エヴェレスト展望 | ネパールの山 | 16年の山 | 17年の山 | 18年の山 | 19年の山 | 20年の山 | 21年の山 | 22年の山 | 23年の山 | 24年の山 |
HOTELエヴェレスト・ビューのテラスよりエヴェレスト・ローツェ、右にアマダムラム。前方の丘にタンボチェ・ゴンパ。 |
天空の頂から地上のバクマティ川人生の定めまでを感動、そして十二分に堪能してまいりました。 H24年4月26日出国〜ソウル〜カトマンズ〜ルクラ〜ナムチャバザール〜シャンボチェ〜ルクラ〜カトマンズ〜ソウル〜5月8日帰国という全13日間のトレキングツアーでした。ネパール世界遺産「サガルマータ国立公園」憧れの絶景、エヴェレスト街道を歩いて世界の頂点・エヴェレスト展望の旅に行って来ました。 ルクラ〜ナムチェ・バザール間へはカラパタールへ向かった時からすでに11年経過しました。13日間の旅の様子の一部を皆さまお伝えへ出来れば幸いです。A社のトッレキングツアー参加メンバーはツアーリーダを含めると9名です。次回は個人旅行で行ってみたいと思います。 第1章は日本からソウルを経てカトマンズ〜ルクラ〜パクディンまでの様子をご紹介します。 まずはソウルから。 |
4月26日天候:晴れ、セントレアへ13時30分集合、名古屋発は自分と友人Fさんの2名、他の方とはソウルのホテルで集合。チックインカウウターで荷物のスーツケースを預け、荷物は直接カトマンズまで送る手続をする。出国審査を通りデユティフリーのお店ではゴールデンウィーク連休前なので人は少ない。ドコモの出店が有るのでFさんが国外用に設定を依頼、自分も聞くがカトマンズでは古い機種なので使えませんと言われる。 KE758便でソウルへ出発〜順調に飛行して仁川空港へ着く、お迎えのA社・米○さんと現地ガイド金さんと出口で出会う。 昔キリマンジャロで世話になった若いツアーリーダーの訃報を聞く。鹿○さんに心で合掌。 ホテルへ向かう車中から山ザクラの花が咲きツツジが咲き始めてるのが見える。日本より少し寒い・涼しいかな。 夕方、参鶏湯(サンゲンタン)のお店へ案内される。初めて食べる美味?鶏が丸ごと入っていて鶏の中にナツメと人参が出てくる湯に底には米が煮てある、スプーンで鳥肉を細かく崩して食べるそうです、おいしくてほぼ8割方頂く。 ホテルはInchon.C. HOTEL SEVILIA(セビリア)、泊って寝るだけの空港から10分程で着くホテル、車(バン)の背後に空港女子職員風2名が座っています「アンニョンハセヨ」。早朝便の勤務対応かと思われる。浴室は湯船が無くてシャワーのみ。ベットはダブルベッド二つで部屋は左程広くない。泊るだけなのでまあ良しとする。テレビは日本のNKHが64チャンネルで映ります。 |
4月27日天候:晴れ、5時半モーニングコール、朝食は6時、7時10分出発。車で空港へ向かう。とにかく比べるとやたら広い仁川国際空港を歩いて搭乗ゲートへ向かう。KE695便に搭乗。8時40分にフライト。12時40分にカトマンズ空港に着く、荷物が出てくるまでやたらと長く時間が必要だ。先に着いたバンコク便の乗客がまだ沢山ウロウロとしてます。荷物を取り出して出口ゲートへ向かう、付近は人でごった返す、13時30分荷物を3台のカートへ積んで他人に触らせない感じでツアーリーダーの後ろを付いて歩く。 お迎えと直に出会い道路を渡り停めた車へ移動する。以前に自分を手伝う振りをしてネパール人からチップを要求されたが、ネパール語で「ジャウー」と強く云って追い払った。「行けっ」て言う意味だけどた。現地ツアー会社の人に首飾りを掛けて貰う、黄色の花のマリーゴールド。4年前は無かったけど最近からかな。マイクロバスに9人乗込んでホテルへ出発。 |
空港から出ると周りは車とバイクで渋滞気味の道路、排気ガスと砂ホコリの街、バイクの並んだ数はバンコクなみに多くなりました。何時もこんなもんだというクラクションが「ピーピー・ブーブー」と騒々しく、車同士がぶつかりそうで落ちつかない。カトマンズの音になれた頃にRADISSON HOTELへ到着。 シャワーを浴びて一休み、二人だけでタメル地区を散策。道路を横断するには非常に危ない、日本のようには車もバイクも止まらない、ゆっくり素早く横断する。センターラインまで出て反対を見て渡る。思わぬバイクは早いので怖い所が有る。日本から来たばかりだと慣れない。 タクシーで「ウッタル ドカRd」のレストラン「ロイヤル華ガーデン」へ出向く。タメルの縁でタクシーを捕まえるのだが、「ウッタル ドカRd」100Rと云うと「ワンピープル100R・100R」と云うので、次へ行こうとすると引き止める。150Rで成立して2台目のタクシーへ乗込む。ほこりで喉と目がシカシカします。 ロイヤル華ガーデンでオーナーのT氏も出てきて挨拶する。ナマズのかば焼きと餃子とビールを注文した。ナナズは日本では高級料理だがここは安いしおいしい。ロキシーをおごって頂く、おいしく気持ちよく4年振りでオーナーとお話する。 ホテル・ラディソン近くの「Razimpat Rd」より半年前に引越したこと・落ち着くまで時間が掛った等。土地借用が出来なくなり引越の理由などを伺う。前と同じように露天風呂が有るが帰るまでに又埃で汚れるので入らない。帰り際にラディソンホテルまでの地図を頂き、非常に真っ暗な裏道を通ってホテルへ戻る。 |
4月28日モーニングコール4時半、荷物出し5時。朝食のランチボックスを持ち込んで国内線へ出発5時15分。もう明るくてカトマンズの街はまだ行き交う車も騒音もなくてヒッソリしてる。道に捨てられたゴミを掃く人が居たりする。国内線空港5時40分着。スタッフバックの軽量。ボディチェックを受けて搭乗待合室入りランチボックスの朝食をとる。パンとベーコン、ウインナー、ジュースにリンゴ。食べ終わらない内に出発。マイクロバスで飛行機まで連れて行かれる。一番早く降りて飛行機の最前列左へ座る。キャンデーと耳綿が配られて飛行開始。もう音はうるさいけど気分が高ぶってるので左程気にはならず。窓の下には天まで耕された段々畑の尾根が繋がる。山と山の低い所を越えて行く。尾根越えの時気流が変わるのかエレヴェータに乗った見たいにガタガタ浮き沈みしして一瞬ヒヤリとする。ヒマラヤが見えるが雲が多くて何所が何処だか判りません。そうこうする内にルクラ空港へ着陸。 |
ルクラ〜パクデェン:天候はルクラへ降りた時から曇り空、飛行場の柵の周りを左周りに歩いてゲートの反対側のロッジへ行く。そこで一度トレッキングスタッフの居るロッジへ落ち着く。ロッジのレストランで紅茶とビスケット、トレッキングの始まり。 一服してからサーダー・ダワ・ノブル・シャエルパ、ジャピアン、シェルパ、ラジ・クマル。三人がガイドシェルパです。他はコックのヌルさん、リンジさん。キッチンボーイのデンジー、ミンマ、マーダン・ライ、プレン・ライさん。ヤクドライバーのナンバさんの大人数です。11名だから1名漏らしてます。 |
ルクラ:以前と変わって見えるのは登山用の装備一色なんでも売られています特にノースフェースが多い。ここで道具が新しく手に入るので何も無くてもトレッキングへ出発出来るようです。値段や中国製かどうかは手に取って無いので不明。 見なれた景色村のたたずまいが続く中を急がずあわてずルクラからゆるやかに下って行きます。始めは石畳の街道ですが村から外れると土の道、道幅は2mも有るのでしょう。道にはヤク牛等の糞が落ちていてよそ見してると踏んだりする。道路脇にマニ岩が有るとマニ岩を右手に見て歩くのがルールです。写真は石畳の広い道ですが、所により人一人通るだけの狭い所もある。そこは反対は広いもんです。右手の粘板岩を割ったマニ板は細かく字が書かれてます。行きは手前側を歩きますが、帰りは裏側の狭い方を歩くのです。 マニ車を回すと上の方にリンが付けられていて一回りするとリンがチン・ちん・と鳴り響く。11年前にはこの様式のマニ車は見かけない。 ルクラは2850m有り次第に高度を下げて行き時々登り下りがある、まず後ろからヤクが荷物を積んで追い越して行く。避ける時は必ず山側へ避ける、何故かと云えば谷側だと積まれた荷物分ヤクから外へ出てるので荷持つに押し出されると谷へ落ちてしまう。 ひき続き前から沢山のロバの隊列がロバ追いに追われて上がって来ます。空のポリタンクを持っている。ダワさんの話ではナムチャバザールへ燃料を運んで帰りだそうです。この辺りでは一番大きなOakオークの樹で一休み。沢山のサルガセオが下がっています。樹の根元にはカタが巻かれている。カタ:坊さん・サーダー・ホテル側の人が旅人・トレッカーの肩へ掛けて旅の安全を祈る布。 周りの畑では麦とジャガイモが半々で耕作されてます。以前は一面麦畑だった記憶だ、吹く風に麦が波打っていました。ジガイモだとそうはいかない。 道の土手や道の脇にサクラソウが結構沢山普通に咲いてる、スミレも。水色のリンドウ似の豆粒の花も。所々畑にリンゴの樹が植わってます、今が盛りとピンクの花が咲いてる。エヴェレスト登頂者田部井さんが福島のリンゴ農家の協力を得て支援されてる。 晴れてれば沢の奥にKusum Kang Guru(クスムカングル)が見えますが雲で視界はない。見覚えのあるロッジの前を通り石段を登ると崖へ付き出すように建ってるロッジで昼食、パン・ジャガイモ・野菜サラダ、紅茶。場所はThadoKosi(ダドコシ)です。食後歩きだすと小雨が落ちだしたのでカッパを羽おる。他の皆さんは着るか迷ううちにPhakding(パクディン)の吊橋を渡りロッジへ向かう。Solo khumbu ロッジへ泊る、割と綺麗で大きなロッジです。西洋人が多く泊ってる。彼らは本館の1階食堂で、私たち日本人はガラス張りのパノラマルームみたいな所でテータイム・紅茶とビスケット。皆さんが部屋へ戻った後にチベッタンのお母さんが一人入ってきて長椅子の上へ商品を広げる。ブレスレットとか・ターコイス・首輪・ブローチとか山サンゴとか、おじさんには不要のものばかり。日本語が上手で「見ていって」と言われ驚く。見るだけだよと言って少し見る。 |
シャクナゲの花は咲いてますが大きな木はありません。街道沿いにちらほらさいてて、山の斜面の少し上にも咲いている。 パクディン以降のトレッキングの様子も順次アップしていきます。コンパクトデジカメで650枚とキャノンで260枚の枚数を採りました。フイルムの時代と比べてなんと撮った枚数の多いのに驚いてます。整理するのに時間が必要です。その分きままなスケッチが少ないですね。 |
コースタイム:カトマンズ6:16(フライト)〜6:43ルクラ8:00〜8:45オークの大木8:55〜10:15タドコシ(昼食)11:10〜12:00小雨〜12:50パクディン 歩行数:9805歩 |
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