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H24年4月29日ネパール・エヴェレスト街道A

タムセルク(6618m)
 ネパール・エヴェレスト街道トレッキニグ二日日

 4月29日:天候晴れ。Phakding(パクデェン)〜Namchebazar(ナムチェバザール)
 ナムチェバザール:毎週金曜日午後から土曜日午前に掛けてバザールが開かれる、近隣の住民が集まり盛況です。バザールが開かれるのでこの名が有るそうな。あいにく我々の滞在中はバザールに遭遇しません。11年前はお客さんと観光客で押し合う人ごみの中を通り岩塩とか水牛の生肉・中国産の靴とかスプーン・鍋・食器等を売ってるのを見た。なんでも有りますが豊かさに恵まれ過ぎた日本人が欲しい物は無いです。
 開催スペースがともかく狭いのでひどく混むなーでも楽しかった。昼間だけど日本の祭りの夜店が出て浮き浮きする雰囲気。水牛の生肉にはハエが寄ってきてるけどそんなことは気にしない。
 
 パクディン:起床5時半、朝食6時半、出発7時半。ロッジの上を見上げると白く雪を付けた岩山が有る。ダワさんに聞くとコンデり東端の峰でヌプラ5885mだそうです。歩きだして直ぐにトクトク小休止、見覚えのある草地とロッジ、前にテント泊した所也。昨日はお客は無かったようです。先頭のジャビアンさんが道の真ん中に落ちてるテントウ虫を摘まんで道の外へ出す。名を聞くとテントウ虫は「ラミプール」だそうです。
 崖沿いの道を歩いて行く、道は広くて充分すれ違える。急な石段の道が二か所あるがなんなく登れる。急坂ではポーターさんが休み休み登ってます。見覚えのある鉄橋を渡ると短い急坂、登り切るとロッジが有る。ベンカール着。 
ロッジの真上に雪を付けた山・ヌプラ5885m(コンデリの東の端の峰)
ロッジ横にあるマニ車、一回転させると「リン」と鐘が鳴ります。 11年前に泊ったテント場・トクトク。
 左はパクデェン・ロッジ横のマニ車、一周りさせると「リン」と上に付けられた鐘が鳴る。御経を唱えたことになるので通行するトレッカーはならして行きます。ローカルの方も一部のポーターが廻していく。
 右は街道から覗いて撮ったテント場、11年前はここへテントを張って泊りました。夕食は先に見えるロッジで取る。
 吊橋をロバが渡って行くとつい見てしまいます、すごいなーということと大丈夫かなという心配をよそに平気で渡って行く。慣れたもんだ。
ドードコシに掛る吊橋。 ロバが渡っていく。
 Bengkar(ベンカール)外れのロッジでトイレ休憩、ロッジの奥の庭に有ります。ベンチに座ると頭の上にタムセルクが輝いてる。幾分逆光なので写真は映るかな、ここで休憩中にタムセルクをスケッチをする。
 ポータさんはラジオを聞きながら歩いてると思ったら、違うのだ。携帯電話を皆持って大音量でネパール音楽聞いてる。サンダル履きだけど持ってる。通る村の中でもお店に携帯ショップが有る。サーダーやシェルパは持ってても良さそうだが、コックさんもキッチンボーイも持ってます広く普及してつ。驚く程の流行の早さだヒマラヤ山中でも電波が飛んでるという事です。
 ベンカール(休んだロッジ)から下って行くと道の両側は石垣に囲まれてます、石垣の中はジャガイモの畑とか菜の畑。良く食事に付いたホウレンソウみたいな葉っぱ。油が良くないのか旨くなくて余り食べられないでした。吊橋を2つ渡りますとモンジョへの石段割と緩やかに登れる。
 両側にロッジが有る所を登って行くとMonjo(モンジョ)この辺りリンゴの木が多くなります。以前より左程大きくなった気がしません。でもピンクの花が付いてます。土は日本ほど栄養状態は良くないのでしょうか。木の下はジャガイモなんかがを作ってある。モンジョは「サガルマータ・ナショナル・パークへ」へのチェックポストがあります。事前に東京の大使館で取った許可証を提示してスタンプを押してもらうはずだ。帰国時返してもらってないので?返してもらおう。
 シェルパ・ジャビアンさんが入って我々の行き替わりに許可を受けた。入場料を払う窓口も有ります。
 
 Josale(ジョサレ)で街道の右側に有るロッジで早い昼食。食後吊橋を渡り歩いて行き河原沿いの道になる。先の高い所に吊橋が有ります。ここがナムチェバザールへの登り口への最後の吊橋。吊橋の下で一休み。急坂を登り、吊橋を渡る、吊橋は何処の吊橋よりも多くのタルチョー(御経を書いた布)やカタが巻いて有ります。橋の上はすごく強い風が吹いて帽子が飛ばされそうでなので左手で押さえて渡る。渡り切ると急な石段を下り最後の登りを登り出す。所何所ろポーターさんが杖を荷下へつっかい棒をして休んでる。登ってくる人下ってくる人が沢山行き交う。時々ヤクもやってくるので道を開ける。

 ビューポイントへ着いて休憩、あいにくエヴェレスト方面は11時頃から昇った雲の中です。タムセルクが見えそうで雲から出てこない。曇りだけど日差しが当たり登っていくと体が暑い。
チュックポスト。サーダーが先頭を歩いて行く。 最後のつり橋へ急坂を登る。
ナムチャバザールへ向かう最後の吊橋高度は50mも有るのか渡る時下を見ると怖い、この先は急坂となる。 ナムチェバザールの入り口、摺鉢を半分に切った底に沢山ロッジ等家屋が建つ
 ビューポイントから広い道を離れて森の中の巻き道沿いで歩いて行く。通行する人が少ないし、風で砂ほこりが巻き上がらんので調子は良いです、見渡しても花は余り見られない。森の中を抜けて最終的には又本道りへ出ます。そこから暫く頑張ると、ナムチェバザール手前の売店(昔はバッテーと云ってた規模)のとこへ来て小休止。日差しが出てきたの森の中で涼しい風が吹く。
 仲間のお嬢様とかが少し遅れ出してるのでゆっくりの休み。以前ナムチェバザール・ゲートが有った所は左斜面が樹木が切り払われて畑に、森が無くなってます。ロッジの数も増築されてるのみ驚く。曲がり角で後続を待って皆が来たら先へ進むとナムチェバザールの入り口でした。
 入口からロッジまではまた15分も歩く。相当上部の方のロッジです。入り口から少し先に有った以前泊ったロッジが無くなってる。新築中のロッジの辺りだけど。
 聞くところによるとナムチェバザールでも地震が有って、つぶれた建物も有ったそうです。ロッジに落ち着いてから村を眺めると所何処ろ白い石の置いて有る場所が目に付く。壊れれこれから再建するんだろか?
 ロッジの名はアルペイン・ロッジだと。着くとテータイム。後は自由時間・売店がたくさん出てるので冷やかしに下まで降りる。見てから帰るのに石段を延々と上がるので息が切れます。高度が3400mも有る為です、歩くのもゆっくりした行動でないといけません。
クスムカングルー6370m。丘の上にアンテナが見える。
 ナムチェバザールの商店街を冷やかす西洋人。インターネットの看板も有り、IT化が進んでいて丘の上に携帯用のアンテナも見える。
???動物は食べないようだ ナムチェバザールの商店街。
トルコ石とか山サンゴ、マフラー・手袋・帽子。 ロッジ前にて。
コースタイム:パクディン7:30〜8:10トクトク8:20〜9:05ベンカール9:15〜10:00モンジョ10:15〜10:55ジョサレ12:00〜12:35最後の吊橋下12:45〜13:25小休止13:35〜14:10ビューポイント14:10〜ナムチェバザール入口15:10〜Alpne Lodge15:30着   歩行数:16357歩
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