピンクテープ有り。堰堤横を過ぎて右手の立ち木に赤テープ。昨年(昨年道迷い)は無かったと思うが、単なる見落としかな。立ち木の赤テープで沢へ下り50m程沢横を歩いて渡渉右から来てるニゴリ谷へ進む。ニゴリ谷の右岸(左手に)テープが有り踏み跡も有る。トレースを外さず森を歩く。すぐに2箇所目の堰堤も右岸(左)から高捲き越える。暫く沢の左を歩くとそれらしい谷に出会う。
 河原の石の上を伝い渡り、少し歩くと左手にテープ、細流だから初めてだと判り辛い。テープの所へ松山谷だ。
 入り口は倒木が増えて樹木が立ち並び沢が有る感じはしない。ガラ場を進んで行くとすぐに両側がU字に迫り25mの三段滝が迫ります、今日は水量多いのか迫力有る。滝つぼ横で遡行準備。ヘルに念のために簡易ハーネスしてジャラジャつけて、ストックもザックに縛ります。
 滝の水流多くて水中の足場ホールドが見えない。流れの右手の岩場を登ります。ちょと腰が引けてヤバイ久しぶりの沢登。布草鞋がゆるい休んだ時締めよと思ったけど下で締め忘れてる。足元がゆるい上にホールドもこわごわ掴んで上がる。

 布草履:自作・布(Tシャツ)と藤のツタを編込んで有り頑丈・昨年使ったが修理(ツタを編込み補強)して有りフリクションは渓流タビのままより格段と良い。水に入ると締めて有る紐がどうしても緩むんだ。
  涼しいシャワークライミングだが右横の急傾斜の壁をなんとか登る。3段目の樋状滝は滝の左を上がる。怖いので岩へ身体をくっつき離れてないのだ所謂へっぴり腰。なんとかだましだまし岩を抑えて滝上に上がってホ~ットします安全地帯で布草鞋の紐を締め直す。
 休んだ時締めようと・自分写真を撮ったことで忘れる。 時々倒木が現れ下を潜り上を跨いで進む。水の中を歩くと蛙が跳ぶ・みずすましと。
 それからは3mの滝とか~綺麗な滑滝が連続して現れる。釜の中や水の中スイスイと気持ち良く歩いて行く。ようよう行く手に核心部である10m滝が2つ現れてきます。

 現れた1つ目10m直滝(7m程に見える)は急だが慣れたのか難なく上へ抜ける、2つ目は10m斜滝で急斜度で上へ行くと幾分かぶってる岩でやな感じ、無理無理攀じあがる。苔が滑って最後の所がちょい怖い左手の岩をなんとか掴み上まで抜ける。
 その後は目立った滝は無く段々と水量は減っていく。残りはガラ場歩きばっかりになります。ガラ場をおちっらボチボチ小岩を超えて行く。前回は滝の上で休んだがまだ行けそうなのでガラ場歩きを続けて沢の終点まで行く。
松山谷・ 滝の様子一覧。滑滝が続く綺麗な沢です。
   終点から~山頂:正面が急なガラ場で右が水量少ない5m滝、左に黒い壁10m(苔が付いて)壁は直登できそうにない。ルートは一番左手前の6m滝。水量少ないけど丸くて滑る感じのツルツル岩でホールドが見た目少ない。ちょいヤバなので(危険な)休憩する。休んでから6m滝に取り付き腕力四つん這いで上へ抜ける。
 U字の窪地状になりわずかな水流有り、凹地の地形なりに登っていくと先が段々明るくなり尾根の稜線が見えて来た。最後の30mだか50mの急な土の斜面、靴じゃないので上がり辛いジグザグに歩いて、やっとのことで尾根の上に出る弱い風が吹いている。見える鎌はまだ遠い。
 
 座り込んで渓流タビを脱ぎトレラン靴に替える、ついでに休憩長くアンパンと水分補給。脱いだ時ヒルチェック・大丈夫みたいだ~。ストックを出して尾根登り。はじめ急な坂道トレース薄いヤブ小枝幹を掴んで身体を持ち上げて行く。尾根に沿ってなだらか、また下り又急登り~なだらか。左手森の木(杉)に2本のテープがズーット下っている(水量谷への降点)谷へ下るルートのようだ。前が開けて左右の視界はいいけど西鎌尾根のキレット・蟻の戸渡へ出た。風化した花崗岩の砂ザレ両側が切り落ちています。下を見ると怖い所なんだ見ないように対岸を見ます。
 固定トラロープが2本張って有る。10m程度だが崖の両側が切り立ち今日一番危険な箇所だ。
 鎌ヶ岳・西鎌尾根・キレット(蟻の戸渡)、曰く超危険こんな所はアルプスにも無いジャンダルムよりヤバイ、曰く落ちた人のレポも~ネットで読んだ「怖わいで~~」。トラロープが崖のセンターからズレて張られてあるからねバランス崩すとドスン~です。
 ロープを引っ張ってみて強度を試す。ロープにカナビラを掛けスリングで自分と結ぶ。
 両手にロープを持って移動・途中でカメラを出して足元を~やめれ~だわね~。危ないんだから。写真撮ると良く判る切れ下ちてる幅は靴幅より狭いです昨年より 狭く細いなった。両手でロープ握ってやっとわたり切り、最後土手状になった崖(2m程)をロープ掴んで身体を持ちあげて「ほ~」と一服。
 山頂部の残りはまだ結構ある、ボチボチ歩くがヘロヘロになってる。無風暑いのだ、ハーハー云いながらも後少し後少しと~人の声も聞こえるから山頂直下にいるんだけど中々着かない。
 山頂部の近くまで来たら巻道を下って来る子供連れ、自分は相変わらず酸欠気味ですハーハーいって息が苦しい。後ちょとだ。そして最後の急登を樹の枝に掴まり登る。頂上には沢山の登山者、蜻蛉は赤くなって沢山たくさん飛んでいる。木陰で昼食。ちょと涼しい虫は一杯寄って来る。
 休憩後武平峠へ降りる時はちょと脹脛が疲れてるかんじでした。
 トンネル脇駐車場へ置いた自転車でサ~と一機に下る。涼しい気持ち良い~ほんと涼しい~です風を切って~ビュービュー。こがなくて良い楽ちん。ブレーキだけかけてスピード出し過ぎて転ばないようにだけ走る~~。
コースタイム:稲ガ森谷駐車場8:30~出合9:15~3段滝上9:30~10m直滝9:55~10:20沢の終点部10:30~10:55西鎌尾根11:20~キレット12:08~12:38鎌ヶ岳13:10~武平峠13:45~13:55武平トンネル13:57~自転車~駐車場14:05

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