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H24年5月5日〜5月6日カトマンズ観光

夜明けよりも霧が晴れ始めまして、谷はズッート霧。
 5月5日ネパール・エヴェレスト街道8日目・ルクラからカトマンズへ戻る日。
 飛行機がガスで飛ぶかな?飛ばないと帰れない。切実な記憶が有ります。11年前は飛行場入り口近くのロッジで紅茶を飲んで半日過ごしました。気分的に飛ぶか飛ばないかはほんと天と地ほどの違いが有ります。ガスが上がるのを待つ、自然に人間は勝てませんつくずくそう思う。
辺りの山は新雪が降りてきた。
 5月5日:天候霧、朝からロッジは停電で携帯を使ってヘッドランプを探す大騒ぎ、自分だけだけど。トイレもなんも見えない漆黒の闇。窓ガラスから他のロッジを眺めれど灯の見え無い。どうも停電のようだ。
 モーニングコール4時半、熱いミルクテーを持ってドアがノックされる。キッチンボーイもヘッドランプ使用。直ぐに洗面器にお湯を持って来てくれますから歯ブラシを水筒の水で行い顔を洗面する。
 5時に食事をしてから、5時55分に空港へ向かう予定なのだが、向こうから飛んでこないと飛べません。カトマンズを飛ぶまで待機、電気もそのうち戻ってくる。
 部屋に居ても暗いからロッジでぼんやり、じっとしてるとやはり寒いので着込んでいます。
 そのうち雲が上がってきました、この分なら飛ぶそうで先に荷物を空港へ運んでもらう、我々はまだ待機。6時の便だが7時30分過ぎから空港へ移動。移動中サイレンが鳴る、出発出来るぞのサイレンだそうで急ぐ。搭乗待合室・セキュリテーでダワさんと判れ空港内へ。
 それでも30分ほど待つと他社の飛行機が2機飛んで来た。3機目に乗る予定のTara1便が来る、外で待ってカトマンズの乗客が皆降りると乗込み無事に出発。8時10分ルクラ離陸〜カトマンズ8時35分着陸、8時50分迎えのマイクロバスへ〜ラデッソン・ホテル9時10分着。
 カトマンズ市内は何時ものように車とバイクが多くて騒がしく埃っぽい。
霧が上がり始めるルクラ飛行場周辺、飛行機は修理中です。 ダワさんに旅の安全を祈ってカタを掛けて貰うメンバー。
飛行機内から山を映す、天まで耕す。 やっと飛んで来たTara1便、カトマンズで降りてから。
 カトマンズ:夕食にレストラン・ロイヤル華ガーデンへ赴く、名物?ナマズのかば焼き・餃子でビールにて乾杯。無事カトマンズに戻った大変嬉しい又何時来れるかどうか判りません。日本人オーナー氏に北アルプス白馬岳で遭難5名が亡くなったニュースを聞く。日本もなにかと大変な様子だ、始めて聞く日本のニュースですから。

H24年5月6日カトマンズ観光・パシュパテナート他

パシュパテナート寺院の門街、花輪(レイ)数珠、仏像等を売ってる。 バグマティー川・右下は焼き場で写真はNG。
 5月6日:天候晴れ、朝は涼しいが日が昇ると日差しが暑い。まだ見たこと無いので、10時頃パシュパテーナートへタクシーで行く。ラデッソン・ホテルのドアマンが呼ぶ駐車場に停まってるタクシーは高い・ぼられたからいけない。
 玄関を出てLazinmpat Rd(ラジンパットロード)手前の客待ちタクシーに200Rsで交渉してパシュパテナート寺院へ行く。富貴貧者老若男女・誰でも避けることが出来ない人生の終末のさまを拝見する。
 ネパール国教ヒンズー教寺院で神聖な場所です。着いて門前街を通り、数珠や仏像・マニ車・花(レイ)を沢山売っています。思い返すと空港へ着いた時掛けて貰った花のレイが沢山売られています。マリーゴールドの花です。
 
 ぼちぼち歩いて行くと案内人風の人が「チッケト・チケット」と云ってやってきて入場料を払うチケット売り場へ案内される。別れ際にチップを請求されたけどまあ親切に説明してくれました。
 一人辺り500Rを払い「えー高い」と思ったが売り場に500Rと書いて有るので納得。案内書には250Rとあるのは古いのだ。
 こっちこっちと呼ぶので付いて行くと焼き場の上へ。フォト・NGという。向かって左側・川の上流側からは王様・金持ち、三つ目は普通のカースト次はブッテスト、その右はローカースト・ローカーストと説明される。
 ヒンズー教徒にとってはガンジス川の支流であるここのバクマティー川の畔で禊を受け焼いて貰い、遺骨は川に流して貰うのが彼等に取っては願望だそうです。今日は王様・金持ちの葬儀はなくて普通の人とブッテストとローカーストの場所で焼き終りに近い。埃避けでマスクをしたまま拝見しました。
 橋の方はOKだと云うので撮る。案内?少し怪訝な顔をしていたら、首から掛けた証明写真を見せて、名前を名乗る、「クマール・・・」とのこと。仕方無いので付いて行く。万事英語で説明してOKと云う処を写真を撮った。橋の手前に生贄を捧げる塔が有り説明する、血に染まった塔内の壇で「チキン・Sheep等」をネックを切る真似をします。おばちゃんが二人祈ってるけどNG。塔の上は写真OK。で見上げて撮ると神様の交合のモニュメントです少しハッピー也。
 橋を渡り対岸へ、家族で1年前亡くなった方の回向をしてる人。リンガ(男性のアレ)の塔が連続して見える所。
レイをかけられたハウマンドカ(猿の神様) リンガの列が続く塔。
生贄の塔の柱は写真OK、土壇場はNG。 柱のモニュメントA
柱のモニュメントB 柱のモニュメントC木彫りなのでひび割れが出来てる。
対岸に清める人々と花(マリゴールド)のレイを運ぶ夫人。 バクマティー川の上に石段・背後はパシュパテェナート寺院。
 寺院下の川岸の石段では、今まさにバクマティー川の水で清められる遺体を拝見する「OKっ」て言うから遠くから写真、花(マリゴールド)のレイを沢山抱えて運ぶ夫人も見えます。合掌。
 クマールさんがサッドウもOKと云うので撮ると「サッドウのランチ・3000R」と云う、「?ノーノー」で20Rだけモデル代としてチップを上げる。細かいのがそれしかないのだ、20Rでもサッドウはシブシブ受け取る。
 良く見るとサッドウのおじさん達は腹が出てるもんサッドウて行者さんだよね。私的案内人クマールさんもグルかな?
お腹がポチャリしてるサッドウ。20Rだけ渡してグッバイ。
 バクマティー川は日本人が見ると淀んでドブ川みたいだけど、バラナシのガンジス川も茶色の水だもんね。日本人と価値観が違うので見学して驚くしかない、ヒンズー教徒もチベット仏教徒も心から生まれ変わりを信じてて、次何に生まれ変わるのは絶対言わないだそうです。
 雨季になればゴミもボーンも皆流れてしまう。今の現生は仮の世ですって信じられると良いのですが。

 「ガイド・フィニッシュと・3000Rs」と言いだすクマールさん。始め1ドル、少ない3ドル、「モア」っていうんで最終5ドル渡してバイバイする。それ以上の要求は言わなかったです。さらにFさんにもよこせと云ってますFさんは「ツギャザー」といってバイバイ、歩いてタクシーを探す。まだ続きが有るのですが・・・・続く。

 ちなみに11年前は1ルピー2円、現在のレートは1ルピー1円。ホテルからタメル地区まで100Rsで交渉してOK、タメル入り口まで歩くと10分とか15分掛る、道路を横断するのにローカルの人のように旨く渡れない。ローカルの人は50Rs位だそうです。何事も日本円換算すると安いのでつい購入・支払いします。
遠くから橋のたもとから焼き場を撮る。 パシュパテーナート寺院入口。異教徒はここまで、金色の牛がお尻を見せてます。
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