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R1年6月18日蝶ヶ岳

 5回目の蝶ヶ岳、昭和の時代に2回、平成に2回令和で1回目。初心者向きの山だと思っていたがどっこい手強い。病気をしてからトレーニング不足、筋肉も減り続け〜。幕営山行は前は何時だったか?徳沢小梨はベース方式やから。
 天候:晴朝寒い。11時を過ぎる頃より雲上がり後曇り。大絶景を目当てに歩いたが雲の掛かる前に稜線へ出られなかった。 朝は冷え込む9度、寒い〜6月だと思い夏用シュラフ少しでも軽くと。今年はまだ花も咲くのが遅いし朝晩気温は低い。餅を煮てキナコで食す。
 蝶ケ岳:5回目を挑戦、もう自分の体力筋力根性が初心者並に戻ったと云う感じを持つ(昨年の奥又しかり)もう険しい所は行けないな〜。病気をしてからトレーニング不足、筋肉も減り続け〜例に上げるならワコールのC〇Xのタイツ(MBサイズ)腿がブカブカに自分でもちょっとびっくり、これはタイツの意味が無い痩せすぎか?。
 ゆえに危険な所の無い山を体力作り筋力を戻す山行とした。何で?・以前は縦走なら最後の山でここ超えたら上高地へ下りるのだと云う左程に印象に残ってないこの山だった。 
 ツェルトと寝袋・食料・ガス・鍋1個コップ1個マット及び雨具と非常用着替えにダウンと水1L、カメラ1個で出発する、荷物を家で測った時は8.9Kで追加で水1リットルとカメラ1キロに飴羊羹人参アラレアンパン等行動食で500グラム程まあ12キロ前後かと。昔のようにテキパキできず7時の予定が7時40分出発。
 長塀尾根へ取り付く。登り始めの2時間余りが急坂の連続です。決して汗が出ず息が上がらず心臓ドキドキしないゆっくりペースで歩く。僅かに汗ばむ程度、気温低いからな〜。
 小屋泊のおじさんに抜かれたり、少し後に上高地から来たらしき若者4名に抜かれと、自分のペースでボチボチ上がる。鶯に「ヒヒーンカラカラ」〜と鳴くコマドリの姿見えず。登山口でオオルリらしきも居り。
 最初の内は30分歩いたら5分休む30分で5分、その内に30分歩いたら休みが10分になり。まあいいさ〜山は競争じゃないしと「あわてても皆行く先は同じ所、あわてなさんな〜」と心で思って歩いて行く。皆さん蝶ヶ岳ヒュッテでしょ。
 
 時々花が咲いてたりします、しゃがんで写真を撮って「よっこたしょ」と立ち上がるのが大変だ。樹林帯なので穂高の峰が見える訳でなし森の木の単調な登り。南アの聖辺りの状林帯とはまた違いますが針葉樹林が多く空気が澄んでる。
 広い尾根状の樹林帯を登ると標高2400mを超えた辺りより残雪出て来る、軽アイゼンを付けるほど急坂でもなし、トレースを外さないように登ります。まれに「ザックッ」と膝まで雪に潜るが回数はまれだ。主に潜った跡へ足を置くとそれほどでもない。
 後になるほど荷物が効いて来たのでしょうね、歩みが遅々と進まぬ。幕営装備を持っての山登りは久しぶり〜。昨今は山の日帰りもしてるが回数が少ない。ちょと前にぎっくり腰をやってからほとんど歩いてないし、筋力落ちるわな〜。
 蝶ヶ岳ヒュッテのネットの登山道案内では登山道は残雪の為通常の1.5倍時間が掛かります。長塀山道もそれなりに時間を食って遅々としてる池はまだか?。 1.5倍か〜?と。
 若い方は問題なく4時間半で着くのかな。雪が出て来たころには12時に近い時間ですもう4時間強歩いてるのです。まあ足動かして居れば何時かは着くと思ってます。長塀山三角点が有り、やっと後1キロだ。左に池が有りしばらく行くともっと大きな池が、これが妖精の池か?。
 妖精の池まで来ると後わずか、また小休憩して花の写真をヒメイチゲにショウジョウバカマと雪どけ斜面に咲いてます。もう下って来る人も登って来る人も居ません。静かです。先にハイマツの尾根の稜線に残雪が見えます、そこまで上がると・・・・「わ〜見えた〜キレット〜槍の稜線バンザイ〜」です。ちょっと雲が多いけど大満足雪も多くてまだ真白いきれい〜迫力ある。マジくたびれたが来て良かった。山頂は風が強くて小寒いです。槍も雲の中で残念。
 時間は7時40分の開始で蝶山頂は14時40分でした、ほほ7時間歩いた休みが多いかも。夏時間コースタイムは4時間半だというが。
 しかし良い山だ〜。
蝶ヶ岳の花のスライドショー

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