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H29年9月5日蝶ケ岳

 写真とか知識として知ってるのと実際に見るのは違う、素晴らしい場所へ今回登って圧倒される、スゴイ~綺麗~いいです~「アア~~アア~」と口が開いたままの感嘆符。久しぶりに記憶に残る風景に出会えました。山の上はもう秋。
 天候:晴後雲出る、夜半に雨。
 写真とか知識として知ってるのと実際に見るはの違う。槍穂高がもっとも素晴らしい場所へ、蝶へ登った人にしか与えられない感動(晴れてるのが条件)である。あれから40年~漫談家の枕言葉ではないけど、昔40年ほど前にも5月10月と2度も登って通っていますが景色は頭に残っていない忘れてる、当時は到達するのが目的だったのか?もちろん春も秋も晴れてたんだけど。
 今回登って景色見たら登りの辛さも筋肉痛も疲れも癒されます。圧倒されます・スゴッイ~綺麗~いいです~「アア~~」と口が開いたままの感嘆符。久しぶりに記憶に残る風景に出会えました。5月には途中で引き返した、雲が登って来て曇り後雨でした。無理して登っても霧と雲だけ、穂高連峰は見えなかった。
 自然は偉大で不変なんだ、有名な穂刈さんの白黒写真(雪の槍とキレットまで)を見たこと有るけどそのころとちっとも変わらない。
 横尾~槍見台:朝少し寒い、低血圧なので寒いのも苦手で行動がシャキンとしません。暗いうちに皆さん出発する人有り~ボチボチと洗顔する方有りと、7時頃にキャンプ場を出て歩き始めると、横尾山荘からゾロゾロ人が出て来た。涸沢へ向かう人2~3人とか槍街道へ向かう人も有り。断然上高地へ戻る人が多い。蝶へ向かう人は居ない。明るくなり始めた森をゆっくりと歩く。紫のシソみたいなのが咲いてるこれ多分アキチョウジかな。20分歩いても中々汗が出るまで行かない、気温は低めでしょうか?35分ほどで最初の槍見台。一息入れます汗もあまりかか無いほど涼しい登り。
 電光型の道を上がると時々階段・梯子かなが出て来ます。道の両側は笹の深い斜面樹木は針葉樹・シラビソ・モミやダケカンバも多い皆結構な巨きい。
 槍見台~ハイマツ帯:槍見台を後にしてさらに登っていくと木々の間に槍が見える。前回残雪が出始めた辺りの道を幾らか行くと2000mの紅い標識、高度計を見るとばっちり1995mでほぼ合ってます。今日は晴天の高気圧帯に入ってるようだ。やっと身体が温まり汗は出ないけど上々の体調です。
 左上がりの道でグリーンロープが張って有ると、間もなく2つ目の槍見台です小休憩、水分補給と甘味。ベンチで白髪のおじさんおばさんがゆっくりのんびりと朝飯中です、良いですね~槍を眺めながらです、これが充実してるんだね~。
 引き続き道迷い防止のグリーンロープが張りめぐらして有る。また階段有り足を持ち上げないといけないのでシンドイ。
 その後はまあ道は歩きやすいけど中々高度が上がらないし景色も針葉樹林帯の中の道、視界は無いけど振り返ると梢超しに前穂が見え隠れする。笹が少なくなり二重山稜の有るトラバース気味の道を、右へ平行移動。さらに岩ごろの道を1ッ本銚子で上がる。アキノキリンソウにカニコウモリが咲いてます。前回休んだ切株、そのうちに木立が減ったんで日差しが降って来る。
 森が明るくなったんで間もなくかなと思うと又樹林帯、中々に森を抜けられない~。やっと明るい空が見えて来た・・・・。ついにハイマツ帯に出た。
 いきなり槍穂高が見える、山頂部より間近に見えるからか迫力が有ります。景色見たら登りの辛さも筋肉痛も疲れも癒されます。圧倒されます・スゴッイ~綺麗~いいです~。横尾からほぼ4時間掛かる体力落ちてるな~、自分で考えるほども歩けていない。長時間歩く練習は最近はしてないからさ~。若い頃は3時間程で上がってる筈なのに~。
 昨年小梨平で会った16時間のおっさんは普段どんな生活していると長時間も歩けるでしょうか~?。(おっさんは昨年小梨朝3時出発して常念行って~蝶~徳沢~小梨へ戻って来ると)。昨年8月上高地の所で紹介しています。
花とキノコのスライドショー
 ハイマツ帯:~蝶ケ岳:白ちゃけた道標を横に見て蝶ケ岳へと稜線を右手へ進みます。稜線上は西風が強く吹いて大分涼しいです。通る(追い越される)登山者は上に合羽・女性はダウン等着てます。老若男女が予想したより多くゾロゾロと歩いてくる~人気の山なんですね~。主に常念から来る登山者さんです。ルート的には蝶を超えて徳澤園へ下山されるようで一部の人が蝶の山小屋泊(中へ入っていく)されるんかな?。
 穂高の左に明神さらにその左に焼ですね赤茶け幾分と低い。中央に梓川が流れて六百山・霞沢その奥に乗鞍が望めます。
 山名表示盤が有る辺りにに3つほどの人影、ハイマツの中の道を行く、近くに見えるけど中々に着かない。草紅葉というのですか真っ赤になってるのはオンタデです。花を前に槍を撮ったり穂高も。同じように撮影に励む同年代のおっさんも。「横尾が見える」と云います、かすかに見えますね。色いろと飽きないです。山名表示板の所まで行くと左下に蝶ケ岳ヒュッテ、雷が多いのだろう避雷針が立ってる。建物の蝶側の砂礫帯にキャンプ゚場。まだ時間が早いのか誰もテントは張っていません。キャンプ場脇にも避雷針が立ってます、ここは稜線だからきっと雷が酷く怖いんだ。
 蝶ケ岳は立派な道標が立ってます、皆さん記念撮影に余念が無い、交代で写真を撮る撮って貰う。次第に高い雲が西から掛かって来ました。見えてた乗鞍も頭に雲が被ってきた。帰路の槍見台では前穂と奥穂に雲が上に乗っかって来ました、明日は雨だね~。

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