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H29年2月28日白駒池・茶臼山

 雪の北八〜四十ん年振りに麦草ヒュッテに泊まって白駒池探索へ〜帰路。そこが茶臼山展望台で岩へ飛び出すと目の前に穂高乗鞍御嶽です、展望台からは北アルプスの絶景です。
 天候:晴時々曇り、気温は暖かい。茶臼山展望台は強風寒い。
 ネットかで白駒池のフカフカ雪の上をスノーシュウーで歩く登山者を見て自分も歩いてみようと。
 雪の北八〜四十ん年振りなんです、昔は流源橋から入山して一人雪の道をラッセル(フカフカ過ぎる雪)、北横の東側を廻りこみ林道歩いて雨池。池だと思うけど(当時)真っ白な平原を視界も無くて歩いたことが有ります。誰も居ない雪山で心細いような悲しいような、でも歩かないと反対側へ着かないから歩き続けるという感じ〜。この辺りには自分しか居ない世界を流離った、昨今は登山ブームなのか誰か彼かとすれ違う若い人が多いんだ。
 麦草ヒュッテ〜白駒池: 麦草ヒュッテ〜白駒池:朝食前にヒュッテの前の雪原へ出てみます、東の空が茜色に染まっていく。えも言われぬ大自然の中の夜明けです、昨夜は雲が掛かっていて星は見えず朝も雲が多く流れていく。小屋で寝てる時は冷え込みがきつくて寒かったが(テント泊よりはズーット暖か)、外は左程冷え込んでいない。暫く立っていてその後建物内へ戻る、6時半から朝食なものですから。
 朝食後トイレと部屋を方ずけ準備して小屋の外へ出ます。入口でロートル登山者さんがスノーシューの準備中、「済んだのでベンチを使って下さい」と「ありがとう」でベンチに腰掛けてアイゼンを付けます。ロートルさんは自炊だったんだ。自分もロートルだけどね。
 今日はアイゼンで歩こうと思う、雪が固いからスノーシューは出番が無い。
 外へ出ると高見石方面から女登山者さんがアイゼンで下って来た、早い(時間が)。歩き出すと道標有り、高見石方面は丸山へ向かって居り左方の白駒池へ歩いていく。開けた場所で北を見ると浅間山が噴煙を上げている手前の樹木が霧氷を纏って美しい。森の中へ入りシラビソの森に伸びたしっかり踏まれたトレースを辿る。やや下り気味の道です、開けた所が白駒の奥庭だ。再度森の下の道を歩き白駒池の畔へ出た。白駒荘は綿帽子を被って静かにそこに有る。
 池の上を歩く、予想したような新雪では無く固く締まった凍る雪原です(木曜日に雨)。池には一杯スノーシューとかアイゼンの踏跡が付いてるのです。同じように「ギューギュー」(アイゼンの音)と歩いて反対側の青苔荘まで行く、ふり返えれば森の上に高見石が見えた。上から池を見たことが有るけど、池から高見石を見たことないです。池は広すぎて全体像がカメラの液晶内に収まりません肉眼でグルーット見るのとは違うね。写真を撮ってから麦草へ戻ります。
 麦草ヒュッテ〜茶臼山:再び麦草ヒュッテ〜前を通り小屋のおねえさんが白駒池へ行くと出てきた午前中は暇なのですか。
昨日通った大石峠今度は右手というかまっすぐな感じで雪の中の登山道を進む。最初は緩やか段々と斜度がまして茶臼山が近いのだろう急傾斜の雪の道、上からどんどん下って来る登山者とすれ違う。長靴のおねえさん降りて来た「あ〜ありがとうございます、もうすぐですよ〜」と下って行かれた。五辻から来たんかな〜小屋の人なんだ早い!。汗は出ないけど結構足にくる急登を上がりきると緩やかになり茶臼山で道標が有り左展望台へ向かう。シラビソの森を抜けていくと岩場が有って、そこが茶臼山展望台で岩へ飛び出すと目の前に穂高乗鞍御嶽です、展望台からは北アルプスの絶景です凄い〜綺麗〜。
 西は展望が良いのですが東の上州の方を見に少し移動、でも東の山は雲に覆われています。荒船も見えませんし朝方見えていた浅間山も雲が掛かって来ました。
 茶臼山〜頂上駅:展望台は強風〜寒いは寒いが程ほどですかね。立っていられないほどでないから暖かいのです。暫く時間をつぶしてから道標まで戻ります。右から来たので今度は縞枯山五辻と記された左方へ下っていく。スグ急坂なのでお尻で滑りますシリセードです。歩くより早いし楽しい〜。ちょっと滑らないのでピッケルでコギます。何度か滑ると緩やかになります。今度は五辻への分岐点、ネットで調べた五辻へ下った記録を思い出して(滑って下った人の)これから登りになる縞枯山はそんなに景色変わらないだろうからパスして滑れる五辻コースを選択〜。
 緩やかに下って行くとハートのモニュメント、誰か作ったんだ。その後少し滑って歩いて滑って下っていく。五辻に出てから雪原へコースを外れて樹木の陰で風避けをして昼食にします。菓子パンと紅茶。後は昨日通った道をロープウィーまで帰って行く。帰りは緩いけどズーット登り坂になる。
 駅から下りゴンドラに乗って動き出すとおっー「赤岳に陽が指して綺麗〜鮮やか〜」。

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